2008年7月 4日 (金)

ご近所の子ギツネ

K牧場の若旦那から「子ギツネが巣穴から出ているぞ」と連絡をもらったので、デスクワークを放ってK牧場へと駆けつけました。

若旦那から許可をもらって、巣穴のある牧場の北の端へとジムニーを乗り入れると、キツネの子っこが巣穴の外でじゃれて遊んでいるのが見えました。若旦那の話よると、子ギツネは4匹いるそうですが、今日のところは3匹だけ確認できました。そろそろとジムニーを近づけると、普段からトラクターを見ているせいかあまり警戒することなく、子供特有の興味津々と言ったまなざしでこちらを見ています。が、それもすぐに飽きてまた兄弟同士でじゃれ始め、どこかで見ているであろう親ギツネの一声がすると、そそくさと茂みへ入っていきました。

北海道でキツネを見るのは別段珍しい話ではありませんが、ホンドキツネを日中に至近距離から観察するのは、偶然でもない限り相当至難の業です。と言うか経験的にまず不可能でしょう。何より運用している自動撮影装置にも、わずかに1回しか写っていませんから(苦笑)。そんなこともあって、ホンドキツネの撮影が叶うのは巣穴前の子っこの頃だけで、結局今日も親ギツネの姿を見ることはありませんでした。

ちなみに北海道のキツネをキタキツネと称しますが、ホンドキツネを含めどちらも大陸のアカギツネの亜種になります。英名でもRed Foxと言って、北半球の広範囲に普通に生息していますが、ホンドキツネは大陸のアカギツネやキタキツネに比べて、体型はやや小型になります。

20080704
iVIS HV30(TSN-774)

それにしても今日は暑かったですね。平野部では日中33℃近くあったとかで、赤城高原でも25℃以上の夏日、家中の窓を開け放ったのは今シーズン初です。K牧場から戻る途中、北部山沿いからやって来た夕立に追いつかれましたが、そのおかげで今はかなり涼しくなりました。天気予報ではここ数日は不安定な日が続くらしいので、明日も夕立がやって来そうです。

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2008年7月 3日 (木)

N社の名称は迷走へ

D3使いの友人から指摘されたのですが、D700にオプションのバッテリーパックやら専用のバッテリーなどを買い足すと、現在のD3の実売価格とレンズ1本程度しか変わらないそうです。重さに至ってはD3より重くなるんだとか。まあD300の価格推移から想像するとD700もすぐに下がりそうなので、彼が言うほど差が少ないことにはならないと思いますが、ボディ単体でコマ速が5コマもあれば必要十分なので、やはりD3よりD700のほうが魅力的ですね。

それにしてもナイコンの名称の付け方、いよいよ迷走の域に入ってきた感があります。FXフォーマット機にD700と振ったということは、DXフォーマット機はD600でお終いということなのでしょうかね。それともD300から先は、D310、D320と小刻みにカウントされていくとか(笑)。

ナイコンはフィルム時代のAF機からそうでしたが、一桁機以外の名称にはまったくやる気が感じられません。せめて名称からFXなのかDXなのかぐらいは想像させて欲しいものです。

もっとも一桁機すら危ういのもこれまた事実で、モデルチェンジのサイクルの早いデジタルカメラにおいては、D9すらもう目前と言えます。よもやその後D10とはならないでしょうから(笑)、さてどうなることやら。え?往年のFに戻るって?いやそっちもすでにF6まで来ているので、それでもやっぱりF10はすぐですよねぇ(笑)。

20080703
EOS-1、EOS-1N、EOS-1V、そしてEOS-1Dとキヤノンも1にこだわる余り、次はどうするのかと思っていたらMark何某と来たもんで、何とも無難な線に落ち着きました。普及機もxxDで数字だけ上がっていけばいいようなので、その辺りはナイコンより悩みは少なそうですな(笑)。

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2008年7月 2日 (水)

N社の新型フルサイズ

やってくれましたね、ナイコン様。意外に早いフルサイズ..ナイコンではFXフォーマットか..普及機の投入でした。いつもの如くキヤノンの出方..この場合は噂の絶えないEOS5Dの後継機..を見てから発表かと思っていたのですが、発売も今月中とかで、その意外な素早さに驚きを禁じ得ませんね。

全くの私見ですが、D700はD3&D300と同じ時期にすでに出来上がっていたのではないかと勘ぐっています。D3のこれまた意外に安い価格を考えると、ナイコンとしては部品を共通化した別モデルを出す必要がある..生産コスト考えるとそれは至極当然の成り行き..わけで、メカ的な部分ではD300とD700でそれを担い、特にD700は12.1メガCMOSセンサーを割り勘しているのではないかと考えます。と言いつつ、実は今月発売っていうのが一番怪しい..発売が怪しいのではなくすでに用意されている点ね..のですけどね(笑)。

D300とD700の発売時期のズレは、大きな意味ではD3とD700で初動のシェアを食い合わないようにするためと、恐らくはD3の製造プロセスに、FXフォーマット用のセンサークリーニング機能の実装が、間に合わなかったのではないかと思います。何と言っても、昨年のキヤノンの新型発表(1Ds Mk3と40D)にぶつけるのに、インパクトの強いD3は外せなかったでしょうから(笑)。

