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2008年2月25日 (月)

名峰斜里富士

斜里富士、オホーツク富士とも呼ばれる斜里岳(標高1545m)は、日本百名山にも含まれる道東を代表する名峰です。アイヌ語ではオンネヌプリと言い、オホーツク海や根室海峡からもその美しい山容もしくは頂を見ることができます。今日はオホーツク海側のワシの越冬状況を調べるため、網走から能取岬方面に足を延ばしたので、斜里岳をぐるり囲むようにオホーツクから根室海峡側へと移動してきました。

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斜里からの眺め(北側)。最も斜里岳が美しく見えるビュー。

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濤沸湖北浜からの眺め(北西側)。

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藻琴山からの眺め(西側)。右から斜里岳、海別岳、知床連山と続く。

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標津からの眺め(南側)。一番右奥が斜里岳(南斜里岳)

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能取岬から眺める流氷の海に浮かぶ知床連山。一旦は網走沿岸から離れていた流氷ですが、先日の暴風雪の影響で再び接岸しました。

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暴風雪の影響は根室海峡側にも波及しており、実に数年ぶりに標津の海岸に流氷がやってきました。海氷速報を見る限り、久しぶりに根室海峡のほぼ全域が流氷に埋め尽くされています。

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本日のワシから1枚。道すがらカウントしつつ距離が詰められる個体を撮影して回りましたが、これだけ流氷の動きがダイナミックだと、海岸段丘で見られるワシの姿は少ないですね。先日のカラスとカモメの話と同様に、流氷が入ってくることで沖合に足場が出現することになり、リード(開氷面)で餌を探しやすくなるのです。風が吹けばワシが喜ぶ..の喩え通りと言うことですね(って、ねぇしそんな喩え)。

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今日の野宿地を選定、いざ夕飯でも食おうと準備していると、根室海峡を見渡す海岸草地に何やらうごめく者の気配が。とっくに日は沈んでおり肉眼での視認は厳しく、双眼鏡で何とか確認してから、1D MarkIIIにEF50/1.8を装着、絞り開放、ピントは適当、ISO6400にて何枚かシャッターを切りました。DPPでノイズリダクションを効かせて現像してみると、草地で食事に夢中になっているシカたちの姿が浮かび上がりました。ちなみに水平線の白い帯は流氷、灯火の群れは根室の街並み(根室半島)です。

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網走ではサプライ品その他の買い出しと取材費の工面。そして当然のようにビッグサンへ。本日のおすすめはタラバの内子に外子、それに本マグロ。昨晩ややカロリー摂取し過ぎているので、今日は食欲もサイフもセーブ(笑)。

EOS-1D Mk3(EF500/4L IS + EF1.4x、EF50/1.8II)
EOS40D(EF28-300/3.5-5.6L IS)
Caplio R6

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コメント

埋め尽くす流氷との出会い、おめでとうございます。待てば海路の日和があったんですね。次はドライフロートスーツを買わなきゃいけませんね?

ISO6400でもじゅうぶん見られますね。すごいです。はっきりとは見えませんが、なんというか、鹿のくつろぎが伝わってきて、とても好きです。動物は夜行性も多いですし、報道の世界のみならず、これからは自然生態写真の世界も変わってきそうですね。コンデジとはいえ、60枚/秒の超高速で、そこそこ見られる絵を吐き出すカメラももうすぐ発売ですし、10年後には、ISO25600で60枚/秒くらいは出てきそうです。いやいやその前にハイビジョンの画像から切り出すだけで事足りちゃう時代が来るのかなあ?Iさんのふくろうの時代から、それだけ変化したということでしょうか。

内子と外子、ですか。未成熟卵と成熟卵のことなのですね。めちゃめちゃうまそうです。
こういう場所は、ネタもいいんだろうなあ。

こんばんわー
画像に澄み切った空気の違いが出てますね~
っと言いながらも、目は本マグロの方へ
どうしても行ってしまいます^^;

【joshiさん】

> コンデジとはいえ、60枚/秒の超高速で、
> そこそこ見られる絵を吐き出すカメラももうすぐ発売ですし

あれは少し興味があるんですよね。
放送の世界では無理がありすぎですが、
Webの世界では必要十分な性能で、
且つ現時点では唯一無二の製品ですからね。

> めちゃめちゃうまそうです。

もう堪らないですわ(笑)。

【花さん】

> 目は本マグロの方へどうしても行ってしまいます^^;

北海道でマグロはちとイレギュラーですが、
カニはやっぱり良いですよ。
内子と外子で今頃腹の中でカニが孵っているかも(笑)。

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