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2008年4月 6日 (日)

サシバの渡来と直立するカモシカ

20080406
今日は春の月例調査。調査地内の日当たりの良い南斜面には、雪解け水が集まって沢が出来ていました。終日風も弱く、まったりと暖かい一日でしたね。

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週初めに降った春のドカ雪はあらかた解け、未だに残っているのは冬に降って圧雪状態になった分です。さすがに我々が踏みしめると踏み抜いてしまいますが、カモシカの子供なら平気のようです。

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雪解け、そして日当たりの良い斜面とくればフキノトウ。これはやや開きすぎていますが、まあ何とかいけるでしょう(笑)。

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調査地の対岸の稜線には雪庇が出来ています。よく見れば崖下には氷柱まで下がっていますね。

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サシバは今シーズン初認です。西の空から姿を見せ、調査地の上空を数回旋回してから、東へと飛び去りました。これからまだ北上していくのでしょうか。ワシ屋というか猛禽好きの私にとって、サシバほど季節感を感じさせるタカはいないですね。黒色型の1羽だけでしたが、いよいよ春来たりなば..と言ったところです。

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何と二本足で直立するカモシカです。驚いたことに彼女はこのまま歩いて行きました..と言うのは冗談ですが(笑)、一体何をしているのかと言えば、調査地に隣接する柵に囲まれた伐採地から出ようと、柵に前足をかけているところです。入ったところから出れば良さそうなものですが、さすがにそこまでは頭が回らないようですね。結局出ることを諦めたようで、我々が引き上げるまで、終日斜面で寝そべって過ごしていました。ちなみに何故牝だと判るのかと言えば、それはお腹の張り具合で、明らかに子供がお腹にいる体型です。

EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
iVIS HV30、GR DIGITAL

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コメント

本当に立って歩いているのかと思いました^^;

夏鳥も着々とやって来ているのですね。私はツバメしか確認できていません。
 昨日は、前橋市の「嶺公園」に行ってみました。10羽ほどのマヒワの群れがあまり人を恐れないらしく、5m程の距離で観察できました。また、カタクリの花を見ようと、花の方へ近づくと、アカハラ(たぶん)の群れが飛び去るのが見えました。ここでは、今ごろの季節しかアカハラは確認したことがありません。移動の途中なのでしょう。他にもシメやシロハラ、ジョウビタキなどが確認できましたが、徐々に北へ旅立って行くでしょう。ミズバショウも見頃を過ぎつつあります。
 カモシカの写真はHV30の最大望遠ですか?

【fieldnoteさん】

動画をチェックしながらついでに切り出した静止画なので、
それっぽく見えますね。

【densukeさん】

冬鳥の中でもマヒワやシメは特に渡去が遅いですね。
アカハラは場所によって冬鳥だったり夏鳥だったりしますが、
赤城高原では夏鳥になります。

> ミズバショウも見頃を過ぎつつあります。

こっちでは「夏が来れば想い出す」花です(笑)。

> カモシカの写真はHV30の最大望遠ですか?

ではないです。

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