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2011年8月11日 (木)

大和撫子

天狗谷を見渡す尾根へと続く、日当たりの良い南向きの急傾斜地に自生するのはカワラナデシコ。本種は秋の七草の一つに数えられ、利根ではお盆前にはその可憐な花を咲かせます。多年草なので毎年同じ場所で目にしており、いつもなら何気にそのまま通り過ぎて行く..と言うか機材背負って大汗かいている状況なので、正確には目を止める余裕がないだけ(苦笑)..ところ。が、つい先月その名を冠したナデシコジャパンの偉業を見せられていますから、さすがに今夏は思わず両手を合わせて拝んでしまいますね。

20110911

大和撫子と書くと、可憐さの中にもしっかりとした芯の強さを抱く日本婦女子を指しますが、このカワラナデシコの俗称でもあります。園芸種にも近縁種が見られ、公園の花壇などにも植えられたりしていますが、大和撫子のイメージするところでは、やはり自然環境下に自生しているその可憐さこそ、本来の意味なんでしょうね。

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