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2009年6月26日 (金)

針尾雨燕

20090626
昨日は暑かったなどと懐かしむ間もなく、今日はさらに暑い一日でした。が、現場に着いてからいつもの悪い癖で予定を変更、ペットボトル1本余計にお茶を持ってきたのを良いことに、久しぶりに一番高い尾根まで上がろうと画策。炎天の尾根歩きでなく、谷筋なら森の中を行くので多少は涼しいだろうと考えたのが運の尽き..

20090626b
一見すると平坦な森のようですが、そこはいわゆる写真マジック、実際は斜度40度近い斜面。雨で湿気った林床は、気を抜くとあっという間に滑って行ってしまうので、慎重に慎重を重ねての直登です。背中の20kg超のバックパックが恨めしく、機材を減らせば良かったと思うのは後の祭り。やはり当初の予定を変えるのは良くないですなぁ(苦笑)。目的の尾根に到達する頃には、滝のような汗で全身ずぶ濡れ状態となり、さすがに森の冷気を楽しむ余裕はありませんでした。

20090626c
最高地点から望む周囲360度の眺めは都合により掲載できませんが、代わりにすぐ近くをブンブン飛んでいたハリオアマツバメをどうぞ。シューッという激しい風切り音が耳元に近づいたかと思うと、突然目の前で反転上昇していくその姿は、さながらブーメランのよう。昨日のトンボたちを捕食しようとしているのか、ヒラリヒラリときりもみしながら目線から頭上にかけてを乱舞しています。こちらは足場の悪い岩の上..尾根の両側がスパッと切れ落ちている(汗)..にフラフラ立っているだけなので、レンズで追いかけるのも命がけです。

ハリオアマツバメは夏鳥として日本に飛来し、主に亜高山帯付近の断崖や岩場で繁殖します。寝るときも飛んでいると言われるほど、ほぼ一日中空の上に浮いており、いわゆる地面に降りることはほとんどありません。それでも休憩の際は、名前の由来でもある尾羽の先に突き出した羽軸を使って、崖の縁等に垂直に留まるようです。と、かくいう私自身は、いまだに留まっているハリオアマツバメの姿を見たことはありませんが..

20090626d
撮ったことがある人には判ると思いますが、アマツバメ類の飛翔シーンは鳥類の中でもとびきり難易度が高く、次の転進方向が全く読めないので、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる式でバンバンコマ数を稼ぐしかありません。動きに合わせて流れるように手持ちでレンズを振り出し、マニュアルでピン送りしながら、時にAF45点自動選択..この際C.FnIII-4は0の「測距中心優先」、C.FnIII-8は2の「周囲1領域アシスト有効」がベター..に任せ、ドライブモード高速で連写していきます。まさにデジタル様様でありますね(苦笑)。

EOS-1D Mk3(EF500/4L IS)
EOS5D Mk2(AT-X 107 DX Fish Eye)
GR DIGITAL

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