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2006年2月27日 (月)

It has gone.

20060227
猛烈な北西の風に乗って知床から流氷が消え去りました。

昨晩は低気圧の通過に伴う暴風が全道的に吹き荒れました。ウトロは気温が高かったせいで雪にはならず、横殴りの雨に激しく窓を叩かれました。一夜明けて風の勢いは弱まりましたが、晴れて気温が下がったせいで、路面は見事にツルツルです。プユニ岬へ流氷の様子を見に行きましたが、幌別周辺にわずかに残っていた屑氷さえも、ご覧の通りきれいサッパリ無くなっていました。流氷が無くなって海が開けたことと言い、急激に減った積雪量と言い、気温の高さと言い、まるで春が訪れたようです。
GR DIGITAL 1/870 F8 ISO64

20060227b
知床連山の麓の山肌も、日に日に露出してきていますね。
GR DIGITAL 1/350 F9 ISO64

20060227c
気温の高さにどこかシカも眠そうです。
XL H1 XL5.4-108L IS II
108mm F5.6 1/180


20060227d
半島基部の峰浜から望むオホーツク海。こちらもやはり流氷の欠片も浮いていません。
GR DIGITAL 1/620 F9 ISO64

20060227e
これだけ強風が吹いていても、ワカサギ釣りは止められないようですね(笑)。そしてワシ達もいつもと何ら変わらないようです。
XL H1 LEICA APO-ELMARIT-R180/2.8
1/840 F22 (EFアダプターXL使用)


20060227f
とある川に架かる橋に旗が並んでいました。昨年までは見掛けなかった光景ですが、F君によれば、この河川流域でカムイの生息が確認されたからだそうです。では何故に橋の欄干に旗が並ぶのかと言えば、河川に沿って移動するカムイは、橋を通過する際にぎりぎりの高さを飛ぶため、通りがかった車との交通事故が絶えないのです。写真にあるような高さのある旗は、カムイに注意を喚起するためのものなのです。
GR DIGITAL 1/25 F5.6 ISO154

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