カテゴリー「花」の167件の記事

2009年9月28日 (月)

曼珠沙華

今頃になって秋雨前線がウロウロし出しましたが、お彼岸前後はヒガンバナ(彼岸花)の咲く季節。農地、特に田んぼの畦には、その独特な形状の赤い花を付けているのが見られます。観光用に群生しているのを見かけることもありますが、本来は有毒植物..全体的に有毒だが、特に球根にアルカイド系の毒が多く含まれる..であることを利用して、田んぼの畦に植えられます。大切な畦に穴を開けられては困るので、モグラやネズミなどを追い払うのがその目的なのです。

20090928
小豆島池田町の棚田(千枚田)。そのほとんどが自家消費用であり、主に観光向けに残された棚田ではありますが、その畦にはしっかりとヒガンバナが花を付けていました。ヒガンバナは球根による多年草なので、夏草の刈られたよく手入れの行き届いた畦に、9月の初秋の日が射すことで花を付けます。

20090928b
初めて見ましたが、写真は小豆島の友人宅に咲いていた黄色いヒガンバナ。この他、赤以外に白い花もあるようですね。曼珠沙華という別名が、仏教で言うところの白い花を指すらしいので、そういう意味もあるのかも知れません。

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2009年9月 2日 (水)

月見草?いえ待宵草です

20090902
草地の花々もだいぶ種類が少なくなりましたが、マツヨイグサ(待宵草)はまだ元気に花を付けています。一般的な植物の花が日中開花するのに対し、本種は夕方に花が開花..故に待宵草と命名..して、翌朝にはしぼむのが特徴です。本種も当然ながら虫媒花ですが、ハチや蝶の仲間は昼行性であることが多いため、受粉は夜行性の蛾..特にはスズメガの仲間..に頼っています。とは言え、早朝だとまだ花は開いているので、写真のようにハチが来ることもあります。

マツヨイグサにはオオマツヨイグサなどいくつかの種類があり、写真のものはメマツヨイグサ(雌待宵草)です。別名を月見草などと言われるので、いかにも日本古来の植物のように思われがちですが、何れの種も帰化植物(アメリカ大陸原産)であり、日本には江戸時代後期以降に園芸用として持ち込まれたものです。もともと荒れ地などに群生するパイオニア種なので、造成などによって国内に広く定着したようです。

ちなみにツキミソウ(月見草)とは、同じ時期に渡来したこれまた帰化植物(メキシコ原産)を指し、本来は別の種..分類上はマツヨイグサと同じ属..のことです。前述の通り繁殖力が強いマツヨイグサはあっという間に全国に広がったため、俗称としてはマツヨイグサのほうに月見草という名が定着してしまったようですね。

月見草で思い出すのは、南海ホークス時代のノムさん..楽天天狗軍団の現監督である野村克也氏..の言葉で、当時スター選手であり常に世間の脚光を浴びていた長嶋・王の両選手をヒマワリ、人気のあまりないパリーグ選手であった自身を月見草に喩えたのを思い出します..なんて書くと、歳がばれてしまいますね(笑)。

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2009年8月31日 (月)

秋の高山植物

20090831
このブログはフィールドノートを謳っているので、基本的にその日に起きたこと、その日に撮影した写真を掲載するようにしています。が、今日は月末であると同時に台風日和であったため、昨日撮った秋の高山植物の写真で失礼いたします。

続きを読む "秋の高山植物"

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2009年8月27日 (木)

山野の秋の花

20090827
ススキが穂を付けるなんて言うと、下界の人たちは秋をイメージするかもしれませんが、山間地や高原では8月ともなると普通に目にするようになります。意外に知られていませんが、ススキはいわゆる萱、つまり萱葺き屋根に使われる材料のことで、その昔まだ萱葺き屋根が一般的だった時代には、沼地などの湿地や谷地などから大量に採取されていました。今はもう建材としての役割を終えており、湿地は埋め立てられ、谷地は植林地へと変わっていたりします。何れも人の生活様式の変化に伴う、里山環境の消滅要素と言えますね。

20090827b
山野はまだ深い緑に覆われています..植林地は一年中だけど..が、日当たりの良い草地には秋の花が咲いています。これは多年草のツリガネニンジン(釣鐘人参)で、本種は普通は薄い青紫の花を付けますが、写真のは珍しい白い花です。花の形から釣り鐘の名がありますが、人参というのは根が朝鮮人参に似ているからで、本種の根も漢方生薬として扱われます。

20090827c
オトコエシも秋の花ですね。和名の男郎花は、女郎花(オミナエシ)の対比から付けられたそうで、オミナエシに比べて大きく毛深いからだとか。もっとも、オミナエシは黄色い花を付けるので識別は容易です。

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2009年8月15日 (土)

花豆の壁

20090815
花豆の季節です。この時期、農地を囲う防獣ネットにはわされた紅花いんげんが、あちこちで赤い花を咲かさせています。一つ一つはあまり目立つ花ではないですが、青い夏空によく似合いますね。最近幅を利かせている味気ない電気柵に比べ、花豆の壁は赤城高原の夏の風物詩でもあります。

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2009年8月14日 (金)

てんでんばらばら

よくヒマワリは太陽の動きを追いかけて、東から西へ回ると言いますが、それはつぼみの状態の話であり、花が開いてからはほとんど動くことはありません。理屈は詳しくは知りませんが、夜の間にはまた東へと戻るらしいので、成長が止まった状態ではほぼ東を向いていることが多いと思います。休耕地などに植えられた大量のヒマワリが、皆同じ方向を向いているのは、どうやらそんな理由からのようです。

