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2008年5月 5日 (月)

奥利根の遅い春

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夏を思わせる汗ばむ陽気の中、春の奥利根調査敢行。下界のGWの喧噪を余所に、秘境奥利根の遅い春は静かに進行中。調査結果を書くことははばかられるが、酒が旨い3日間だったことは確かだ(笑)。

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例の如く関係機関の全面協力を得て、調査地内の各ステーションへと向かう。谷筋の残雪や湖水面に流木が多いため、今年はまだ一般開放されていない。

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流氷ならぬ流雪の浮かぶバックウォーター付近。

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オオヤマザクラが今まさに見頃。

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まだまだ多くの雪が残る県境付近の尾根。

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踏査隊がブッシュをかき分け直登開始。

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わずか一日の違いで芽吹くブナ。翌日には別世界が待っていた。

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直登も厳しい急斜面に咲くカタクリ。

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ブナの林床に咲くイワウチワ。

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ヤナギも今頃花を咲かせている。

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上流から流れてきたブナの古い雄花。

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砕氷船の如く残雪を割りながらの上陸。

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残雪は立派な冷蔵庫。ビールは暑さを凌ぐ最良の友(笑)。

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懇親会のメニューに一品添えるべく、自慢のうどんを打つIさん。

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桃源郷のような景色の中、ビール飲んで流木の上で昼寝中の私。隠し撮りはIさん。

EOS40D(EF-S10-22/3.5-4.5、EF28-300/3.5-5.6L IS)
iVIS HV30(TSN-774)
GR DIGITAL

※映像は削除しました(2009年8月16日)。
奥利根ではオシドリが繁殖しており、調査ステーション近くのバックウォーターでも数羽が見られた。映像は観察待機中に撮影したものだが、このペアもなかなか良い感じで寄り添っていたので、近くの木の洞で繁殖するものと思われる。夏には子ガモを連れた姿を見られるだろう。
iVIS HV30(TSN-774) / Windows Media Video / 512Kbps(VBR) / 480x270(16:9)

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コメント

こんにちわ。
プロミナーのビデスコMOVIE拝見しました。撮影距離のせいでしょうか?被写体が止まっていると大気の揺らぎが出ているようですけれど、被写体が動いている分にはほとんど気にらないように感じました。
20数万円の出費でこの画質ならコストパフォーマンス的には最高で、シロウトでも何とか手が出せる範囲かなぁ・・・と思いました。
いやそれでも、おいそれと買える値段では無いわけですが。^^;

150m近く離れているので、
大気の揺らぎの影響は大きいです。
それに陽炎の影響はプロミナーに限った話でなく、
光学式ではどんなレンズでも影響を受けます。

> この画質なら

あくまで編集されたストリーミングビデオなので、
画質の判断はその辺り割り引いてみる必要がありますが、
調査の資料としては必要十分です。
(オシドリは調査とは関係ないですが)

こんにちわ。
なんと・・・150mですか!?
プロミナーというかフィールドスコープ恐るべし!という感じです。
もちろん、きちんとした三脚&雲台と、BigDipperさんの腕があってのこの画質、ということもあるのでしょうけれど。
・・・うーん。^^;

山に咲くカタクリは綺麗ですね~
花びらが細くて凛としています、
イワウチワも・・・
里山に咲くカタクリを、今年は沢山見ましたが、
此方で見るカタクリはほんものですね!
そう感じました。

場違いなところに入ってしまって、スミマセン(#^.^#)

【take_cさん】

> なんと・・・150mですか!?

いやいや、調査では1~2kmはざらですよ(笑)。

> きちんとした三脚&雲台と、

足回りはビデオ撮影では特に重要です。
良い足回りはやはり値段なりですが、
それに見合った結果を導いてくれますよ。
特に超望遠の世界では。

【ちささん】

> 此方で見るカタクリはほんものですね!

昔はその名の通り片栗粉の原料でしたから、
里で群落を作っている場合は、
人の手による場合が多いようです。
写真は奥山の純粋な野生種ですが、
気持ち色も淡い感じがしますね。

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