ようやく特許許可局
今朝は「特許許可局」の叫び声でお目覚め。このところの心配の甲斐あってか、ようやくホトトギスが定着しました。先日ホトトギスが来ないと書いた日から鳴き始めているので、今年の赤城高原への渡来日は6月1日..それ以前にも鳴き声を聞いていますが、通過中の個体だったようです..ということになり、これは記録を始めてから最も遅いことになります。年によって差はあれど、例年なら5月中旬には姿を見せていたので、越冬地で何かやんごとなき事情でもあったのでしょうか。ま、何はともあれ取り敢えずは一安心です。
気が付けば家の周辺でもヒオウギアヤメが咲き始めました。新ファーム(Ver 1.1.0)にアップした5DMk2で早々にテストがてら撮影。さすがにフルサイズデジタル一眼、アヤメの青がしっかり出ていますね。先日のふざけたコンデジカラーとは大違いです(苦笑)。あ、動画のマニュアル撮影の件は、また日を改めて検証するつもりです。
やたら周辺をクマバチがブンブン飛び回っていると思ったら、ちかくでアブラツツジが花を付けていました。花は5mm位しかない小さなものですが、クマバチはその大きな体を器用に回して、一つ一つ覗いて蜜を集めていました。
雨が降るのか降らないのかどうにもハッキリしない天候でしたが、来るXデーまで梅雨前の貴重な時間なので、取り敢えず山行。どうにかこうにかお昼過ぎまで天気は持ちましたが、午後2時頃には南側の尾根筋まで怪しい雲が垂れ込め始め、慌てて機材その他撤収して下山してきました。
先日の「招かれざる客」にもう一種追加。この季節限定ですが、山でやたらと顔の周りを飛び回る小さな虫が目障りでなりません。小さくともずんぐりとしたフォルムは一見甲虫のようですが、こいつらはヒゲブトコバエ..釣り師の間ではクロメマトイと呼ばれる..というハエの仲間。子供の頃は何だかよく判らなかったので、皆で「目周りブンブン」と呼んでいました。
とにかくこの目周りブンブン、手で払っても払っても目をめがけてダイブしてくるので、うっとうしくてしかたありません。風が強いと姿を見せませんが、今日のように微風程度ならば、撮影中でも観察中でも雉撃ち中(笑)でも、時と場所を選ぶことなくひっきりなしにやって来ます。目に卵を産もうとしてるとか、眼病を媒介するとか、あまり有り難くない話も耳にするので、問答無用で片っ端から叩き落として..今日も十数匹撃墜..はアリの餌にしていますが、ハエごときに気をとられてチャンスを逃すこともあったりするので、最後はホントにイライラしてきます。目の周りだけに虫除けを塗るわけにもいかず、今のところ対策はオーバーグラスを掛けることくらいですが、それでも撮影中は無防備なので、ひたすら撃墜するしかありません。
それにしてもこのハエ、基本的には動物の目を狙ってやって来ます。以前、岩場で反芻中のカモシカを観察中、しきりに顔を振るのでフィールドスコープで覗いたところ、やはりこの目周りブンブンに手を焼いていました。さらに目以外にもたかろうとする習性があり、カメラのファインダー(写真)、コンデジの小さなレンズ、サイドキックのノブのネジ(一つ前の写真)、おもしろいところでは1DのAF-ONボタン..他のボタンには興味を示さず..もお気に入りの様子でした(苦笑)。
EOS5D Mk2(EF35/2)
COOLPIX P6000
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