20090814
我が家のヒマワリ軍団。カラ類やシメの冬の餌にと植えてあるのですが、これがまた見事に向いている方向がバラバラ。どこかで育て方を間違ったんでしょうかね(苦笑)。

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2009年7月 2日 (木)

鳴り止まぬ特許許可局

20090702
関東も先月末辺りからようやく梅雨らしくなり、連日ジメジメとしけっぽい日が続きます。外仕事は概ね一区切り付いたので、梅雨明けまでしばらくはデスクワークに没頭出来ます。近所の演習林の林縁部では、ヤマホタルブクロが咲くようになりました。

鳥たちの子育ても落ち着き、演習林もだいぶ静かになりましたが、遅れて渡来してきたせいか、いまだに朝に夕にと賑やかなのはホトトギス。特にしけっぽい日は顕著で、雨が降り出しても構わず鳴いています。託卵先であるウグイスがあぶれて鳴いているので、その辺り触発されてるのかもしれません。


特許許可局
MP3 128kbps/48KHz

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2009年6月23日 (火)

涼を感ずる

20090623
マイナスイオンを浴びに、ではなくブナ林の撮影で北部山域へ。折しも下界は夏日の一日だったので、結果として避暑的な森歩き沢歩きでした。森の中ではコルリが、沢沿いではオオルリがそれぞれ歌を競い合い、心象的にも涼を感じることができました。

20090623b
沢水の溜まりにヤマアカガエルのオタマ多数。それこそ数えきれませんが、一つの溜まりに1000匹やそこらは軽くいそうですね。

20090623c
いまだにヤマツツジが咲いている辺りはさすがに北部山域。この後、赤い鳥を探して前回繁殖した巣穴を見に行きましたが、残念ながら今年は使っていませんでした。先々週に友人がヒキョロロロを聞いているので、近くに渡来してはいるようです。

EOS5D Mk2(AT-X 107 DX Fish Eye、EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2009年6月21日 (日)

今日は夏至

20090621
雨のち午後晴れ畑仕事少々。ラムの香草焼き用に庭のタイムを少々。今日は父の日だ。

EOS5D Mk2(APO-MACRO-ELMARIT R100/2.8)

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2009年6月16日 (火)

早朝檜扇

日中少々息抜きに山へ出掛けるも、原稿書きの締め切りが近いのと、急遽プレゼン資料作成を依頼され机上仕事に没頭。早朝濃霧、日中曇天時々小雨、夕方雨、夜半雷雨という、このところの日課のようなぐずぐず天気模様に少し救われるか。

20090616

20090616b

薄暗い早朝の林縁部にたたずむ菖蒲。

EOS5D Mk2(EF35/2、2枚目はEF12を使用)

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2009年6月 3日 (水)

ようやく特許許可局

今朝は「特許許可局」の叫び声でお目覚め。このところの心配の甲斐あってか、ようやくホトトギスが定着しました。先日ホトトギスが来ないと書いた日から鳴き始めているので、今年の赤城高原への渡来日は6月1日..それ以前にも鳴き声を聞いていますが、通過中の個体だったようです..ということになり、これは記録を始めてから最も遅いことになります。年によって差はあれど、例年なら5月中旬には姿を見せていたので、越冬地で何かやんごとなき事情でもあったのでしょうか。ま、何はともあれ取り敢えずは一安心です。

20090603
気が付けば家の周辺でもヒオウギアヤメが咲き始めました。新ファーム(Ver 1.1.0)にアップした5DMk2で早々にテストがてら撮影。さすがにフルサイズデジタル一眼、アヤメの青がしっかり出ていますね。先日のふざけたコンデジカラーとは大違いです(苦笑)。あ、動画のマニュアル撮影の件は、また日を改めて検証するつもりです。

20090603b
やたら周辺をクマバチがブンブン飛び回っていると思ったら、ちかくでアブラツツジが花を付けていました。花は5mm位しかない小さなものですが、クマバチはその大きな体を器用に回して、一つ一つ覗いて蜜を集めていました。

20090603c
雨が降るのか降らないのかどうにもハッキリしない天候でしたが、来るXデーまで梅雨前の貴重な時間なので、取り敢えず山行。どうにかこうにかお昼過ぎまで天気は持ちましたが、午後2時頃には南側の尾根筋まで怪しい雲が垂れ込め始め、慌てて機材その他撤収して下山してきました。

20090603d
先日の「招かれざる客」にもう一種追加。この季節限定ですが、山でやたらと顔の周りを飛び回る小さな虫が目障りでなりません。小さくともずんぐりとしたフォルムは一見甲虫のようですが、こいつらはヒゲブトコバエ..釣り師の間ではクロメマトイと呼ばれる..というハエの仲間。子供の頃は何だかよく判らなかったので、皆で「目周りブンブン」と呼んでいました。

とにかくこの目周りブンブン、手で払っても払っても目をめがけてダイブしてくるので、うっとうしくてしかたありません。風が強いと姿を見せませんが、今日のように微風程度ならば、撮影中でも観察中でも雉撃ち中(笑)でも、時と場所を選ぶことなくひっきりなしにやって来ます。目に卵を産もうとしてるとか、眼病を媒介するとか、あまり有り難くない話も耳にするので、問答無用で片っ端から叩き落として..今日も十数匹撃墜..はアリの餌にしていますが、ハエごときに気をとられてチャンスを逃すこともあったりするので、最後はホントにイライラしてきます。目の周りだけに虫除けを塗るわけにもいかず、今のところ対策はオーバーグラスを掛けることくらいですが、それでも撮影中は無防備なので、ひたすら撃墜するしかありません。

