尾瀬冬鳥続々
今日は県民の日で、県下公立校は一斉にお休み。久しぶりに静かな尾瀬を堪能すべく、シーズンオフで穴場のアヤメ平へ出掛けてきました。今年は故あってガイド業を休んでいたため、尾瀬にはあまり足を運ぶことなく、秋は今日が最初..でおそらく最後かな..になります。もう草もみじさえ終わり、晩秋の枯れ野となった尾瀬でしたが、小うるさい観光客の姿もなく、期待通りに楽しめました。
ハギマシコにアトリ、それにマヒワにジョウビタキは冬鳥で、同じく冬鳥のツグミは今シーズン初認。漂鳥のカヤクグリにウソ、それにルリビタキも山を下りる準備中。人の姿もなく閑散としたアヤメ平付近でしたが、渡り鳥たちの渡来ににわかに賑わっていました。その鳥たちももうすぐ里近くまで降りてくることでしょう。
この時期の尾瀬の風物とも言うべき、ヘリにより物資搬送。今日もひっきりなしに鳩待峠と湿原とを行ったり来たりしていました。尾瀬の観光シーズンは、山小屋の閉まる10月中旬には終わります。シーズン中は手を出せない木道の修復などは、これから根雪になるまでに行われるので、今日の荷もそのための資材が主だったようです。
花豆ジェラートは片品村の銘品。尾瀬でも鳩待峠や大清水、沼山峠の売店などで食べられます。花豆の割合がかなり多いので、食感はややヘビーではありますが、尾瀬に来た際にはお勧めです。