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2009年12月16日 (水)

辛抱強く

20091216
陽の当たらない薄暗い林縁部にパーチするのはハイタカの雄。その距離約700mほどで、最大望遠で拡大したのでさすがにHV30ではノイズまみれの画像しか得られません。ところでこのハイタカ、私が現場に入ってほどなく姿を見せ、近くにたむろしていたイカルやツグミの群れを蹴散らして後、午後遅くに現場を離れるまでの間、ひたすら目の前の伐採地をキョロキョロ見渡していました。途中寝ていたフシがあるものの(笑)、最終的には4時間以上同じ枝にパーチしていたことになり、気が短いことで知られるハイタカ属にしてはなかなか辛抱強い個体と言えます。

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定期的に県内の天狗様の元生息地を見て回っています。特に秋以降は移動個体の侵入の可能性..不在地に新たなペア形成の可能性もある..もあって、県境部などを重点的に巡っています。今日辺り全国各地から雪の便りが届いていますが、県境の山間部は積雪によって思うように行動できなくなるので、今がチャンスというわけです。

かれこれ30年近く天狗様を追い続けていますが、その間に消失した県内ペアは片手に余ります。いなくなった理由は場所場所においてそれなりにあるわけですが、どれもが未だその原因に改善の兆しなく、まだまだ我々の努力の至らなさを痛感するばかり。今日もテルモスのコーヒーをすすりながら、以前ここで見られたペアの姿を思い出しつつ、薄日の射す山稜をぼんやりと眺めていました。状況の変化を見極めるためには、辛抱強くそして足繁く通い続ける必要がありますね。

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