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2008年6月16日 (月)

草原に舞うハリアー

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風薫る初夏の原生花園。昨日午後遅くに降り出した雨も夜半には上がり、渡道後初めて利尻富士を目にする。この名峰を拝まずして、道北に行ってきたなどど言ってはいけない。

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ヒラリヒラリとまるで重力を無視するかの如く、草原や湿地の上空を低空で舞うように飛ぶハリアー(Asian Marsh Harrier)ことチュウヒ。写真はその雄。普段はイ○ワシやクマタカなど、大型の森林性の猛禽類を相手にしていることもあって、草原で生活する..何と地面に営巣する唯一のタカの仲間なのだ..チュウヒは非常に興味深い猛禽類。我が地元にも越冬にやって来る個体が少数いるが、ここ道北と東北の一部では繁殖している個体がいるのだ。

今日は数年前に見付けたポイントで、2ペア4個体を観察することができたが、草原や湿地などと言う脆弱な環境でなければ生きられない彼らの未来はあまり明るいとは言えない。特に国土が狭く、昔から土地を有効利用することを目指している我が国においては、ラムサール条約登録湿地をバンバン増やす以外に、彼らが生き残る道はないだろう。そう、世界自然遺産登録よりも、実はラムサール条約登録湿地のほうが、生きものたちにとっては重要だったりするのだ。

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むぅ、よもやまだいるとは思わなかったぞ、ゴマフアザラシ。風呂の帰り道、近年冬にアザラシが数百頭単位で集まることで有名な最果ての港を覗いてビックリ。子育ての季節だけでなく、通年を通して居着いているようでは、冬の観光の目玉とはいえ地元の漁師に嫌われるわけだ。かわいいと観光客に評判の良い生きものなれど、数にものを言わせてブイブイ海を荒らし回っているようでは、早晩トドのように頭数管理の名の下に駆除される日も近いだろう。

XL H1(EF28-300/3.5-5.6L IS)
iVIS HV30(TSN-774)
GR DIGITAL

日中は昼寝をして過ごすと書いたが、風呂に入るのも時間の空いている昼間。この季節の北海道は日中でもほとんど汗をかくことがないため、お気に入りの湯でもない限り風呂は一日おきでOK。今日の午後はハリアー探索も兼ねて日本海側の海岸線を北上したため、そのついでに日本最北の温泉にて汗を流す。土地柄なのかロシア人の船員が入っていることがあり、異国情緒たっぷりの日帰り温泉施設なのだが、今日はやたら年寄りばかり目について、特養温泉施設ムードが漂っていた(苦笑)。

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コメント

おはよー
北海道シリーズ見ごたえがあって楽しいです。
チュウヒの飛翔シーンを見事に捉えられてますね(^-^*)

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