20090603e
それにしてもこのハエ、基本的には動物の目を狙ってやって来ます。以前、岩場で反芻中のカモシカを観察中、しきりに顔を振るのでフィールドスコープで覗いたところ、やはりこの目周りブンブンに手を焼いていました。さらに目以外にもたかろうとする習性があり、カメラのファインダー(写真)、コンデジの小さなレンズ、サイドキックのノブのネジ(一つ前の写真)、おもしろいところでは1DのAF-ONボタン..他のボタンには興味を示さず..もお気に入りの様子でした(苦笑)。

EOS5D Mk2(EF35/2)
COOLPIX P6000

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2009年5月30日 (土)

いずれ菖蒲か杜若

20090530
本格的な梅雨を前に、山間部でもアヤメが咲く季節になりました。よく「いずれ菖蒲か杜若(優れた点がよく似ていて区別しづらいこと)..」などと言いますが、アヤメ(菖蒲)は外花被片の基部に名前の由来となる目立つ文目があるのに対し、カキツバタ(杜若)には白い斑が少々見られるだけなので、実際の花は見れはすぐ判ります。それにカキツバタは湿地など水辺に咲く花ですが、アヤメは水辺に限らず山野にも見られます。

それにしても薄っぺらい妙な青ですねぇ、P6000。曇天で尚かつ順光でないので、色が出ないのは仕方ない状況ではありますが、アヤメ本来の紫が強い青が出ていません。シアンが強すぎるようです。リコーのCaplioシリーズが同じような傾向にありましたが、この場合は「いずれ菖蒲か杜若」ではなく、「どんぐりの背比べ」「五十歩百歩」「目くそ鼻くそを笑う」といった表現が正しいのでしょうね(笑)。

20090530b
今日の北部山域は前日同様の空模様。稜線部に雨雲が垂れ込め、雨が降ったり止んだりを繰り返しました。午前を中心に天狗様のハンティング行動を確認しましたが、ちょっと高度が上がると雲の中に入ってしまうので、長時間追うのが難しい状況でした。

20090530c
COOLPIX P6000には独立したMFボタンがあり、押している間だけ液晶モニターの中央部が拡大表示され、コマンドダイヤルを回すことでマニュアルフォーカスでピントを合わせられます。これはデジスコ撮影時によく利用する機能なのですが、これがまた何とも不可解な操作を強いられる代物で、フォーカスモードがMF以外に設定されていると、「MFにしろ」の旨が表示されて機能しないのです。

もともとMFでしか機能しないのだから、MFボタンを押している間だけ一時的にフォーカスモードをMFにしてくれればいいものを、何とも融通が利かないのですねぇ、これが。これを考えた某ナイコンの設計担当は、実際に使うことを微塵の検討もしてないことを露呈するようなインターフェイス仕様であり、頭悪いんじゃねぇの?と嫌みの一つも言いたくもなります。ずーっと我慢していたのですが、今日はいよいよ頭に来ました。

それとマクロ域でのAF精度も大いに不満ありです。何がどうとかの理屈以前に、GRDで合焦するものにまったく反応しない場合が多いのです。昔のE950辺りのマクロ性能はピカイチ..そういうふざけたネーミングのカメラを作っていましたね(笑)..だったような憶えがあるのですが、今のナイコンはこの程度の性能なんでしょうかねぇ。

COOLPIX P6000

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2009年5月21日 (木)

花香る初夏

こうも緑には種類があったのかと感心するほど多彩な新緑も落ち着きはじめ、パレットで絵の具が少しずつ混ざり合うように、山野の景色が同じ緑一色に統一されていきます。そしてそれまで主役であったヤマツツジやミツバツツジに代わって、独特の芳香を漂わせる花木が山肌を賑わせ始めています。

20090521
山間地の沢沿いの斜面至るところで、青紫の花を風に揺らしているのはヤマフジ。

20090521b
奥山から里山へと続く川筋の河畔林で、我が世の春を謳歌するハリエンジュ。

20090521c
秋には小粒ながら沢山の実を付け、鳥やけものたちに恵みを分かつミズキの花も、まさに今がその最盛期。

20090521d
調査にフィールドスコープは欠かせない道具の一つですが、観察が長時間にわたる場合、同じ姿勢で接眼レンズを覗き続けるのはかなり疲れます。そこで登場するのが簡易コリメートシステム。普段は無用の長物であるビデオカメラの液晶モニターを開いて、少し離れた位置から楽な姿勢で自由に見ることができ、非常に重宝しています。ディティールは望むべくもありませんが、デジタルズームを併用することで、日中ならそこそこ離れた場所からでも観察可能です。ま、あくまでそれなりですが..

