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2007年6月12日 (火)

尾瀬初日

今シーズンの尾瀬初日です。この夏は尾瀬に咲く花々をハイビジョンで記録していく予定なので、撮影もこれからが本番になります。同時にデジタルカメラでも撮影するので、ブログにはそちらの画像をアップしていきたいと思います。

とは言いつつも、早ければ8時頃にはハイカーだらけになるので、木道上という制約の中でビデオとスチルの二段構えの撮影ができるのも朝の内だけになります。もっとも、人が多いとビデオ撮影だけでも厳しいのが現実ですが。

尾瀬では木道は一応2列ありますが、通行の妨げになるような撮影は避けることを自分に課しており(と言うか当たり前のことですね)、人の流れによってはひたすら待つこともしばしばで、1シーンを撮るために30分くらい費やす場合もあります。

1シーンにつき最低でも30秒の映像クリップを抑えるわけですが、木道上を歩く人の流れを読んで、その30秒間のインターバル..実際は木道を伝わる振動の伝播も計算に入れる必要があります..を素早く見極め、いかに早くセッティングしそしてどれだけ早く撤収できるか。それが尾瀬でビデオ撮影を行うポイントですね。

20070612
燧ヶ岳のスカイラインが朝の光に浮かび上がる中、朝一で鳩待峠から入ったハイカーたちが、足早に竜宮方面に歩いていきます。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 70mm

20070612b
ミズバショウの見頃はとうに過ぎていますが、丹念に探せばまだ被写体になってくれそうな株を見つけられます。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612c
花の開きかけたショウジョウバカマ。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612d
気の早いワタスゲがもう果穂になっていました。自慢の綿毛が朝露に濡れています。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612e
中田代では木道沿いにヒメシャクナゲが見られました。
EF-S18-55/3.5-5.6II 28mm

20070612f
朝の斜光で池塘に浮かび上がるミツガシワ。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 235mm

20070612g
朝露に濡れるミツバオウレン。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612h
朝まだ暗い内は花が閉じているタテヤマリンドウも、復路では結構見かけるようになります。
EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm

20070612i
ミズバショウの終わった下ノ大堀川ポイントより至仏山を望む。川面に映る雪形はこの季節ならではですね。
EF-S18-55/3.5-5.6II 46mm

EOS30D ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

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コメント

うぉ~っ!
やられたぁ~!
って感じです。
これは行かなければいけない!と思わせて
くれますね~
まいった!

 私も今日、会社サボって奥日光に行ってました。野鳥の録音がメインのつもりでしたが、平日でも車が多いし、6:30くらいからエゾハルの大合唱が始まり音の方はイマイチでした。戦場ヶ原ではワタスゲの穂がかなりイイ感じになっていましたよ。
 尾瀬も花の季節が始まっていますね。そして、木道での三脚、気を使いますよね。私も人が歩いてくるのを片目で確認しながら「5、4、・・・1 カット!」と心の中で叫んでポーズボタン押していました。同じ木道に乗られるとモロ振動が伝わり画面がブレますからね。
 明日あたりから雨の季節になりそうな気配ですが、私も梅雨の晴れ間を縫って尾瀬に再トライしてみるつもりです。でももう平日は無理そうです。
 あっ、今自宅で今年初めてカッコウの声を聞きました。日光ではうるさいくらいでしたが・・。

【♂KUMAさん】

ちょっと撒き餌をしてみました。釣られてみますか?(笑)

【densukeさん】

ちょっと前に竜頭ノ滝にトウゴクミツバツツジを見に行った帰りに戦場ヶ原も覗いてみましたが、その時はまだワタスゲはチラホラでしたね。

> あっ、今自宅で今年初めてカッコウの声を聞きました。

この書き込み中ですが、私のところはホトトギスがうるさいくらいよく鳴いています。

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