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2008年6月15日 (日)

道北で狙うは草原の鳥

北海道でも道北は特に緯度が高いので、朝夕の薄暮の時間帯が長い。まあ言わばミニ白夜みたいな感じ。なので撮影も朝3時半くらいから始められる。朝が早いせいもあって日中は昼寝して過ごすのだが、そもそも陽が高くなると海岸に近い原生花園は風が出てくるので、ビデオ撮影には不向きなのだ。それに花の少ないこんな時期でも、9時を回ると観光客がやって来るのでその喧噪は避けたいしね。

20080615
朝方はややガスが出ていたが、それも陽が高くなるにつれて霧散し、日中は原生花園に青空が広がる。ただ気温は10℃前後と低いので、風が少し吹くと肌寒いのはさすがに道北。

20080615b
昨日は道央で森林性の鳥を撮影。現在滞在中の道北では草原性の鳥が狙い。ノゴマもそんな鳥の一つだが、北海道の夏鳥で好きな鳥を一つと問われれば、私はこのノゴマを挙げるだろう。それほど初めての出会いが印象的な鳥なのだ。今でもノゴマを見ると、その時のことを鮮明に想い出す。

20080615c
原生花園とは言うものの、花の季節はもう少し先。ハマナスもまだ咲いていない。シシウドやエゾニュウに混じって一人気を吐くのはセンダイハギ。

iVIS HV30(TSN-774)、GR DIGITAL

それにしてもこの季節の北の大地は、鳥も動物も被写体に事欠かないなぁ。今回の取材の目的でもあるのだが、とにかく目の前に現れる生きものすべてを、片っ端からハイビジョン映像に記録しているので、このままだとテープが足らなくなる可能性大。まあ嬉しい悲鳴と言えばそうなのだが、問題は近くにHDV対応のビデオテープを扱っている店が無いことだな(苦笑)。

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コメント

ノゴマいいですよね。鳴き声も上質です。
透明感のある金属的な音を聴くと夏を感じます。
湿原ではエゾイソツツジ、ミツガシワも咲き始めましたね。野付半島・標津湿原もいいですよ。

ノゴマすばらしいですね~
さすが北海道の野は違いますね^^

【F君】

こっちもイソツツジは咲いているなぁ。
エゾカンゾウもボチボチ。
あ、後半戦はよろしくね。

【花さん】

北海道良いですよぉ、
仕事じゃなければ(笑)。

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