北のブナ林
ブナ林は地元では見慣れた森ではありますが、北の大地でブナの森に分け入るのは十数年ぶりのことです。こちらでは黒松内辺りがブナ林の北限であって、よく足を運んでいる道央や道東にはブナは見られません。一見するとよく似たブナ林ですが、例えば林床のササ密度だけ見ても、地元のとはだいぶ印象が異なります。単純な植生としての相違もさることながら、ちょっと痕跡を探っただけでも、地上を徘徊する小動物にも影響があるのが判ります。
標高が1000mを超える辺りから森林限界が始まるのも、本州ではちょっと考えられない環境ですね。道央の中央高地ではすでに雪の便りも出ているようですし、あらためて緯度の違いは大きいなぁと思う次第です。
サシバやハチクマなど時期的に渡り鳥には遅いかなと思っていましたが、結構あちこちでノビタキに出会いました。
ベアカントリーであるこちらでは、過去に様々なクマ注意喚起看板を見てきましたが、今日のはなかなか良い線いってます。登山道の途中に配してあったのですが、闇雲に怖がらせたり不必要にくだけたりせず、イメージとしてはまさにかんな感じで良いと思います。あえて欲を言えば、文字は縦書きのほうがまとまりがあったでしょうね。
XLH1の調子が芳しくなく、先週7Dと一緒にプロサービスに修理・調整に出してしまったため、今回のビデオ撮影にはHV30を引っ張り出してきました。EOS MOVIEと超望遠コリメートはCX520がメインとなっているため、H1の予備機としてほとんどその活躍の場が無かった本機ですが、久しぶりに使ってみるとまだまだHDVでは現役でも十分使えることが判ります。特に操作性..ジョイスティックはダメだが..は、アホなソニー機に見習わせたいですね。
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