ようやく梅雨入り
ようやく関東地方も梅雨入りしました。首都圏の水瓶と言われている奥利根の矢木沢ダムでさえ、その貯水率は51%となっており、早くの梅雨入りが期待されていましたが、結果的には例年の6日遅れということです。
さらに世界的にラニャーニャ現象が発生しているため、今夏は猛暑になるとの予想が出ており、そこにきて梅雨明けが早まるようなことにでもなれば、今夏の水不足は決定的となります。また、質量保存の法則とでも言いましょうか、地球上に存在する水の総量に変わりはないわけで、もし日本で渇水騒ぎとなるようであれば、その分どこかの国で大雨が降る可能性があるわけです。
異常気象と言われて久しいですが、人間のコントロールの及ばない気象現象だけに、いやはや何とも困ったものです。
今年は庭のヤマボウシが沢山花を付けてくれ、家人を喜ばせています。
EOS-1D MarkIII APO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8
DPP3.0 ISO200(C.FnII-3) Picture Style「忠実設定」
【本日のMarkIII】
MarkIIIはファインダー部が新規設計され、新型スクリーン(Ec-CIV)を搭載すると同時にファインダー倍率が0.76倍にアップしました。先代のMarkIIは0.72倍でしたが、その数字以上の見易さを感じることが出来ます。新型スクリーンもザラザラ感が減り、暗い場所での視認性も向上したようです。やはり一眼レフである以上、ファインダーの造作にはこだわりたいですね。
さて、ファインダー関係で言えば、今回アイカップのサイズ変更も行われました。従来品と見た目はほとんど一緒なので最初は気が付きませんでしたが、ローアングルで撮影しようと現場でアングルファインダーCを取り付けてみて、サイズが合わないので少々慌てた次第です(汗)。
EOSシリーズのアイカップには、1系のものの他、EOS-3(フィルムカメラ)などの主に視線入力を備えたシリーズ用の2種類が存在しますが、MarkIIIは前述の倍率アップと引き換えに後者と同じ取付口に変更されました。で、実はアングルファインダーCには最初から両方のタイプに取り付けできるよう、変換アダプター..前者用がEc-C、後者用がEd-C..が同梱されているので、がらくた箱をひっくり返して何とかそのアダプターをサルベージして事なきを得ました。
ま、ローアングルやマクロ撮影をしない人には関係のない話ですが、そんな細かな変更点もあったということで(笑)。
コメント
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私は、MarkⅡNで使っていたアンチフォグアイピースEgが、MarkⅢで使えなくなったのが痛いです。
投稿: fieldnote | 2007年6月14日 (木) 20:48
EgはMarkIII用ですよ。MarkII以前のはEcですね。
私の場合、使い方が荒いせいかアンチフォグアイピースは1シーズンしか保たず、どうせ毎年買い替えなので気にしていません。それに冬はまだ先ですし(笑)。
それより5D、及び2桁Dシリーズ用のアンチフォグアイピースを何とかして欲しいです。
投稿: BigDipper | 2007年6月14日 (木) 23:17
>EgはMarkⅢ用ですよ。MarkII以前のはEcですね。
おっと、そうでした。うっかりしていました。
私も2桁Dシリーズ用はぜひ製品化してほしいと思います。
それにしても毎年買い替えは大変ですね。
投稿: | 2007年6月16日 (土) 09:17