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2006年2月20日 (月)

美しい海鷲

20060220
見れば見るほど美しいワシですね、オオワシは。

オオワシは白黒ツートンの羽毛に黄色い巨大な嘴が特徴の極東最大の海ワシです。ロシア沿海州からカムチャツカ半島にかけて生息数はわずかに4000羽ほどで、国内では無論のこと、IUCN(国際自然保護連合)から絶滅危惧種に指定されている他、日露渡り鳥条約の保護指定種でもある貴重な鳥です。半数近くが冬鳥として日本にやって来ますが、そのほとんどが道内で越冬することが確認されています(少数が本州以南にも南下します)。とにもかくにもワシ好きの私は、彼らに出会うために毎冬渡道を繰り返すと言っても過言ではありません。
EOS-1D MarkII N EF500/4L IS F5.6 1/60 ISO200
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餌を見つけて流氷上から飛び立つオオワシの成鳥。見つけたと言っても大抵は他のワシ、特に自分より体が小さいオジロワシの若鳥等の餌を横取りすることが多いですね。ワシですから野性味あふれるハンティングとかを期待したいところですが、彼らにしてみれば他の鳥から簡単に餌の上前がはねられれば、それが最も効率且つ省エネなのでしょう。
EOS-1D MarkII N EF500/4L IS F5.6 1/1000 ISO200
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全面結氷した風蓮湖を見渡す崖の上に、新しいオジロワシの巣を見つけました。昨年はもう少し南側の林の中の古巣を利用しましたが、今年は新居で子育てをするつもりなのでしょうか。フィールドスコープで子細を観察しましたが、大きい体に似合わずなかなか技巧派な巣を作りますね。
EOS 5D EF28-300/3.5-5.6L IS F8 1/350 ISO100
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風蓮湖の岸に近い氷上に、シカの成獣の死体がありました。死因は不明ですが、ハンターや駆除によるものではなさそうです。カラスたちがまさに黒集りとなって群がっていましたが、写真を撮るために近づくと一斉に逃げて、遠巻きに様子を窺っていました。ある生き物の死がそのまま他の生き物の糧となるのが、野生の世界の掟ですね。
EOS 5D EF28-300/3.5-5.6L IS F8 1/350 ISO100
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20060220e
今年も走古丹にてエゾシカの個体数調整のための捕獲・駆除が行われていました。その影響なのでしょう、今日は15頭しかシカを見ていません。多い時は2000を越える数をカウントしたこともあるのですが。その代わりと言っては何ですが、駆除の痕跡(解体の痕ですね)が結構残ってました。写真はシカを狙い撃つためのやぐらです。
GR DIGITAL 1/640 F9 ISO64

20060220f
落日を期待して粘ったのですが、あいにくの雲に阻まれて今日の撮影は打ち止め。今宵の湯は尾岱沼の浜の湯にお世話になりましょうか。
GR DIGITAL 1/800 F9 ISO64

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