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2012年2月26日 (日)

どこで線を引くのか

先日、北海道の阿寒にて、嘴に空き缶が刺さったままのタンチョウがいると話題になっていました。川底とかに落ちていた空き缶が光ったか何かして、思わずつついて刺してしまったと思われます。缶が刺さったままだと、嘴を開くことが出来ないため、遅かれ早かれ餌が採れずに命を落とすことになります。絶滅危惧種救済という大儀で、保護増殖事業の名の下に税金掛けてせっかく増やしたタンチョウですから、環境省が捕獲..そりゃまた金が掛かるわな..して空き缶を外す算段をしているとのことです。

余談ですが、同じような話を挙げれば、釣り糸の絡んだシギチ、矢が刺さったカモ、風力発電のローターにぶった切られるオジロワシ、道路を横断中に車に轢かれるヤンバルクイナ、狩猟の残渣を食べて鉛中毒になったオオワシ、奥山での開発圧でジワジワ追い詰められつつある天狗様等々、やや味噌も糞も一緒に論った感もありますが、何れも人為的な行為が絡んでの話に大差はありません。

前述の空き缶の話に戻して、その後情報がないのでどうなったのかは知りませんが、タンチョウの命を救うのも人であり、目的と結果はどうであれ空き缶を捨てたのも人なわけで、美談なのか、はたまた人の為せる業なのか。一体どこから人手を介して救うべきで、どこまで行ったら放っておけば良いものなのか、何とも釈然としない不可思議な話です。

20120226
ちょっと前にはこんなことも。川を挟んだ対岸の廃業したと覚しきロッジ風の建屋内で、何やら飛び回っているものを発見。拡大して見てみると、シジュウカラが入ったは良いものの、出られなくなってしまったようです。当然、このまま出られなければ、餌が採れずに命を落とす線が濃厚..もちろん入ったので偶然出られる可能性もあり..ですが、この手の話も然るべきところに通報すれば、然るべき人たちが、然るべき金を使って助け出してくれるんでしょうか。あ、シジュウカラは絶滅危惧種でないから、そもそもお上の眼中にないか..


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