春霞で退散
今日はフィールド内の核心部とも言うべき谷へ足を運び、その谷全体を見通せる稜線まで一気に直登、調査対象種のハンティング行動を記録すべく朝から簡易ブラインドに隠って待機しました。が、昨日もそうだったのですが、朝から妙に大気が靄っていて見通しが悪いため、お昼には早々と下山してきました。
稜線上の岩場より遠望する山並みが、春霞に霞んでいます。せっかく雨も降らず晴れているというのに、何とも勿体ないですね。
谷の奥に一足早くミズバショウが顔を出す湿地があり、そろそろかと思い下山途中に訪れてみました。今年も期待を裏切らず、沢沿いの林床にひっそりとミズバショウが顔を出していました。さらに今日はこの直後にワシ絡みでちょっと珍事があったのですが、事の顛末はまた別の機会に。
ヒキガエルも春です。時期が過ぎるとなりふり構わず雄に抱きつくやつも出てきますが、今のところ相手を間違えずにちゃんと雌に乗ってます。ただ、林道上という場所が場所だけに、釣り師や山菜採りの車に轢かれないことを祈るだけですね。例年数匹は交通事故?に遭っていますが、ヒキガエルが轢きガエルではシャレになりませんから(笑)。
EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS、EF-S18-55/3.5-5.6IS)
恋路の邪魔かと思いつつも、そっと携帯レコーダーを差し出して、彼らの恋の囁きを録音してみました。
MP3 128kbps/48KHz
昨日の記事で、ソニーPMW-EXシリーズのXDCAM-EXフォーマットには編集環境が整っていないと書きましたが、仕事仲間のT氏の話によれば、MPEG Pro HD3(エルザジャパン取り扱い)と言うAdobe Premiere Pro用の拡張プラグインを使えば、SxSメモリーカード(ExpressCard規格準拠)に記録されたデータをそのまま扱え、尚かつスマートレンダリングにも対応するとのことです。私はノンリニア編集ではAdobe Premiere Proも使っているので、プラグインが用意できればすぐに編集作業が出来ることになりますね。もっとも肝心のカメラの方を用意できないので、取らぬ狸の何とやらですが(笑)。
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コメント
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ミズバショウ、いいですね。ところで、独特の匂いを感じられることはありますか?
録音(+状況写真、そして文章)のアイディア、いいですね。
いちいち他画面を開く必要も無く、バッファリング?の待ち時間もほとんどなく、写真や文章を楽しみつつ、再生ボタン1発で聞けるのが、とってもいいです。
また、音質がいいことにびっくりしました。
このくらいよく聞けると、のどのあたりを動かしつつ、一所懸命鳴いているのが眼に見えるようです。
こういったチョイ撮りみたいなものでも、きっと、見えない部分でさりげない、しかし効果的な一手間をかけているのでしょうね。
投稿: joshi | 2008年4月19日 (土) 12:26
お楽しみ頂けて幸いです。
> しかし効果的な一手間をかけているのでしょうね。
そうですね、ま、色々と(笑)。
投稿: BigDipper | 2008年4月19日 (土) 21:53