白銀の天狗日和
昨日までの荒天からようやく解放され、待ってましたの快晴無風の天狗日和。深い雪に閉ざされた林道を、えっちらおっちら歩いてやって来ました峠ポイント。道端に設営した定点から眺めるみちのくの奥山は遠くどこまでも澄み、ゴジュウカラの春の歌をBGMに、天狗様の華麗なる舞を堪能。
まだまだ一面の銀世界なれど、ヤナギの芽は春を迎える準備も万端。そう言えば今日はサシバも今シーズン初認。
自然の造形美とも言うべき、みちのくのなだらかな山襞を、定期的に一つ一つしらみ潰しに舐めて、何か飛行物体はいないかをチェック。
遠いも遠い、はるか8km離れた、それはそれは天上人の銀世界。白銀の斜面にぽつんと浮かぶは天狗様。双眼スコープの光軸テストのような視界なれど、極上で上質な無声映画でも観るかのようなシチュエーションに、仕事も忘れて思わずうっとり。良いですねぇ、こういう眺めは何時間でも飽きることがありません。
コメント
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お疲れ様です。
一枚目の写真のようなシチュエーション好きです。
・・・何時間でも飽きることがありません・・・
わかります。
自分で自分がよく飽きないなぁと思います
双眼スコープ・・・
興味はあるのですが、どうなんでしょうか?
見え方とか、使い勝手はどうなのかなぁなんて思って・・・。
良かったら教えてください。
スコープ二つの資金も、バカにならないですからねぇ。。。
投稿: 鳶丸 | 2012年3月30日 (金) 08:43
> 双眼スコープ・・・
単眼でも見ることは可能ですが、双眼は見「続ける」ことができるのが最大のメリットです。
年取ったせいか片目を長時間つぶっていると、回復するのにタイムラグがあります(苦笑)。
観るだけでなく同時に撮ることも求められるので、片目が効かなくなるのは問題なんです。
収納・持ち運びの点では色々考える必要がありますが、仕事の道具なのでそこはバーターですね。
あと光軸を合わせるのに一手間の工作と、使用前にちょっとしたコツが必要です。
投稿: BigDipper | 2012年3月31日 (土) 00:10
ありがとうございます。
>回復するのにタイムラグがあります(苦笑)。
分かります
特に雪をバックに見ていると目がチカチカしてきます。
>一手間の工作と、使用前にちょっとしたコツが必要です。
そのあたり、一回でも実物を見て話を聞ければ、分かりが早いですね。
ただ、私は地元観察者程度で月に4,5回の観察ですので、そこまで要らないかなぁなんて思ってしまいます。
豚に真珠。
>撮ることも求められるので
実はそちらにも興味がありまして・・・
スチルなのですが。。。
目下、54あたりのレンズを物色中です。
先立つ物もないくせに、色々悩んでおります。
そんな時も楽しいのですがね。。。
投稿: 鳶丸 | 2012年3月31日 (土) 13:42
> 私は地元観察者程度で月に4,5回の観察です
趣味でそこまで出かけられれば大したものです。
> そこまで要らないかなぁなんて思ってしまいます。
どちらに重きをおくかでしょうね。
長玉での撮影が目的なら単眼で十分でしょう。
私も撮影目的なら1本しか持って行きません。
(双眼鏡だけの場合もあります)
投稿: BigDipper | 2012年3月31日 (土) 22:03