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2007年3月 8日 (木)

お目覚め

20070308
一昨日より一つ東側の谷を踏査したところ、雪上にクマの足跡を見つけました。我が北部山域フィールドでは最も早いクマの痕跡になります。よく見ると足跡のエッジがとれており、恐らくはこの一週間ぐらいの間に付いたものと思われます。大きさもさほどのものではないので、若い雄のクマでしょうか。いずれにせよしばらく山歩きは要注意ですね。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 10mm
ISO400 Picture Style「スタンダード」

20070308b
早春に咲く黄色い花といえば、里ではロウバイが挙げられますが、山ではダンコウバイかマンサクですね。特にこのマンサクは「豊年満作」が名前の由来とあって、山では縁起が良いと言われています。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 DPP2.2 Picture Style「風景」

昨日と言い今日と言い、寒の戻りとでも言うのでしょうか、まるで冬に逆戻りしたかの如く寒いですね。踏査を終えてからまだ時間があったので、近くの定点に入って観察を始めたのですが、日陰だったこともあって震え上がるような寒さでした。歩きが前提でダウンもアンダーウエアも持ってこなかったのが敗因です。沢沿いでは気の早いミソサザイが賑やかに囀るようになりましたが、山ではまだまだ冬に勢いがあるようですね。

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