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2009年10月23日 (金)

ノスリ渡る

20091023
森の中で不意に風に舞った羽毛1枚。鳥が飛んだ気配はなかったので、どこかに引っ掛かっていたのが落ちてきたのでしょう。ちょうどアウトフォーカスになった先端部分が、淡い緑色をしており、何となく、時折ここで見掛けるアオバトを連想させます。

20091023b
また地付きのノスリかと、最初は気にも留めなかったのですが、いつものように天狗親子に絡むことなく妙だなとは思いました。その内、一羽また一羽と谷を中を通り過ぎ、南西方向へと飛び去る個体が目に付きます。散発的ではありましたが、夕方までに数えることその数27羽。どうやら渡り途中の個体だったようです。

ノスリの季節移動には割と幅があって、サシバやハチクマと時期を同じくする個体もいれば、11月になってから移動する個体もいます。ツミとほぼ時期が重なるのですが、統計的には10月中旬から下旬にかけてが1つの大きな波となっているので、今日の移動個体群はその一部だと考えられます。県内のタカの移動ルートは、実はまだよく判っていません。個人的にはメインストリームとなるような流れはないと考えており、おそらくは県境沿いの山稜に沿って移動しているのではないかと推測しています。今日のような小規模な流れが支流となってどこかで合流し、一部は日本海側ルートへ、また一部は白樺峠ルートへと流れて行っていると考えられます。

20091023c
昨日の南風が太平洋上の湿った空気を運んできたため、今日はその影響をもろに受けてしまいました。一応晴れてはいたので双眼鏡による眼視はそこそこ利きましたが、望遠レンズはヘイズの影響大でほぼ役立たず状態。重い思いして担ぎ上げたのに、単なる岩場のオブジェと化しています(苦笑)。

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