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2012年3月22日 (木)

白さ際立つ

20120322
いかにも野武士的で地味な天狗様と違って、鷹..あえて漢字表記..の仲間は美しく気品のある体色をしている種が多く見られます。クマタカやオオタカなどに見られる鷹斑と称される縞模様など、どこか高貴な気品さを感じさせます。

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ただ、野外ではその白さは異質に目立つことが多く、こうして林縁部に留まっていると一目瞭然、遠くからもすぐに気付きます。写真のケースはディスプレイの一環での留まりですが、待ち伏せや探餌でも割りと目立つ場所に長時間留まっていることがあるので、目立たせることで逆にわざと対象にプレッシャーを掛けるという作戦なのかもしれません。ただ、キジがあのトリコロール配色でベッタリと周囲に溶けこむのと同様、オオタカが枝の込み入った藪中に潜んでいると、陽の当たり方によっては結構探すのは大変..縞模様というのは状況によってステルス性を発揮する..だったりしますから、適選使い分けているのだと思われます。

余談ですが、鷹匠が実戦から転じて趣味性の高いものへと変化した後、狩人としての本能もさることながら、術としての美しさにこだわった流れにあるのは、鷹狩に使われたのがオオタカやハヤブサであったことで、それなりに合点がいきます。種として扱い易かったというのがあったにしても、文化として永らく発展していくには、生きものとして無駄のない美しさを伴わさせることが、術としての体系に欠かせないものだということなのでしょう。まさに獲って良し、見て良しですね。


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コメント

お疲れ様です。

まさに、おっしゃるとおりオオタカは白いですよね。
野外で以外の白さに、ビックリするほどです。

先日、ハイタカを観察していたのですが、田んぼ一枚離れていて、しかも車の中からなのに、
警戒心バリバリでした。。。

同じ猛禽でも、コチョウゲンボウは警戒心が薄く、ほぼ木の真下まで車で近づいても逃げず、
挙句に、真下を散歩のおばちゃんが通っても逃げないという肝っ玉ぶりでした。。。

> コチョウゲンボウは警戒心が薄く

ハヤブサの仲間はほぼ例外なく警戒心は薄いです。
進化の歴史が浅いせいでしょうかね。

> 真下を散歩のおばちゃんが通っても逃げないという肝っ玉ぶりでした

自分に害なすものか否か、本能的に判るのだと思います。

連中は基本的に注視されるのを嫌がります。
気にしないというのが最も警戒心を解く良作ですね。

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