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2007年5月 1日 (火)

オオタカの食痕

考え事に頭を巡らせつつ、仕事部屋の窓の外をボンヤリ眺めていると、オオタカ..近所で営巣中の雄と思われる..が雨をついて低空で飛んでいるのが視界に入りました。すかさず窓辺の双眼鏡で視野に捉え行方を追尾すると、500mほど離れた農道に沿った畑の際に突っ込むのが判りました。折しも農道を軽トラックが上がってきてすぐ側を通り過ぎましたが、飛び立つ気配がありません。どうやら何か獲物を捕獲したようです。見に行こうかと家を出る寸前に携帯が鳴ってPCの前に引き戻されてしまいましたが(苦笑)、その後に用事で出掛けたついでにオオタカが突っ込んだとおぼしき辺りを探してみると、やはり何か獲物にありついていたようです。

20070501
農道沿いの畑の畦に羽毛が散らばっていました。羽毛を見る限りキジの雌のようです。
GR DIGITAL F3.2 ISO64

20070501b
獲物の捕獲地点よりさらに20mほど離れた農道上に、キジの翼と骨数点が落ちていました。やはり襲われたのは雌ですね。オオタカは捕獲地点ですぐ獲物をバラして、胴体だけをどこか安全な場所..食事するところは大体決まっている..へ運んだようです。近くの畑にハシボソガラスがたむろっているところを見ると、恐らくこのキジの残渣は彼らがここまで運んだのでしょう。それが証拠に私が記録写真を撮影して現場を離れると、途端に飛んできて残渣をつつき始めました。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

今朝、近くの演習林でキビタキとヤブサメを確認しました。ヤブサメは声だけですが、赤城高原では今シーズン初認になります。

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コメント

最近良くこのページを参照させていただいてます。私はみなかみ町の出身で、現在東京でサラリーマンをしてるものです。
ここ数年、忘れ掛けていた自然に興味を持ち、色々なサイトで勉強させていただいてます。
自身は、前から鳥類(特に猛禽類)に興味があり、写真撮影などを昨今はじめてみた初心者です。自分の田舎を住処として色々研究されている方に改めて敬服いたします。
自分引退したら戻ろうとは考えてますが、まだ十数年後の話です。
本題に入りますが、私は林学の大学を経て現在は全く異なる業種で仕事してますが、赤城高原には
(昭和村側)よく演習林にいきました。
友人も多く(大半は農業に従事)オオタカの写真サイトからこのページにたどりつきました。
大学で上京するまでは良く遊んだ場所なのに、こうして振り返ると懐かしくもあり、また故郷の自然に恵まれていたことを改めて感じます。
赤城高原のオオタカの生息数はどのくらいなものですか?抽象的な質問ですが、保護活動なのおこなっている団体などはあるのでしょうか?
そのへんの事、教えていただけると幸いです。
勝手ながらメールさせていただきました。

林さん、はじめまして。
ローカルな当ブログをご覧頂きありがとうございます。

> また故郷の自然に恵まれていたことを改めて感じます。

みなかみ町(旧水上町)は、奥利根を始めとして自然が色濃く残る、県内屈指のバックカントリーですね。厳冬期を除いた私のフィールドでもあります。

> 赤城高原のオオタカの生息数はどのくらいなものですか?

残念ながら私はその情報を持ち合わせておりません。県内に範囲を広げたとて、詳しく調べている団体や機関はないので、生息数に至っては推測の域を出ないと思われます。

> 保護活動なのおこなっている団体などはあるのでしょうか?

全国区だと日本オオタカネットワークが知られていますが、県内には今のところ専門の団体はないです。緊急に保護が必要なケースでは、日本野鳥の会の県支部にある調査委員会で対応しています。

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