20090521e
昨今の一眼デジカメに標準装備されるようになったライブビューも便利に使っています。映像素子の発熱を抑えるために長時間は見られませんが、ちょっとした確認程度ならいちいちフィールドスコープに付け替えることなく、対象の様子を拡大観察..5倍と10倍が可能..することができます。特に山行調査の場合は三脚が一本しかないので便利この上ないですね。ただ難点は1DMk3の場合だとAFが効かないことかな。

EOS-1D Mk3(EF100-400/4.5-5.6L IS)
EOS5D Mk2(EF70-200/2.8L IS)
COOLPIX P6000

PS.
先日家人が聞いていたカッコウですが、本日私も今シーズン初認。例年通りと言えばそうなんですが、ホトトギスより早いのは珍しいことです。

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2009年5月16日 (土)

桜道

スチル撮影では日夜活動中の5DMk2だが、最近ほとんど話題の動画機能を使って撮影していない。半年ちょっと使ってきて、フォーマットで言えばこれはもう間違いなくMPEG-2でしか需要がない..5DMk2はいわゆるMPEG-4系のH.264..のと、思うようなマニュアル操作がしづらく撮影自体がいちいち面倒なのが一番大きな理由。1シーンの撮影に人数と時間を掛けられる映画やPVと異なり、素材データとしての撮影をワンマンオペレーションでこなすのとでは、やはりコスト的に事情が異なるのだ。現時点ではまだ制約の多いH.264より、扱いやすいMPEG-2のほうが望ましいという編集側の都合もあるし。

何度か仕事でFlashムービーに組み込んで試行してみたものの、その映像自体はコンバージョンレンズの組み合わせで既存のビデオカメラでも撮れなくはないものだったのも事実。まあ、クライアント側の興味本位もあり、こちらとしてもハード的には元を取ってしまったので結果オーライなのだが。業務でなく逆に趣味の範囲でならおもしろい機材と言えるが、残念ながら今のところ趣味でビデオを撮るほどヒマがない。それに日常の調査業務やライフワークであるワイルドライフの撮影を考えると、レンズの焦点距離の問題もあって、フルサイズよりも1DやAPS-C機の後継機に同じ機能が付くことを心待ちにしている。APS-C機ならこの春にKissデジが実現したようだが、まああれは問題外。

ちなみに昨年来より、コリメートビデオシステムの後継機としてAVCHDについてもいろいろ情報収集しており、ソニーのXR520VやパナのGH1あたりはハード的にかなり興味を引くものがあるのだが、フォーマットの部分では5DMk2と同様の問題を残してる。単なる映像の記録だけならフォーマットなど何でも良く、別途キャプチャ作業の必要がないAVCHD..そういう意味では5DMk2も同等..の利便性は高く評価できるが、映像はやはり編集してなんぼのものなので、特に業務用途ではワークフローを無視することもできず、そこは二の足を踏まざるを得ないのが現状だ。

20090516

EOS5D Mk2(EF24-70/2.8L)

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2009年5月15日 (金)

エゾハルゼミ鳴く

20090515
嵐の去ったあとは実にさわやかな朝です。ひんやりとした空気に昨日の残り物の風が少々、クロフネツツジが朝陽に白く輝いています。私はまだ聴いていませんが、朝採り帰りの家人がカッコウの声を聴いたとのこと。例年よりは若干早いようなので、もしかしたらさらに北上する個体が通りすがりに鳴いていったのかもしれません。

20090515b
パステルトーンの新緑も徐々にその調子あげ、標高1100mの岩場から見下ろす本谷の核心部まで染めつつあるのが判ります。景色の中にところどころ白く残っていたヤマザクラも、昨日の強風ですっかり散ってしまい、代わりにトウゴクミツバツツジの赤紫色の花が見え隠れしています。遠くで鳴くジュウイチの声が風に乗って届き、アマツバメが足元の岩場をかすめて飛ぶと、谷底の森からエゾハルゼミの鳴き声が遠慮がちに聞こえてきました。こう気温が低くてはまだ本調子にはほど遠いようですが、やがて谷全体が彼らの大合唱に包まれるようになると、北部フィールドにも本格的な初夏が訪れます。

EOS5D Mk2(EF17-40/4L)
COOLPIX P6000

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2009年5月12日 (火)

裏山探索

20090512
今日は午前中限定で、裏山のもっとも大きい水系の源流部までさかのぼり踏査。林道で行けるところまで車で走り、崩落地点から先は小一時間ほど歩行。当初の調査&撮影目的を達してのち、コノハズクの声に誘われるように沢沿いに少し下って、流域途中の名もなき滝に寄り道です。源流とは言っても水源は大沼なので、ここの水が涸れることはありません。

20090512b
赤城山と言えば白樺牧場のレンゲツツジが有名ですが、それにはさすがにまだ半月以上早いですね。北部フィールドと同様、山麓の標高700m辺りより上..つまり我が家と同じくらい..まで上がると、場所によってはヤマツツジが見頃です。

20090512c
もう一つこの季節の赤城山と言えばアカヤシオ。もうそろそろ終わりかと思いつつも、帰る道すがらなので覚満淵まで上がってみると、平日だというのに結構な人手に驚きました。話しかけられたカメラ親父によれば、昨日だか今日の上毛新聞に載ったらしく、なるほどさもありなんと合点がいった次第です。ちなみに紙面には満開で見頃とか書いてあったそうですが、鳥居峠付近のものはとうに見頃は終えてますのでご注意を。ま、黒檜山や駒ヶ岳まで上がればまだ大丈夫でしょうけど..

