梅雨の晴れ間にブナの森
先月開いたばかりのアプローチ林道を辿り、北部フィールドのさらに奥山のブナの森へ入山。主たる目的はEOS MOVIEによるブナ林の撮影だが、隣接するエリア内のとある生きものの繁殖状況確認も兼ねる。
鳥、セミ、カエル。初夏のブナの森は生きものたちの大合唱に包まれる。
湿性植生を代表するミズバショウ。豊富な雪解け水が幾多の沢と湿地を生み出す。
下界では真夏日のこの日、冷涼な林床には未だ多くの残雪が見られる。
ブナの木漏れ日に輝くヤマアカガエルの卵嚢。初夏の森は生命のゆりかごでもある。
春の訪れが遅い北部奥山では、春と初夏の花々が混沌と入り混じる。カタクリ(左上)、エンレイソウ(右上)、オオバキスミレ(左中)、ショウジョウバカマ(右中)、ミヤマカタバミ(左下)、リュウキンカ(右下)等々..
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