秋の高山植物
このブログはフィールドノートを謳っているので、基本的にその日に起きたこと、その日に撮影した写真を掲載するようにしています。が、今日は月末であると同時に台風日和であったため、昨日撮った秋の高山植物の写真で失礼いたします。
登山道や草地に多いオオヤマリンドウ。エゾリンドウによく似ていますが、あちらは湿原など湿地に多く見られます。
黄色い秋の花はアキノキリンソウ。写真のような高山帯の森林限界付近に見られるのは、ミヤマ(深山)アキノキリンソウです。
これはアカモノ。撮影時に何か妙だと思いましたが、よく見ると花が落ちて逆さになっていますね。
これはウメバチソウ。5本ある雄しべがすべて開いていますが、雄しべは1日に1本ずつ開くので、この花は開花してから5日以上経っていることになります。
森林限界よりやや低いところに多く見られたのはトリカブト。その根茎が猛毒を有することはよく知られていますね。
樹林帯で赤く熟すのはオオカメノキの実。県北ではムシカリとも言います。
すでに紅葉の始まっていたナナカマド。一部では実も赤くなり始めています。
鬼太郎の目玉オヤジにような花が密集するのはヤマハハコ。
以上、すべて撮影は GR DIGITAL の初期型。
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