EOS5D Mk2(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2009年5月11日 (月)

虫媒花と風媒花

そろそろ初夏の花木が山を賑わせる季節です。例えばヤマツツジなどは受粉に昆虫や鳥の力を借りる必要があるため、見た目に目立つ派手な花を咲かせます。中には見た目だけでなく、匂いなどで惹きつける花もあります。そのような花を虫媒花と言いますが、コナラやミズナラなどのようにどちらかと言えば小さく地味な花をつけるものは、受粉に自然の風の力を利用するため、風媒花と呼ばれます。

20090511
標高の低いところではボチボチ咲き始めたヤマツツジ。ハチが忙しそうに花の周辺を飛び回っています。

20090511b
こちらはコナラ。写真のように紐状に垂れ下がったものは雄花の集まりで、雌花は今年伸びた新しい枝につく葉の付け根..専門的には葉腋という..にあり、それがいわゆるドングリになるわけです。サワグルミやオニグルミも同じような感じですね。もちろん風媒花であっても、必ずしも風頼みだけでなく、昆虫による受粉媒介もあります。

20090511c
沢沿いの斜面からアカハラが飛び出して枝に留まりました。踏査行動中にコリメートシステムのビデオカメラを持つことはまずありませんが、たまたま直前にアナグマを撮っていたため、そのまま近くの二又の木に押し当てて静止画で撮影。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
COOLPIX P6000
iVIS HV10(TSN-604)

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2009年5月 8日 (金)

リンゴ咲く

20090508
山ごもりしている間に庭のリンゴが花をつけました。ただ、咲いたのは相変わらず実のならない紅玉のほうで、なぜか今年はふじがまだです。このままふじが花をつけないとなると、今冬のツグミの楽しみが無くなってしまうのでちと心配です。

20090508b
近所のヤエザクラも連休中に満開を過ぎ、すでに下枝のほうは散り始めています。

20090508c
今朝はすっかり雨も上がって青空が広がったので、機材抱えてひとっ走り北部フィールドへ車を走らせたのですが、現着するなり再び雨雲が広がってすぐに雨が降り出したため、あえなく出戻りとなりました。昨晩天気図を見るのを忘れていたので、ちょっと雲の動きを読み違えましたね(苦笑)。

COOLPIX P6000

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2009年4月28日 (火)

春の霜氷雪

20090428
今朝は放射冷却で随分と冷え込みました。この季節に放射冷却とくれば、当然の如く遅霜が。霜と緑の対比がとてもミスマッチですが、赤城高原では年によっては5月に入ってからも霜が降りることがあります。

20090428b
遅霜とくれば、レタスのマルチにたまった雨水も凍ります。

20090428c
さらに北部フィールドの標高1200m付近より上には、しっかり残雪もあります。

20090428d
山から下山しての帰路、道端の立て看板を見て、そう言えばそんな頃合いかと思い出し、花咲の天王桜に寄り道。例年だと5月に入ってすぐが見頃ですが、ご多分に漏れずやや早めの満開でした。ちなみに近くのオキナ桜の開花は、まだもう少し先になりそうです。

EOS-1D Mk2(EF24-70/2.8L)
COOLPIX P6000

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2009年4月22日 (水)

山桜の粋

20090422
最後まで残っていた標高830m地点のヤマザクラも咲き、我が赤城高原の桜の季節も終盤となりました。これで残すは遅咲きのヤエザクラだけです。

20090422b
花と葉が同時に開くのがヤマザクラ。満開でも白一色のソメイヨシノとは違い、山野の花木としての何とも微妙な色合いが良いですね。ソメイヨシノは賑々しく沢山一気に咲いてこそ粋ですが、ヤマザクラは山の斜面などに単独でひっそりと咲くのが粋です。

20090422c
北部フィールド内ではスミレが花をつけ始めました。下を見ず急ぎ足で歩き出すと、うっかりすると長靴で踏みつけそうになります。厳しい雪の季節を耐え、待ちに待った春の陽気に誘われて目覚めたスミレを、そうそうないがしろにはできませんね。

20090422d
今日は暑かったですね。ブラインドの小さな窓から望む、北部の山々にはまだ大きな雪形が見えるというのに、薄いテント生地の中は春の日射しにさながらサウナのようでした。明日は日中の気温も下がるようなので、多少はしのぎやすくなるでしょう。

EOS40D(EF-S18-200/3.5-5.6IS)
COOLPIX P6000

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2009年4月19日 (日)

おらが村の桜開花情報

20090419
下界や中央のニュースから桜の便りが届かなくなる頃、ようやく我が赤城高原でも桜の開花が始まります。年によってそれなりに差はあるものの、おおむね青森の弘前辺りと同じ時期で、遅咲きのヤエザクラを除けば、ソメイヨシノもヤマザクラも一緒に花をつけます。写真は近所の防風林でヒッソリと花をつけているヤマザクラ。折しもメジロの夫婦が蜜を吸いに来ているところでした。

20090419b
こちらは私が開花の標準木としている、標高730m付近に立つソメイヨシノ。この2・3日で一気に花開き、例年より一週間近く早い満開となりました。

20090419c
我が地区の最高地点(標高830m)に立つヤマザクラ。こちらも例年だとGWの少し前に花開くのですが、すでに若芽が芽吹きつつあり、花のほうも時間の問題のようです。

20090419d
サクラと同じバラ科サクラ属のスモモ。これは我が家の花樹で、週初めに花をつけ始めたものが、やはりこの2・3日で満開に。

20090419e
県西部の妙義桜の里も、同様に一週間近く早くに見頃を過ぎたようです。例年ならまだ満開ちょい過ぎぐらいが楽しめる中之岳付近も、桜吹雪を通り過ぎて葉桜になりつつありました。それでも入れ替わりに新緑が始まっており、観光客の興味もそちらに目移りしていたようです。

EOS5D Mk2(EF70-200/2.8L IS、EF50/2.5マクロ、EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2009年4月14日 (火)

スモモ咲く

20090414
赤城高原にも急速に春が駆け上がってきています。さすがこれだけ初夏の陽気が続くようだと、木々もいつまでもしらばっくれるわけにもいかないようで、ボチボチ花を付け始めています。今朝はスモモが1輪、例年より一週間近く早く咲きました。

