ボソの寝床事情
桜前線は本州を北上し、青森辺りまで到達したようですが、急峻な山稜より冷涼な風が吹き下ろす雪国の寒村では、今まさに桜満開。
ハシボソガラスは里山のカラス。古より人里近くの林に居を構え、人の生活圏に遠からず近からずの距離感を好みます。近年、都会で生活するハシブトガラスが、ハンガーなど使って巣を造る例が増えているように、農村部での造巣にも農業資材などの新建材..写真の巣にはビニール紐が数カ所で使われている..が用いられています。野生ゆえ、決して人に媚びるような生き方はしない彼らではありますが、使えるものは何でも利用するしたたかさも、それなりに持ち合わせているということの証明です。
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