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2009年11月10日 (火)

待ち伏せ

20091110
いつの間にか対岸のスギの若木に、オオタカのこれまた若鷹の姿が。定点の場合、大抵は稜線付近から空近くに視線を投げているので、谷部など低いところを飛んで移動されると気がつかない場合があります。特に今日のような尾根筋に陣取っている場合は難しいですね。こちらとは谷を挟んで約200mほど離れているので、私の存在には気付いている..時々レンズ越しに目が合う..ようですが、特には気にしていません。それよりも、50羽ほどで目の前を飛び交っているアトリが気になってしょうがないようです。結局アトリは下流方向へ行ったきり戻ってこなかったので、この若鷹も小一時間ほどでどこかへと飛び去りました。

とかく猛禽類というと豪快なハンティングをイメージしがちですが、意外に辛抱強く待ち伏せしているものです。普段ワシやタカを目にする場合、大概は空を飛んでいるケースがほとんどです。当たり前ですが、空抜けで飛んでいるシルエットはよく目立つからですね。そういった姿を多く見かけることで、常に飛んでいるようなイメージが先行しているわけですが、ワシやタカとは言っても飛ぶことはそれなりにエネルギーを消費します。野生下では次にいつ餌にありつけるか判らない状態ですから、なるべく省エネで行動するのが生活の知恵というもの。経験の浅いオオタカの若鷹と言えど、そうそう闇雲に飛んで獲物を追いかけるというものでもないということです。

20091110b
今週は明日からしばらく雨模様とのことで、フィールドワークは今日まで。午前中は結構良い天気だったのですが、お昼頃より薄い雲が広がりだして遠望が効かなくなりました。視界が効いてなんぼの商売なので、遠くの稜線をかすめて飛ぶ子天狗を見送ってから、涼しくなった山を後にしました。

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