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2007年6月22日 (金)

フォトトレッカー

超望遠レンズ付きの一眼レフを収納するカメラバッグ(バックパック)の定番と言えば、ロープロ(Lowepro)のトレッカーシリーズが最もメジャーではないでしょうか。

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私が現在使用しているのはフォトトレッカーAWIIというモデルで、フォトトレッカーとしては3代目の製品になります。前モデルとサイズや容量は変わりませんが、ショルダーハーネスやウエストベルトが上位モデルであるプロトレッカーなどと同一の仕様になり、背負い心地は向上しました。前モデルはそのハーネスが収納できることが特徴の一つでしたが、金属製の金具に樹脂のフックを引っかけるタイプだったので、歩行時に耳元でギシギシと耳障りな音を発していたのと、何より強度に不安がありましたね。

名称のAWはオールウエザーを意味し、ジッパーが防滴仕様になっているほか、底部にレインカバーを標準装備しています。もっとも私は雨の日にポンチョを着るので、レインカバーを使用したことはありませんが。

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蓋の開閉は、先だって紹介したマウント・ダックスのCS-PRO2000とは異なり、この手のバッグに多くみられる表側がフルオープンするタイプです。普段使用するスチル用の機材はほぼ収納可能で、容量については申し分なく、サイズも海外取材時に機内持ち込み可能な大きさです(※)。

※この点についてはあくまで個人的な経験に基づくもので、それ自体を保証するものではありません。手荷物として機内持ち込み可能か否かは、利用される航空会社にご確認ください。

写真の例だと、EF500/4L IS + EOS-1D(EF1.4xの装着も可)、EF28-300/3.5-5.6L IS + 30D、EF2x + EF1.4x、EF-S10-22/3.5-4.5(またはEF17-40/4L)、EF50/2.5マクロ、LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8、それに予備バッテリーとアングルファインダーを収納しています。

その他、雨具は蓋部に用意されているスリット状のポケットに、食料は取り外し可能なトレッカーディパックに、GPSなど小物類はサイドのポケット(脱着可)に収納しています。また、三脚をサイドに装着できるよう専用のアクセサリーが用意されていますが、私の場合はそこに携帯用の折り畳み椅子を装着しています。

一応、EF600/4L ISも強引に収納はできますが、その場合はボディを外す必要があるのと、上の写真のような3列ではなく2列に仕切る必要があります。当然収納する機材も限られてくるので、撮影目的が明確になっている場合に限定されますね。もし常時600mmクラスのレンズを使用するのであれば、一つ上のプロトレッカーのほうが良いでしょう。

【本日のMarkIII】

MarkIIIの新機能の一つにライブビュー撮影があります。ファインダーを覗くことなく背面の液晶モニターで撮影することができるというもので、コンパクトデジカメでは当たり前の機能です。ではなぜ一眼レフでは当たり前ではないのか?という説明はカメラ雑誌でも読んでもらえれば詳しく判るので割愛しますが、要するに一眼レフたる所以のミラーの制限によって、撮影前の像を液晶モニターに映し出すことができないわけです。それならばミラーアップしてしまえば良いではないか?そうです、その単純な理屈から実現したのがMarkIIIのライブビュー撮影機能なのです。

実際にライブビュー撮影を行うと、パシャッという音とともにミラーがアップ..と同時にファインダーはブラックアウト..し、ワンテンポ遅れて液晶モニターに像が映し出されます。カスタムファンクション(C.FnIV-16)の設定でリアルタイムで露出の変化を確認できるようになりますが、AF測距に使用するサブミラーまでもが後退してしまうため、自ずからAFは使えなくなります。つまりMarkIIIのライブビューはMF専用となってしまうわけです。液晶モニターの像を5倍・10倍とマグニファイングできる仕様からして、メーカー側ではスタジオ等で三脚に載せて使用することを想定しているようなので、この点については仕方ないと言ったところでしょうか。

ま、そんなことで当初私はライブビューには興味がなかったのですが、いざ現場で試してみるとこれが結構使えそうな感じなのです。例えば、ローアングルで撮影したいが下がぬかるんでいて伏せることができないとか、撮影スペースの関係でしゃがむことはできるが伏せることはできないとか、そういったシチュエーションですかね。もちろん三脚を使用することが望ましいのですが、スタビライザーを装備したレンズの場合、体の前後方向の揺れに気をつければ、そんなにブレを心配しなくても歩留まりの良い結果が出せそうです。ちなみに先日のショウキランの写真はライブビューで撮影したものです。

でもやっぱり、ライブビュー撮影時にカメラを両手でもって顔の前にかざすと、何気にAFを使いたくなるのは人情ですね(笑)。

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