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2012年5月17日 (木)

大瑠璃は背景を選べ

オオルリは大抵木の梢、つまりてっぺんで囀っていることが多い。そしてその場合は仰角での撮影となるため、その自慢の濃紺ボディは背景となる空の明るさに影響を受け、黒く沈んでしまう。デジタルカメラ以上にダイナミックレンジが狭いビデオカメラともなれば尚更だ。そこで考えるべきは背景処理。でも相手は高い所云々、ではどうするか。撮影者が同じ高さに上がるのもひとつの手だが、意外にイケるのが山中の橋の上。切れ込む渓谷を渡るような林道なら尚ベター。背景を徹底して整理し、できる限りモノトーンに抑えよう。あ、そうそう、目にキャッチライトを入れることも忘れずに..

20120517

20120517b

20120517c

やはりデジタル一眼の出力する画像は、ビデオコリメートのお粗末で品のない静止画など比べ物にならないほどキレが良い。それしか無かった時代ならいざしらず、今やビデオコリメートで撮影する事情など調査の時ぐらいしか存在しない。もちろんこの場合のビデオコリメートは、1/3インチなど極小センサーの民生機のことであり、昨今のトレンドである大判センサー機はこの限りではない。


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コメント

まさに仰るとおりだと思います。

でも、いざ撮るとなると難しそうですね。。。
(野生動物を観察していると、いつもそう思います)


先日観察したオオルリは、キビタキのフレーズを入れたなかなか凝った
囀りをする個体でした。

一瞬、キビタキ?オオルリ?と迷いましたが、テッペン系のオオルリは
すぐに見つけられました


梢に留まる習性がある分、見つけられさえずれば、
キビタキよりはオオルリのほうが撮りやすいでしょうね。

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