EOS-1D Mk3(EF35/2)

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2009年4月12日 (日)

県南はもう芽吹き

昨日は所属する研究会の役員会のため上京。夜は友人たちと飲み会であったため、そのまま高崎泊まりとなり、移動には電車を使ったので、今日は家人に迎えに来てもらうことに。近場の花見を所望する家人の要望に添って、久しぶりに吉井の牛伏山へ寄り道しましたが、界隈の山々はもう芽吹き始めて新緑の季節になっていましたね。牛伏の千本桜も麓はもう葉桜に桜吹雪で、山頂付近が満開ちょい過ぎといった感じでした。

20090412

20090412b

20090412c

EOS5D Mk2(EF28-300/3.5-5.6L IS、AT-X 107 DX Fish Eye)

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2009年4月10日 (金)

春なのに

今日の館林は日中29℃という、あわや真夏日かという暑さだったようですね。我が利根沼田界隈もまた同じような状態で、4月とは思えない暑さに少々へばり気味でした。

20090410
へばった原因はXL H1などビデオやらスチルやら一式担いで、沼田の河岸段丘を一望できる某所に登ったため。仕事とは言えわずか5秒のために登山するのも、こう暑くては大変です。まあその分眺めは最高で、自前のライブラリ用映像としてもバッチリでした。ただ、うっかり車に双眼鏡を忘れてしまったため、撮影中に上空を飛んだラプターが何者だったか同定できませんでした。何となくサシバっぽかったような気がするのですが..

20090410b
マンサク・ダンコウバイと並んで、キブシは春の黄色い花樹の一つ。今のところ七分咲き程度ですが、今日の暑さにすぐ満開となることでしょう。

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登山道の途中に獣毛発見。状況的に見てまずカモシカの冬毛で間違いありません。

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ちゃっちゃと仕事を片付けて、いつものように北部フィールドを目指します。が、融雪が進んで一旦は通れた某所の林道ですが、今日は再び通行不能に。どうやらこの数日の暑さで斜面の雪がゆるんで、林道上に雪崩れてしまったようです。わずか50mほどではありますが、ジムニーの走破性能を持ってしてもやや難ありでした。

EOS5D Mk2(EF24-70/2.8L、EF70-200/2.8L IS)
GR DIGITAL

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2009年4月 8日 (水)

赤白黄梅

我が家の周辺でもぼちぼち梅が咲き始めました。紅梅など例年ならもう少し早いはずですが、先月後半の寒さが影響しているようですね。昨日辺りから気温がグッと高くなっているので、今週中に一気に咲きそうな気配です。

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EOS5D Mk2(EF17-40/4L)

制作中のビデオ映像向けにナレーション原稿を書いています。自分の文章力の無さなど今更驚くにも値しませんが、毎度のことながらプロのナレーターさんの文章校正力には驚かされます、というか助けられます。先日から2度ほどやりとりしただけで、ずいぶんと見栄えのする内容になりました。回りくどく且つ堅い表現を避けつつ、さりとて稚拙な言葉に終始することなく、万人に耳障りの良い平易な表現を実現する。まさにプロの仕事ですね。

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2009年4月 5日 (日)

県南の桜はちょい遅

父親の墓参りで県南の実家へ。ちょうど近くの八幡様が春のお祭りで、県北より一足早く桜見物に出掛けましたが、例年だと散り際のことが多いソメイヨシノがまだ六部咲でした。この冬は暖冬で春が早いなどと巷では言われていましたが、3月後半の冷え込みの影響で、結局は例年並みかそれより遅い状況となっています。

20090405

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20090405d

EOS40D(EF-S18-200/3.5-5.6IS)
GR DIGITAL

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2009年4月 3日 (金)

沼田は梅満開

標高500m付近の沼田郊外では梅が満開です。今日は朝こそ0℃だったものの、日中は気温も上がって暖かくなり、山から下りてきて里山付近で車を走らせていると、車窓に梅の香りが漂いました。

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ブラインドの張ってある稜線近くの岩場に登る途中、シャクナゲにつかまりながら足下の眼下を見下ろすと、山の景色はまだまだ春浅いといった風情です。途中汗を引かせるために一休みしていると、すぐ近くでヒガラがツツピンツツピンと早口でさえずるのが聞こえてきました。

EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
COOLPIX P6000

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2009年3月 5日 (木)

一足お先に桜見

仕事でお江戸へ出張。朝家を出るときには必須だったアウターが、東京では邪魔なだけのお荷物と化し、例の如く我が上州北部との気候の違いに戸惑ってきました(笑)。それに花粉症対策なのか、やたらとマスクで顔を覆う人の多さにもやや驚き。

20090305
さらに驚いたことに桜が咲いているではないですか。気象庁の桜開花予想の第一回が今日発表されたばかりですが、それによれば東京は今月25日とのことで、いくら何でもこれは早過ぎ。路上には花びらも散っているし。

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暖冬とは言え早くもフライングしたやつがいるのかと思いましたが、どうもこれは早咲きのカワヅザクラみたいですね。デジカメを忘れていったので、ケータイでパシャ。

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チーチーとメジロが人も恐れず桜の蜜を吸いにやって来て、一足お先に春の点景を愛でさせてもらいました。

SO902iWP+

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2009年2月26日 (木)

