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2008年10月21日 (火)

長元坊

今年も赤城高原にチョウゲンボウがやって来ました。春先から夏にかけてどこかの河岸段丘辺りで営巣していた個体が、冬を平野部で過ごすその前に、作物の収穫が終わり裸地の増えた赤城高原の耕作地で、秋から積雪までの一時だけ過ごしていきます。

チョウゲンボウはその機動性を活かして小鳥も狩りますが、主食はネズミ類が多いため、雪の多い地方では漂鳥に分類されます。積雪があっては、思うように地面のネズミを狩ることが出来ないためですね。そんなこともあって赤城高原を含むここ利根地方では、冬に見掛けることは希な猛禽類なのですが、年によっては積雪が少ないことがあり、そんな冬には里へは下りずにそのまま越冬する場合もあります。

20081021
やや若い雌。家の近くの牧草地に居着いている個体を、朝の散歩中に撮影。彼女を見掛けるのは数日おきなので、近所を中心にぐるぐる巡回しているようです。時折、仕事場から見える向かいの畑でヒラヒラとホバリングしているのは、おそらくこの個体でしょう。写真はすぐ頭上でホバリングしているところ。

20081021b
こちらは雄成鳥。用事で沼田へ降りる途中、目の前を横切っていった個体を車で追尾、そば畑の近くでスズメを追い回しているところを撮影。この時は狩りに成功..スズメでなく恐らくホオジロ..したので、積んであったビデオを回し始めたところ、獲物の羽をむしり始めたところにトラクターがやって来たため、獲物をつかんで飛び去ってしまいました。ちょっと残念。

EOS-1D Mk3(EF400/5.6L、EF100-400/4.5-5.6L IS)

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コメント

こんばんは!
チョウゲンボウの記事、ありがとうございます!
私のフィールドの川場村でも、様々な猛禽類を目にするのですが同定が難しくて難儀しています。

> 様々な猛禽類を目にする

距離、角度、光線状態によって見え方が異なるので、
意外にみな同じ種だったりするんですよ。
腫の同定というのは長年の経験がなせる技なんです。

長元坊かわいらしいですね~(@。@”
紅葉のことも客観的に状況を載せて頂きありがとうございます^^

> 客観的に状況を載せて

私は情報の提供をしているわけではないので、
情報の取捨選択はご自身の判断でお願いしますね。

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