と言うことで、この度のD700はD3を低価格で市場に出すための、D300共々ナイコンの一連の販売戦略の一環であるというのが、私の勝手な憶測であります。ある意味D3とD300とD700は、三つで一つ、三位一体の戦略的商品群とも言えるでしょうね。

D3とD700では、スペックだけ見る限りでは基本的な部分はまったく同じもののようです。ナンチャッテDXフォーマットまで同じで、センサークリーニング機能など一部の機能ではD3を上回っていますし。フルサイズは欲しいが価格的にD3に手が出せず、仕方なくD300を買った人は沢山いると想像つくので、そういった人たちはさぞ割り切れないものがあるでしょうね。私のような野生動物や鳥を撮るカメラマンには、1.5倍の望遠効果のあるDXフォーマットのD300のほうが便利ですが、風景とかスナップなどフィルム時代からのナイコンユーザーには、どう見てもD700のほうが魅力的でしょう。

それにしても、D3と比べるとD700はお買い得感がありますね。D700はファインダー視野率が95%なので、旧来の一桁機..俗に言うフラッグシップモデルのこと..にこだわっている人たちには一言も二言もありそうですが、ライブビュー機能が備わっていることを考えると、それは大した問題ではないでしょう。

さて、私的に物撮り仕事で使うのにボディ性能など二の次で、そう言った意味でもEOS5Dで必要十分。なので今年予定されている..であろう(笑)..キヤノンのフルサイズの新型にはさほど食指は動きませんが、防湿庫に転がっているニッコールのMF単焦点レンズを活かす意味でも、特に高感度性能がD3と同じと言われているD700には興味津々です。

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いにしえの名機ニコンF2。30年以上も昔のカメラですが、完全メカニカル制御で見るからに写真機と言った風情は、工芸品としての美しさではキヤノンF-1と双璧です。機能面からして、もうさすがにこれを使って写真を撮ろうとは思いませんが、この当時のフィルムカメラは全てフルサイズだったなぁと、思わず遠い目をしてしまいます(笑)。

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2008年7月 1日 (火)

この芽なんの芽?

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今、赤城高原のそこら中の畑に顔を出しているこの芽。これを見て何の作物か判る人は、よほど好きな人か関係者だけでしょうね。
Caplio R6

少々必要に迫られ梅雨のシーンを撮らなければならないのですが、どうにも当てが外れて梅雨の晴れ間が続いています。必要に迫られてと言うか、現在仕事場に缶詰めで作業してるビデオ編集で、以前用意してあったシーンが今一つイメージに合わない..もともと違う目的で撮ったものなので仕方ないと言えばそうなんですけど..ので、ちょうど今はその季節と言うこともあって、近くのブナ林にでも撮影に出たいのですが、なかなか思うようになりません。取りあえず夏の章を飛ばして、他のプロジェクトに取り掛かっている次第です。

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2008年6月30日 (月)

クリスタル・スカルの王国

19年降りの新作となる、ハリソン・フォード主演のインディ・ジョーンズシリーズ第4作、「クリスタル・スカルの王国」を観に行ってきました。原作ともども本シリーズのファンとしては、内容なんてどうでもよく(笑)、例のインディ・ジョーンズのテーマ曲に乗って、お馴染みのインディスタイルがスクリーンで観られるだけで、それはもう本望というものです。

20080630

ネタバレしては拙いでしょうから、内容については詳しくは掛けませんが、もう行き着くところまで行ったかといったようなひねりに、エンターテインメントの魔術師たるスピルバーグの真骨頂を見た思いです。そもそも大昔の遺跡群については、オーパーツの存在含めその説明がつかないことが多い..実際に見た人も正確な資料も残っていないので当たり前なのだが..わけで、その辺りの解としてはまあ無難な落としどころと言えるでしょうね。

ところどころお約束のように、「レイダース」や「最後の聖戦」のパロディが出てくるので、本作品を見る前に、シリーズの前作品を見ておいたほうがより楽しめるというものです。ハリソン・フォードもさることながら、マリオン役のカレン・アレンなんて随分と見た目の印象も変わってしまってましたが、レイダースファンとしては、彼女の出演には感慨深いものがあります。

余談ですが、日本では「インディ・ジョーンズ」で通っていますが、原題は「インディアナ・ジョーンズ」です。主役のインディの本名は「ヘンリー・ウォルトン・ジョーンズ・ジュニア」と言い、インディアナが子供の頃に飼っていた犬の名前であることは、前作の「最後の聖戦」で明らかになっていますね。

夏休みに下の倅を映画に連れて行く約束になっているので、私はもう一度本作品を観ようと思っています。

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2008年6月29日 (日)

メイキングオブアース

Amazonに注文してあった映画「アース(earth)」のDVDが届きました。プレミアムエディションのほうを手に入れたので、取りあえず本編は後回しにし(笑)、まずは特典ディスクに収録されているメイキング映像を視ました。

