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2008年6月 7日 (土)

梅雨の晴れ間に戦場ヶ原

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男体山にズミの花とくれば、初夏の戦場ヶ原のイメージそのもの。今日は貴重な梅雨の晴れ間の週末なので、家人らを連れて戦場ヶ原をブラブラ歩いてきました。天気は初夏らしい青空に、気温は15℃前後とトレッキング日和でしたが、その分人出も最高でした(笑)。

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と言いつつも、ズミはもう一週間くらい先がベストでしょうね。ところでこの撮影の直後、目の前にメボソムシクイがやって来たのですが、そう言うときに限ってレンズは標準ズーム。ビデオもテレコン付きHV10を持ってきてはいましたが、デイパックの中だったりします。ムシクイ類の映像は手持ちが少ないので、ちょっと惜しかったですなぁ。

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ワタスゲも全般的にはまだ花の時期ですが、赤沼に近い方はだいぶ綿毛に変わってきています。

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これはケサランパサラン(嘘)。時折、この状態をワタスゲの花と勘違いしている人がいますが、綿毛は種子の集まりです。今日もついつい見知らぬ人に講釈ぶってしまいました(笑)。

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戦場ヶ原を流れる湯川は、アングラーの聖地と言われるほどフライフィッシングが盛んです。もともとフライ自体がスポーツフィッシングの色合いが濃いこともあってか、湯川では環境保護の名の下でキャッチアンドリリースに制限されています。その昔始めて彼の地を訪れた際、湿原には立ち入り制限が課せられているのに、川の流れの中に釣り人が立っていることに違和感を感じましたが、今はすっかり景色の一部としてみることができます。

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倅が木道上でエゾハルゼミを発見。色合いがまだ薄く、近づいても動かずにジッとしているところを見ると、前日辺りに羽化したばかりのようです。誰かに踏まれても難儀なので、撮影後に木の枝を使って木道脇のズミに移しておきました。

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今日は湯滝側から小田代原を経由して、戦場ヶ原を戻ってくるコース。朝飯食ってからのんびり家を出てきたせいで、赤沼の無料Pが満車&渋滞だったので、仕方なく湯滝の有料Pに車を入れました。さすがに梅雨の晴れ間の週末なので、一般観光客、ハイカー、カメラマン、バードウォッチャー、それに釣り人で賑わっていました。

EOS40D(EF-S18-55/3.5-5.6IS)

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コメント

 ズミがいいですね。ズミはつぼみのほうが色が濃いので、満開よりも写真くらいの時期が好きです。
 メボソムシクイは奥日光ではあまり見かけた記憶が無いのですが、尾瀬の山岳地帯ではよく近くで見ることができました。2mくらいまで寄って来ることもありましたね。戦場ヶ原ではノビタキが3mまで寄ってきたことがあります。ムシクイといえば、エゾムシクイが声はすれども姿がなかなか見つけられないです。センダイムシクイは比較的見つけやすいのですが。
 もうワタスゲの綿毛が出ているのですね。私も尾瀬か日光に出かけようと目論んでいたのですが、前日の人間ドックで飲んだバリウムのせいでおなかの調子が悪く、さらに天候もぱっとしないこともあり土日は出ずじまいになりそうです。来週こそは・・・。

人間ドックでバリウムですか。
私も先週定期検診でしたが、
歳がばれる話ですね(笑)。

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