立春にろうばい
気候的にはまだ冬の真っ只中ではありますが、暦の上では今日から春、と言ういわゆる立春です。昨日よりは寒くなるような話でしたが、県南は風もなく上着も要らない春の陽気で、実に過ごしやすい一日でした。お昼前にろうばいの里に立ち寄って、5D Mark2によるビデオ撮影を行いましたが、辺りに漂うロウバイ(蝋梅)のほのかな甘い香りが、二十四節気の変節を引き立てていました。
花鳥風月なんて言葉があるくらい、鳥と花の組み合わせは絵になります。が、冬鳥であるジョウビタキの場合はなかなかそうもいかず、上手くすれば梅か早咲きの桜でいけるかも、言ったところでしょうか。まあ今日は上手いことロウバイに留まってくれましたが。余談ですが、花鳥風月の「鳥」は鳥そのものを意味するのではなく、鳥獣などいわゆる生きもの全般のことを指します。
朝一はヤマセミ・カワセミ撮影。今朝はヤマセミに振られてしまった代わりに、ルリビとカヤクグリにお相手願った。
EOS5D Mk2(EF28-300/3.5-5.6L IS、AT-X 107 DX Fish Eye)
EOS-1D Mk3(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL
5D Mark2の動画撮影機能による映像サンプル(Windows Media Video9形式)アップしました。ビットレートを2Mbps前後に設定しているので、ブロードバンド環境でないと視聴は厳しいかもしれません。特に明記がない場合、Picture Styleは忠実設定ベースのカスタムを適用。尚、サーバーの容量の都合上、映像サンプルは一定期間過ぎると削除します。
●細かいものが画面内を多く占める映像サンプル
先に公開した降雪の映像と同様に、小さな花が集合しているようなシーンも、5D Mark2はあまり得意としていないようです。個々の花のアップは何ら問題ありませんが、引き絵の場面をハイビジョンモニターで視聴すると、やや難ありといった感じです。先日も書いたMPEG4コーディックに起因する理由のほかに、映像エンジンであるDIGIC4の動画生成アルゴリズムがまだいまひとつこなれてないと言うか、2000万画素から200万画素への間引き処理が上手く行われてないように思います。もうすぐ梅と桜の季節がやって来ますが、さてどんな感じで撮れるものか、期待半分不安半分ですね。
※映像サンプルは削除しました(2009年8月16日)。
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