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私は撮影する側の立場でもあるので、この手の映像は非常に興味深く見られるのですが、反面、やはりお金をかけないと撮れない映像があることを、あらためて思い知らされるのであります。高価な特殊機材もさることながら、特に航空機を使った空撮シーンなど、表現者を目指すものとしてもう必涎意外何ものでもないですね。

さて今晩は、スコッチでも傾けながら本編のほうを見ますか。

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2008年6月28日 (土)

梟親子

このフクロウは巣立ってまだ10日ほど。羽が生え揃ってないので、枝渡りをするだけで精一杯です。日中はそのほとんどを寝て過ごしていますが、時折目を開けて周囲を見渡しては、あくびを繰り返しています。一応は親もすぐ近くにいるのですが、こちらも同様に寝ていることが多いですね。

20080628
巣立った幼鳥は3羽で、他の2羽は葉の陰になって見通せない場所にいました。別段隠れているわけではなさそうで、たまたまそのような配置になっただけのようです。

20080628b
こちらは雌親。寝ているとは言っても、やはり何か物音がすると、目を開けてその方向を凝視しています。

XL H1(EF28-300/3.5-5.6L IS)

昨日のオオタカも然りで、基本的にこの手の映像はあまり載せない主義ですが、今シーズンは生きものでもとりわけ鳥類のハイビジョン撮影に力を入れているので、まあたまには良いかと。

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2008年6月27日 (金)

若タカ巣立つ!

オオタカの営巣木がある林に近づくと、すぐに幼鳥の甘えたような鳴き声が聞こえてきました。仲間内では今週辺り巣立ちではないかと話していましたが、どうやらその通りになったようです。

現場にはすでに大御所のS氏が現着しており、朝からの状況について聞き取りしたところ、2羽とも無事であるとのこと。畑に行く途中だったというS氏..実は私もクライアントに向かう途中だったりする(汗)..と別れた後、注意深く木々の隙間から樹冠を探して歩いたところ、ほどなく幼鳥の無事な姿を確認できました。1羽は盛んに樹冠を飛びながら移動し、もう1羽はジッとしてほとんど動かないところを見ると、巣立ち日に若干のずれがあったようです。

やがてケーケーケーという警戒音を発しながら親が餌..一瞬だったが小鳥だったのが判る..を運んできたので、機材を肩に静かに林を後にしました。

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恐らく先に巣立ったと思われる元気な幼鳥

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まだおとなしくジッとしている幼鳥

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餌を運んできた雄親

iVIS HV30(TSN-774)


甘えたように親を呼ぶ幼鳥。背景の音は車の走行音ですが、自然保護のシンボルバードのように扱われる彼らも、実は驚くほど賑やかな場所で営巣するペアもいるのです。幽山深谷よりも、むしろこういった平野部の人里のほうが、餌動物の種類からして彼らの生活に適していると言えます。
MP3 128kbps/48KHz

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2008年6月25日 (水)

蝦夷鳴兎

神々の遊ぶ庭で撮影していたウサギとは、このナキウサギのことです。

20080625
正式にはエゾナキウサギ(蝦夷鳴兎、Pika)と言って、日本での生息は北海道の亜高山帯に限られますが、近縁種はユーラシアや北米など北半球に広く分布しています。日本で最初に生息が確認された置戸町辺りでは、その昔はゴンボネズミと呼ばれ、植林地を荒らすネズミ..すなわち害獣..だと思われていたようです。ちなみにアイヌ語では何と呼ぶのかと調べたところ、不思議とアイヌ語では名前が付いてないそうです。

先日「氷河期の生き残り」と書いたら、そんなに長生きなのかと言っていた人がいましたが(笑)、氷河期に大陸と地続きになった北海道に、当時シベリアから渡って来てそのまま居着いたことから、そのように表現されているだけで、決して長生きなわけではありません。ただ、氷河期が終わって温暖な気候に推移するにつれ、暑さから逃れるように標高の高い地域へと避難してきたため、現在は道内でも大雪山系など、亜高山帯の岩場にのみ見られるという次第です。

20080625b
季節は初夏、折しもガレ場にヒメイソツツジが咲き乱れており、ナキウサギが何度か姿を見せていた岩の近くにビデオカメラを設置して待機。小一時間ほど待った後、ピチッという鳴き声と共に、狙い通りの位置に姿を見せてくれました。重い機材を背負って歩き回った苦労が、報われる瞬間です。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年6月23日 (月)

再び神々の庭先へ

週末の観光客でごった返す世界遺産知床..旅に出ると暦を忘れてしまうのだ..を這々の体で逃げ出し、再び神々の庭先へ。今朝の上川地方は深い霧に覆われ、雲海の下に深く沈んでいたが、さすがに雲上人である神々の庭は快晴無風。しかし、スチルにビデオにと機材を詰め込んだバックパックと三脚は重く、半日岩場を登ったり降りたりと歩き回ったら、すっかりバテてしまった。色々撮影したのだが、もうビデオテープを見返すのも面倒なので、今日はこれまで。

20080623
久しぶりに見た白い虹。

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気温も朝は8℃しかなかったのに、日中は28℃まで上がったらしい。道理でバテるわけだ。

GR DIGITAL

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