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2008年6月 4日 (水)

ウグイスは漢字で鶯と書き、その特徴的な鳴き声から日本人には古くから馴染みの深い鳥です。春告げ鳥などとも呼ばれますが、地方によってはヒバリのことを指す場合もあるようです。

ウグイスという名前はどういう意味があるのか調べていたところ、ちょっと前に知人よりウグイスの「うぐい」は鳴き声の聞きなし?で、「す」は鳥を現していると聞き及び、ホトトギスの「す」も同意なんだとか。他に「す」が付く名前で、パッと思い浮かぶのはカケスとカラスぐらいですが、昔から認知されていた鳥というのは、なかなか奥の深い名前を付けてもらっています。

彼の鳥には失礼と思いつつも、例えばカラフトアオアシシギという、地名に色と特徴を羅列してつなげただけの鳥もいますが、何というか味も素っ気もない名前ですね(苦笑)。

20080604
ウグイスは他のムシクイやセンニュウ類と同様に、普段は藪の中を動き回っていることが多いため、その姿をまじまじ見る機会は少ない鳥です。ただ、「法、法華経」と聞きなしされる、ホーホケキョという鳴き声を知らない人はまずいないでしょう。早くは春まだ浅い季節から鳴き始め、梅雨のこの時期に至っても森の中で聞かない日はありません。

※映像は削除しました(2009年8月16日)。
そんなシャイなウグイスですが、子育てに急がしい繁殖期の今なら、声のする藪の前で静かに待っていれば、姿を見ることはそう難しいことではありません。
Windows Media Video / 500Kbps(VBR) / XL H1(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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コメント

すばらしいです^^
鳴いてるところを見るのは子供の時以来です。
3月頃は目の前で遊んでくれたのですが、最近
は鳴き声のみで、姿を見てないです。
藪の前で待つのですね^^
蚊に襲われるかな^^;

鳥がなぜ囀るのかを理解できれば、
そう難しい話ではありませんよ。
あとは忍耐あるのみです(笑)。

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