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2009年6月15日 (月)

雨蛙

早朝より濃霧に包まれた利根沼田地方ですが、それも日の出とともに霧散し、雲間に青空が広がりました。先週の棚田撮影で追加リクエストがあったので、貴重な青空を無駄にせぬよう、山行前にまずはひとっ撮り。

20090615
撮影を終えてビデオ機材を片付け、今度はAMEを装着した5D片手に畦を見回すと、すぐ足下にアマガエルを発見。周辺を探すもまだカエルはこの一匹だけの様子。これは正式にはニホンアマガエルと言って、国内では最もポピュラーなカエルの一つ。ふつうカエルは春の繁殖期に鳴きますが、アマガエルは天気予報よろしく、湿度が高くなっても鳴くことでその名前があります。我々の世代では「けろっこデメタン」で通りますな(笑)。

子供の頃はよく捕まえて遊んだ..ここでは書けないような仕打ちの数々、あぁ子供って残酷(苦笑)..ものですが、触った後はよく手を洗うようにと、理科の先生に言われた憶えがあります。大人になってから知ったことですが、体表を覆う粘膜に微量の毒が分泌..カエルの仲間はカビや細菌の繁殖に弱いのでその対策用らしい..されていて、それが目に入ると危ないからだったようです。あの頃は全然そんなことは気にせず、皆でいじくり回していましたが。

20090615b
さらにそろそろとレンズを繰り出し顔の前に差し出すと、プイっと横を向いてしまったので、今度は対角魚眼で魚眼接写。アマガエルは水辺のカエルですが、古来より稲作文化の発展とともに、田んぼという止水域をその主たる生息場所としてきました。生きた昆虫を好み、田んぼに発生するいわゆる害虫の類を食べることから、里山的には大切な役割の一翼を担う生きものと言えます。その雨蛙色とも言うべきモスグリーンが、棚田の畦によく似合いますね。

20090615c
雨と言えば、棚田から足を延ばした北部フィールドにも、お昼前には青空が広がっていたのが、午後にはあっという間に雨模様。これが通り雨なのか本格的な夕立なのか、山ではいつも迷うところですが、朝の天気予報では午後は夕立があるような話だったので、やむなく撤収撤退。急ぎ足で沢伝いに降りたところで、頭上で雷鳴が轟き、取り敢えず今日の判断は正解。何しろ背中にカーボン三脚背負ってるので、尾根筋など遮蔽物のないところでの雷雨は命取りとなります(怖)。

EOS5D Mk2(AME、AT-X 107 DX Fish Eye)
COOLPIX P6000

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