桜の次に咲くものは
4月も半ばを過ぎると、梅と桜を皮切りに、利根沼田地区には一気に春の花の季節が到来します。北部フィールドへの行き帰りに、周辺の里へ寄り道したりするのですが、畦から聞こえるカエルの声に混じって、辺りを甘い香りが漂います。
これはスモモの花。酸っぱい桃というのがスモモの語源らしく、それ故か「スモモも桃も桃のうち」という早口言葉がありますが、スモモは英語ではプラム(またはプルーン)のことを指し、桃とは異なる種だそうです。と、知ったかぶりなどしていますが、撮影中に話しかけてきた農家のオヤジの受け売りだったりします(笑)。背景の花はソメイヨシノ。
こちらが桃。昔から日本にあるような顔をしていますが、桃源郷などという言葉がある通り、実は中国原産だったりします。個人的に桃は好きな果物ですが、先日の記事に登場したハクビシンなどにとってもご馳走なので、村内には被害に遭っている桃農家もあるようです。まあ当のハクビシンたちもその道中で車に轢かれたりする危険があるわけですから、命がけと言えば命がけですね。
桜前線も我が家を通り過ぎて、標高800m地点まで上がりました。
EOS40D(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL
« Movie「ブナの芽吹き」 | トップページ | たろっぺと春のタカ渡り »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント