GRDの復帰と梅林
先月の道東取材中、GR DIGITALの沈胴式レンズが引っ込まなくなるというトラブルが発生。以前使っていた同社Caplio R1でも同様なトラブルを経験しており、結構アクロバティックな仕掛けでレンズを出したり引っ込めたりしているようなので、同社製のレンズユニットに起因する何か慢性的な問題でもあるのでしょうかね。
取材から帰って早々にメーカーに修理に出していたのですが、先日一週間ほどで手元に戻ってきました。調査等で山へ入るときは常に一眼レフカメラを携行しているので、コンパクトデジカメが無くとも撮影に支障はないのですが、さすがに簡単なスナップやメモ代わりの撮影には不便を強いられていたので助かります。
GR DIGITALを使い出して1年以上経つので、メーカー保証はすでに対象外です。修理費の見積もりによっては機体の更新..仮にその場合でもGR DIGITALを再度買うオプションはない..も考えていたのですが、意外にも無償修理で帰ってきました。修理伝票の診断症状に「ショック/鏡胴破損」とありますが、トラブル発生前にGR DIGITALを落としたりショックを与えたりしてはいないので、やはり少々腑に落ちませんね。頼んでもしないファームアップの書き換えも行われていますし。
まだしばらくはGR DIGITALを使っていきますが、予備としてもう一台のコンパクトデジカメを用意した方が良さそうですね。
昨日は仕事で高崎まで出張、夜はそのまま関係者との飲み会。今朝は寝不足の目をこすりつつ、箕郷の梅林に寄り道してきました。ニュースで今週末見頃を伝えていただけあって、朝からひっきりなしにバスがやって来てなかなか賑やかです。肝心の花もほぼ満開と言っていいでしょうね。通りがかった農家の人と立ち話をしたところ、昨年より一週間以上早いようなことを言ってました。明らかに暖冬の影響でしょうね。
GR DIGITAL F5.6 ISO64
車には先日仕事で使ったハッセル一式が積みっぱなしになっていたので、余っていたブローニーフィルムで少し撮影して歩きました。しかしやや二日酔い気味だったので、小一時間でギブアップです(苦笑)。
GR DIGITAL F5 ISO64
プラナー80mmにエクステンションチューブ32をかませると、レンズフードの先端ギリギリまで寄れるので、そこそこのクローズアップ撮影ができます。ハッセルにはマクロプラナー120mmというマクロレンズがありますが、実際はマクロを謳うほどは寄れないので、エクステンションチューブとの組み合わせが現実的と言えますね。
GR DIGITAL F3.5 ISO64
ハッセル担いで梅林を歩いているとき、突然すぐ足下にコジュケイが姿を現しました。少し前に「チョットコイ、チョットコイ」と鳴いていたので、近くにいるのだろうと思ってはいましたが、この距離での接近遭遇は久しぶりのことです。そもそも北毛エリアでは滅多に見かけることもありませんし。もちろん驚いたのはコジュケイも一緒で、わずかな刹那の間にあわてて走って逃げていきました。脱兎の如くというのは、まさにああいう状態を差すのでしょうね(笑)。
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