小栗の黄金
北海道から戻ったら子供たちをスキーに連れて行く約束だったのですが、やっぱり春休み映画を見に連れて行けということになり、まずは「ワンピース カラクリ城のメカ巨兵」を見に行ってきました。我が家は親子揃ってのワンピースファンなので、春休みの新作映画は欠かせません。何しろ犬の名前に「チョッパー」と付けようとしたくらいですから(笑)。
映画の後、午後は松井田の上増田にあるフクジュソウ(福寿草)の群落地へ行ってみました。見頃はもう半月くらい前のようですが、探せばまだ良い感じの株がいくつか見られました。今日は久しぶりに銀塩機を持ち出し、R6.2にRDPIIIを詰めデジタルと交互に撮影しましたが、フィルム撮影の緊張感というのは、それを経験してきた者にとっては何にも代えがたいものがありますね。
そう言えば、群落地内の散策コースに留まって撮影するのは迷惑だろうと、ひっそりと外れの端の方に咲いている株を見付け撮影していると、写真趣味と見られる年配の御仁が次から次へとめざとくやって来ては、背後で撮影の順番待ちしていくのには閉口しました。自分で被写体を探すという努力はできないものでしょうかね(苦笑)。
余談ですが、ここ上増田のフクジュソウには言い伝えがあって、徳川幕府の勘定奉行であった小栗上野介(領地は現在の旧倉渕村権田)が、幕末の混乱期に幕府再興を願って軍用金を埋めて隠した..が、結局それが日の目を見ることはなく、その時埋められた小判が黄金色に輝くフクジュソウとなって今の世に咲くのだそうです。いわゆる徳川埋蔵金の類の伝説ですが、夢として語るだけならまさにロマンですね。あ、そう言えばワンピースも海賊王が隠した「ひとつなぎの大秘宝」を探すというのが原作の大筋のストーリーでしたっけ(笑)。
近くにロウバイの咲いている場所もあるのでついでに寄ってみましたが、こちらはそろそろ終わりに近い感じでした。こちらの見頃は2月の上旬くらいでしょうかね。
GR DIGITAL 1/410 F8 ISO64
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