« 久しぶりのお天道様 | トップページ | 想い出の岩雲雀 »

2008年11月14日 (金)

雪迎え

20081114
抜けるような快晴無風の青空の下、それはまさにインディアンサマーの陽気。「そろそろどう?」「もう来てるよ」ってな会話を友人と交わしたのはつい先日のこと。上着要らずの日だまりで、のんびりとワシの姿を探しました。

20081114b
今シーズン初オジロ。例の如く朝のうちは川の中流域に引きこもって、遡上するマスなどを漁っていたようですが、お昼頃から吹き出した風に乗って高空を一度だけ旋回。その後は湖畔をかすめる姿をちょこっと見ただけで、今日のところは終い。時を同じくして来ているはずのオオワシも未確認。が、それより今年もまたアレを見てしまって、ちょっと心ここにあらず..

20081114c
待機時間中はいつものカワガラスにお相手願いました。人の目の前にやって来てはひょうひょうと餌を探して歩き、相変わらず人を恐れない、まったく持ってらしくないカワガラスです。

20081114d
ミズナラやヤチダモなど周囲の木々がキラキラと光っています。最初は気にも留めなかったのですが、やがて吹き始めた風に乗って、あちこちに糸くずが飛んでいるのが目に付きました。よくみるとかなりの数が漂っており、木々だけでなく、三脚やフィールドスコープにも何本も絡まっています。実はこの糸くずの正体は、「飛行蜘蛛」などと呼ばれるクモの幼生で、糸を長く出すことで風に乗り、遠く離れた場所に分散することを目的としているのです。自らは飛ぶことのできないクモが、自身のエネルギーを消費することなく移動するという、実に巧みな分散戦略と言えますね。時期的には冬を前にした晩秋のちょうど今頃がピークに当たるため、東北など雪の多い地方では、昔から「雪迎え」などと呼ばれ知られています。

20081114e
これがその糸くずの正体。家に帰ってからバックパックの中を隅々まで見回したところ、3匹隠れているのを見付けたので、そっと庭先に放しておきました。もともとそれが目的で飛んできたわけですから、やや長距離ではありますが、本来の目的を達したので問題ないでしょう(笑)。

20081114f
もうこんな季節になりましたねぇ。放射冷却の朝は霜取りが日課になってます。

20081114g
日中は前述の通り上着要らずでしたが、日の出前はご覧の通り。お昼前後には16℃まで上がりましたから、その寒暖の差は22℃!さすがに本州で最も早く氷が張ると言われるだけあります。

EOS50D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
iVIS HV30(TSN-774)
GR DIGITAL

« 久しぶりのお天道様 | トップページ | 想い出の岩雲雀 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。