遠い日のロマン

天気がなかなかすっきりしませんね。今日は依頼された案件の締め切りが近づいてきたため、覚悟の上で撮影に出掛けたのですが、案の定あいにくの空模様で思ったような絵が撮れず、後日出直しに。雪があるといろいろとアレなんで、ロケ地は県南か県西の森に限られます。

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高校生の頃に自転車漕いでよく訪れていた県西の森。当時はまだ幼木を植えて間もなかったと記憶していますが、四半世紀も過ぎると立派な立木に成長していますね。あの頃は周囲の杉林を含めまだ木立が低かったため、県境の山々に遠望が利いて、望遠レンズを付けたカメラを傍らに、ロマンを求めて日がな一日空を眺めていた憶えがあります(遠い目)。

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昔から変わらず立っている看板には、当時から天狗様の案内が。あの頃はこれを見るだけで、ずいぶんとロマンをかき立てられましたねぇ(さらに遠い目)。

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引き上げがてら木馬瀬のフクジュソウ自生地へ。暖冬の影響で今冬はもう見頃を過ぎています。ロマンと言えば、ここ増田に小栗上野介が残す幕末黄金伝説にも心惹かれますね(もっと遠い目)。

EOS-1D Mk3(AT-X 107 DX Fish Eye)
GR DIGITAL

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2009年2月 4日 (水)

立春にろうばい

気候的にはまだ冬の真っ只中ではありますが、暦の上では今日から春、と言ういわゆる立春です。昨日よりは寒くなるような話でしたが、県南は風もなく上着も要らない春の陽気で、実に過ごしやすい一日でした。お昼前にろうばいの里に立ち寄って、5D Mark2によるビデオ撮影を行いましたが、辺りに漂うロウバイ(蝋梅)のほのかな甘い香りが、二十四節気の変節を引き立てていました。

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花鳥風月なんて言葉があるくらい、鳥と花の組み合わせは絵になります。が、冬鳥であるジョウビタキの場合はなかなかそうもいかず、上手くすれば梅か早咲きの桜でいけるかも、言ったところでしょうか。まあ今日は上手いことロウバイに留まってくれましたが。余談ですが、花鳥風月の「鳥」は鳥そのものを意味するのではなく、鳥獣などいわゆる生きもの全般のことを指します。

20090204z
朝一はヤマセミ・カワセミ撮影。今朝はヤマセミに振られてしまった代わりに、ルリビとカヤクグリにお相手願った。

EOS5D Mk2(EF28-300/3.5-5.6L IS、AT-X 107 DX Fish Eye)
EOS-1D Mk3(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

5D Mark2の動画撮影機能による映像サンプル(Windows Media Video9形式)アップしました。ビットレートを2Mbps前後に設定しているので、ブロードバンド環境でないと視聴は厳しいかもしれません。特に明記がない場合、Picture Styleは忠実設定ベースのカスタムを適用。尚、サーバーの容量の都合上、映像サンプルは一定期間過ぎると削除します。

●細かいものが画面内を多く占める映像サンプル

先に公開した降雪の映像と同様に、小さな花が集合しているようなシーンも、5D Mark2はあまり得意としていないようです。個々の花のアップは何ら問題ありませんが、引き絵の場面をハイビジョンモニターで視聴すると、やや難ありといった感じです。先日も書いたMPEG4コーディックに起因する理由のほかに、映像エンジンであるDIGIC4の動画生成アルゴリズムがまだいまひとつこなれてないと言うか、2000万画素から200万画素への間引き処理が上手く行われてないように思います。もうすぐ梅と桜の季節がやって来ますが、さてどんな感じで撮れるものか、期待半分不安半分ですね。

※映像サンプルは削除しました(2009年8月16日)。

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2008年10月 9日 (木)

秋そば

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高原野菜の産地で名を馳せる赤城高原も、10月の声を聞くとそろそろ畑終いに入ります。夏の間、朝採りレタスやキャベツなどの葉物野菜の収穫で賑わった畑も、来年に向けての肥料が鋤き込まれ、殺風景な景色に変わりつつあります。そんな中、地味に花を付けているものと言えば、ウドと秋そばですね。

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我が村で栽培されているのは主に秋そば。高原特有の朝晩の気温差がそばの生育に適しており、空いている畑を利用してあちこちで栽培されています。ちなみに、春に種をまいて7月に収穫するのが夏そばで、8月に種まき10月収穫が秋そばと呼ばれます。

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食べるそばとは関係ありませんが、秋に咲く野花でそばと言えばミゾソバ。水辺の近くで、そばに似た花を付けるのが名前の由来です。

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ミゾソバは水辺に限らず、山林などの湿った場所でも普通に見られる一年草で、同じタデ科のイヌタデなどと一緒に、夏の終わり頃から咲き始めます。その特徴ある葉っぱの形から、近所の年寄りは「牛の額」などと呼んでいますね。

EOS40D(EF-S18-200/3.5-5.6IS)

畑が殺風景に..と書きましたが、その畑を求めて、これから冬に向けて積雪が始まるまでの一時だけ、赤城高原に姿を見せる生きものがいます。つい先日、その生きものが近所にやって来ているのを確認していますので、朝夕の散歩時には望遠レンズを持ち歩こうと考えています。

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2008年10月 4日 (土)

秋桜

晩夏から秋に掛けて野を彩るコスモスですが、古くから親しまれてきたような顔をしつつ、その実は近代になって日本にやってきた外来種。日本中どこへ行っても、秋になると道端や花壇には必ずと言っていいほど咲き乱れ、季語としてすっかり日本人の心に取り入っています。里山の畦で何気に花を付けていますが、その昔の日本には見られなかった景色なわけで、古民家の周辺でコスモスが咲いている姿を見て、これぞ日本の原風景などと喜んで良いものかどうか複雑なものがあります。

