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2007年9月22日 (土)

谷川岳

ある用事を兼ねて下の倅を連れて谷川岳に登ってきました。

20070922
関東に住んでいて谷川岳を知らない人はまずいないでしょう。さらに群馬に住む自然好きで、谷川岳に登ったことのない人はモグリでしょう。それほど谷川岳という山は、名を知られた山と言っても過言ではないですね。などとエラそうに言ってみても、私も20年降り3回目の登山ではありますが(笑)。

写真奥の山塊が谷川岳で、ネコの耳のように尖った双似峰です。左側のピークが「トマの耳(標高1963m)」、右側のピークが「オキの耳(標高1977m)」と呼ばれています。そして写真中央に見える尾根が天神尾根になります。

標高が2000mに届かず、尾瀬の至仏山や上州武尊山より低いことに驚く人が多いですが、その複雑な山容からして気候は厳しく、特に遭難者が多いことから「魔の山」とも呼ばれています。遭難者の統計が始まって以来70数年、ヒマラヤのエベレストが180人足らずなのに対し、谷川岳は800人近い人が命を落としています。

20070922b
トマの耳から見たオキの耳(右端のピーク)。真ん中が一ノ倉岳、左端が茂倉岳になります。

20070922c
オジカ沢の頭から万太郎山(中央2番目の山塊)方向を望む。さらに奥は仙ノ倉山。左端の鋭角に切れ落ちているのが俎嵒(マナイタグラ)で、元々は俎嵒のことを谷川岳と呼んでいたらしいですが、国土地理院の間違いでオキの耳・トマの耳を谷川岳と呼ぶようになったそうです。

20070922d
青い空にナナカマドの赤い実が目立ちます。尾根筋は草もみじが始まっており、ナナカマドが紅葉するのもすぐですね。

20070922e
先に「魔の山」と書きましたが、春先や冬季を除いた季節に、ちゃんと天候を選んで登れば普通に登山できる山です。天神平まではロープウエイとリフトでアプローチできるので、小学校低学年くらいでも大丈夫ですね。写真の一番奥に我が赤城高原も見えます。

EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

20070922f
山を下りたら温泉に寄るのが常ですが、今日は3連休の初日と言うこともあってどこも込んでいそうだったので、湯桧曽の足湯に浸かって足の疲れを取りました。
Caplio R6

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コメント

今、帰りました。
どこから???? 水上温泉です。
ど渋滞に巻き込まれました。

群馬=BDさん=尾瀬=おいしいそば=山菜
の私は胸焼けがするほど山菜天ぷらそばを食べてきました。おいしかった。でも苦しい。。。
苦しいので寝ます。

あ、でも、またおいしいそばやへつれてってほしいです。 以上。

おや、人の家の前を素通りとは良い度胸だ(笑)。

> 私は胸焼けがするほど山菜天ぷらそばを食べてきました。

この季節に山菜?食べちゃってから言うのも何だけど、あまりお勧めできないなぁ..

> またおいしいそばやへつれてってほしいです。

そう言えば安曇野に旨いそば屋があるんだよねぇ。先日松本を通りながら思い出した。今度は信州の山でも登りますか。

おもいっきり賛成!よろしく!!!

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