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2012年4月16日 (月)

2K仲睦まじく

NAB開催中の彼の国では、ネットで探ると早くもNEX-FS700のサンプル?動画がちらほらアップされはじめている。FS700は4Kがウリっぽいところがあるが、目玉は何と言ってもハイスピード撮影(スローモーション)機能に尽きる。何しろPhantomなどウン百万円と超高価な機材を使わないと撮れなかった映像が、100万切る価格帯まで下がってくるのだから、これはもう価格破壊の何ものでもない。業務のことを考えても、企業PVや商品CMなどでは、3Dよりハイスピード撮影のほうが圧倒的に潜在ニーズがあると思われる。

ネイチャー分野での撮影では、あれもこれもとそれはもう様々なシチュエーションで使ってみたいところだが、しっかりとした絵コンテを描いた上で撮影に臨まないと、肝心なノーマル映像を取り逃がすことになりそうだ。個人的には60P、最大でも120P(120fps)で撮れれば御の字である。少なくても安定的に1080/60Pがいければ、編集時でつなぐ際に色々試せそうである。

それにしても、ここに来て急にハイスピードづいている感があるが、これは4K撮影の付録みたいな機能と言えようか。4Kは単純に考えても2K(いわゆるフルハイビジョン)の4倍のデータ量をハンドリングする必要があり、かなり高速な映像処理エンジンが必要となる。最近発表されたV社の低価格4K機が、4枚のSDカードに4K映像を4分割して別々に書き込み、編集前に合成させるというかなりアクロバティックな仕様になっている点でも想像できよう。つまりその高いデータ処理能力があるからこそ、これまた同じように高速な処理を必要とするハイスピード撮影を実現できるわけだ。

昨年は3D元年とか何とか言われて3Dカメラが登場したものの、3Dは専用の器具を使わないと視聴もままならず、メーカーが期待するほどのニーズは掘り起こせていない。その点、ハイスピード撮影は動体撮影の分野で昔からニーズがあったため、安価に実現できるとなればそれなりに普及する可能性が高い。ただ、スチルの世界で言う魚眼撮影やHDR的なキワモノ機能でもあるので、何でもかんでもハイスピードって感じで、しばらくはゲップが出るほどその手の映像が垂れ流されるのは必定か(苦笑)。

20120416
天狗様を遠距離観察中、頭上でピーピー鳴きながら寄り添うように飛ぶK夫婦。雄が背中に乗ったり、雌が反転してお互い足を絡め合ったりと、仲睦まじい姿を見せつけたあと、いつものアカマツ林に林内消失。春ですなぁ..


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