« 滑り落ちたカモシカ | トップページ | LensCoat »

2008年1月 9日 (水)

若クマVSノスリ

「ピィー、ピィー」という鳴き声と共に、目の前の谷筋からクマタカが現れました。双眼鏡の視野に映る、フワフワとした頼りなげな飛び方はまさに若鳥そのもので、旋回しながら徐々に高度を上げていきます。双眼鏡を降ろし、ビデオのビューファインダーに若クマを捉えてみると、何やら必死の形相に見えるではないですか。

20080109
XL H1(EF500/4L IS)

するとファインダーの隅にもう1羽のタカが飛び込んできました。若クマより一回り以上小柄で、そして腹帯が目立つのはノスリです。ノスリは旋回中の若クマに突っかかっていき、執拗に追い回しています。若クマは自分よりも小柄なノスリの攻撃に防戦一方で、高度を上げたり下げたりを繰り返し、何とかノスリを振り切ろうと必死ですが、ノスリは飛んでる小鳥を補食することもあるほど旋回性能は高いので、つかず離れず若クマを追い回しています。一体何が原因で喧嘩をしていたのかは定かではありませんが、やがて二羽で向かいの尾根を超えて消えていきました。

カラ類など小型の鳥が集団でフクロウなどに向かっていくことがあり、それをモビングなどと言いますが、同様にツミやハイタカなど比較的小型のタカが、より大きいワシやタカに突っかかっていくのをよく見掛けます。猛禽類は小型になるほど気が強くなる傾向がありますが、ノスリは比較的おとなしい種ですから、よほど何か気に触ることでもあったのでしょうね。

それにしてもいくら若い個体だとはいえ、勇壮なイメージのクマタカにしてはちと情けないですね。少しは反撃に転じても良いものを、全く為す術もなく逃げていきましたから(笑)。

20080109b
今日の北部フィールドは、昨日同様に気温が高く過ごしやすい1日でしたが、時折谷を吹き抜ける風は間違いなく冬の風で、さすがに昨日のように上着要らずというわけにはいきませんでした。風が冷えて空気が乾燥してくると、指先のあかぎれに響きます..
GR DIGITAL

« 滑り落ちたカモシカ | トップページ | LensCoat »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。