誰の仕業?シカの仕業
高原レタスもそろそろ終盤を迎え、代わって蒟蒻の収穫時期がやって来ました。我が村の蒟蒻..製品としてのコンニャクではなくいわゆる蒟蒻芋のこと..生産量は日本一で、群馬県だけで国内の90%近い生産量を誇ります。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 16mm
F5.6 1/60 ISO100 Picture Style「スタンダード」
写真は近所の蒟蒻畑ですが、よく見ると畑の際の何本かが倒れていました。蒟蒻は収穫を迎える頃になると萎れて自然に倒れるのですが、地面をよく見るとシカの足跡が残っているのが判ります。蒟蒻の葉には病気予防に硫酸銅と石灰、それに亜鉛を混ぜたボルドー液を定期的に散布するので、野生動物や虫による食害はほとんどありません。もちろんこの場合シカも例外ではないので、恐らく畑を横切ろうとして彷徨いた際に踏み倒してしまったのだと思います。このような光景は近所の蒟蒻畑では普通に見られますが、最終的に農産物として利用されるのは地面の下の芋なので、被害と言ってもほとんど気にもされていません。
ちなみにコンニャクの消費量日本一は山形県。言わずとしれた有名な芋煮会の影響ですね。
« 玉原の紅葉とブナ不作 | トップページ | 照葉峡の紅葉と生どら »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
蒟蒻畑を始めて見ました。こんなところでも野生動物の被害があるなんて!
投稿: 花 | 2006年10月19日 (木) 17:19
蒟蒻畑を初めて見た人は、何が植わっているのかまず判らないと思います。それにおでんに入っているコンニャクから蒟蒻芋を想像するのはかなり難しいですよ(笑)。
投稿: BigDipper | 2006年10月19日 (木) 20:30