オジロの若鳥
再び一昨日のような暴風雪を警戒しましたが、結局昨晩はそれほどでもなく、夜が明けてみれば普通の雪模様の天候で済みました。昨日緊急で入ったデスクワークをやっつけ仕事で片付け、早々にウトロ周辺を巡回です。
オホーツク海側の流氷は場所によって随分と様子が異なります。プユニ岬から眺めた限り、ウトロ付近にはほとんど見られませんが、真鯉から日の出にかけてはそれなりに接岸しています。流氷情報センターの海氷速報によれば、ちょうどその辺りだけが流氷本体とつながっているようです。
GR DIGITAL F7.1 ISO64
まだ若干の吹雪模様ですが、流氷原を双眼鏡で眺めると、あちこちにワシ達の姿が見られます。
Canon XL H1
EF28-300/3.5-5.6L IS + EFアダプターXL
流氷原のみならず、まだ海岸段丘上で様子を窺うワシも多数見られます。幌別~日の出間を2時間余りでカウントして回りましたが、オオワシ48(うち亜成鳥17)、オジロワシ7(うち亜成鳥4)、ハヤブサ1を数えました。
GR DIGITAL F8 ISO154
オシンコシン崎でワシを撮影中、私が知床入りしている情報を嗅ぎ付けた標津のF君が電話をしてきました。今ならオジロの若鳥が近くで見られるとのことで、それならばと、午後は急遽根北峠を越えて根室海峡側にやってきました。写真は標津郊外の某河川支流にて撮影したオジロワシの若鳥。ここは標津在住のF君のフィールド内で、彼が調査で追跡しているオジロワシの若鳥が見られるところです。ここのペアは一昨年・昨年と連続して繁殖に成功しており、それぞれ2羽ずつ幼鳥を巣立たせています。F君によれば、この若鳥は一昨年生まれの個体とのことですが、さすがに地元の観察者の目は鋭いですね。
Canon XL H1
EF400/5.6L + EFアダプターXL
夜は標津温泉でサッパリした後、F君宅に上がり込んで情報交換をしつつ飲んだくれてウィ~。酒のつまみはシカのスモーク。知り合いのハンターが獲ったものを分けてもらい、桜のチップで軽く燻したとのことで、もう香り味ともに最高でした(笑)。そんなF君も第2子が生まれるとのこと、奥さんもこれから大変そうでしたが、そんな中で歓待していただき感謝感謝であります。
GR DIGITAL F2.4 ISO154
コメント
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うぅぅぅぅ・・・見るだけで寒そう。
また冬眠にもどりそうだわ。あぶないあぶない。
色々ありがとうね!
投稿: Tomonkey | 2007年2月18日 (日) 17:58
今年はそんなに寒くないよ。
赤城高原とそんなに変わりない感じです。
ただ雪はやはり多いけどね。
投稿: BigDipper | 2007年2月18日 (日) 19:44