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とは言いつつも、我々現代人にとっては秋を代表する花であることに変わりはありませんし、何より他の外来植物のように周辺の植物を駆逐するほどの勢いもないので、そう目くじらを立てずとも良いのかもしれませんね。そんな堅苦しい話を余所に、利根の里に吹く黄金色に風に、今日もコスモスが揺れていました。

EOS-1D Mk3(EF17-40/4L、EF24-105/4L IS)

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2008年10月 2日 (木)

彼岸花

秋の里山を彩る花と言えば、コスモスとヒガンバナでしょう。特に花期の長いコスモスと違って、ヒガンバナの見頃はその名の通りお彼岸の前後に限られます。夏にはその気配さえ見せませんが、9月の声を聞くと途端に田んぼの土手に顔を出すのは、姿形と相まって何とも独特ですね。

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ヒガンバナは大陸からの帰化植物..と言っても稲作文化伝来の頃の話らしい(遠い目)..で、有毒なために食用には適さず、その毒性からネズミやモグラ除け..奴らは土手に穴を空ける害獣なのだ..になることから、田んぼの畦に多く植えられていると言われています。実際、里山の景色においても、畑よりは田んぼの畦に多く見られますね。そんなヒガンバナも、利根沼田地方ではもう見頃も終わりです。

EOS40D(EF-S10-22/3.5-4.5、EF-S18-200/3.5-5.6IS)

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2008年8月14日 (木)

燃える夏

昆虫採集少年だった頃、暑い夏は最も好きな季節でした。それがいつの頃からか夏はあまり得意な季節ではなくなり、どちらかというと早く過ぎてくれないかと考えるようになった自分がいます。寒さにはめっぽう強いのですが、どうも体質的に暑いのは苦手であるのと、自分がライフワークとしている生きものの姿を追い掛けるのが、季節的に難しいというのも理由の一つです。

暑いのは苦手という個人的な意理由はさておいても、そんな暑い夏に最高のパフォーマンスを発揮できるよう体力と技術を維持し、競技と記録に挑む北京五輪。期待されその通りの結果を出した人、期待通りの結果に至らなかった人、期待以上の結果に沸いた人、連日様々な国と地域の人たちがテレビの画面に踊っています。そんな中でも、やはり2大会連続競泳2種目制覇の北島選手の活躍には、暑さを忘れるほど熱くなりました。個人的に水泳は平泳ぎが得意なこともあって、彼の動向には以前より注力していましたが、世界新記録..200mは残念でした..での勝利はさすがでしたね。

普段はほとんどスポーツ観戦はしませんが、最高の舞台で最高の技術を競い合う各国の選手の姿を見られる五輪は、4年に一度の楽しみでもあり、こういう暑い夏ならまあ良いかなと思ったりしています。今回もすでに次を期待させる若手も現れ、次のロンドンも楽しみになりました。

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実家からの帰り道、赤城の深山で雷雲に包まれ、標高600mで雷の真下を通ってきましたが、西群馬幹線に吸い寄せられるように連続して落ちる?雷は何とも壮絶なものがありました。久々に雷のパワーの凄さを見た気がします。家に戻ると赤城高原は雷雨も上がり、熱い北京の如く西の空が赤く燃えていました。

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玄関先のコスモスが花を咲かせました。見回した限り近所では一番早かったようですが、それも雷雨に打たれて早くも皆倒れてしまいました(苦笑)。ヒマワリもだいぶやられてしまったようなので、明日は少し対策を施そうと思います。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年8月 6日 (水)

モデム逝く

昨夜遅くから今朝にかけて、猛烈な雷雲が赤城高原を覆いました。夜中にたまたま目が覚めたので、ビデオで稲光でも撮ろうかと外を眺めたところ、雷は真上で鳴っているためそれは叶わず。と、間髪入れずすぐ近くに轟音と共に落雷があり、気が付けば停電。停電自体は3分ほどで復旧しましたが、色々確かめてみるとADSLモデムのLAN機能がお亡くなりになってしまい、インターネットに接続できない状況に陥ってしまいました。

朝になってからNTTに連絡入れた..調べたら24時間受付だったようで..ところ、他にも同様の症状で修理要請が多数入っており、今日中に修理に向かえるかどうか判らないとの由。メールが使えないのは厳しいなぁと考えあぐねていたところ、結局すぐに修理担当者がやって来て、モデムごと交換して事なきを得ました。修理担当者曰く、山の上の方から順に修理して回っているとのことで、我が家が一番その山奥だったとのことです(笑)。

モデムが新品になったことで、全てのネット関係の設定が振り出しに戻り、その回復に少々手間取ったため、一部の機能を除いて業務遂行可能になるまでさらに3時間ほど要しました。業務関係ではその他の機器に落雷の影響はありませんでしたが、家庭内では唯一電子レンジが逝ってしまいました。つい先だって10年選手の掃除機と、17年使ってきた洗濯機を買い換えたばかりだったので、何とももの入りな夏になりましたわ(苦笑)。

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農村のヒルガオ
Caplio R6

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2008年8月 5日 (火)

夕菅

20080805
ユウスゲはその名の通りキスゲの仲間で、午後遅くに花を咲かせて翌日の朝にはしぼんでしまう、いわゆる一日花です。県内では榛名湖畔の群生が有名で、今がちょうど見頃になっていますね。夜に花を咲かせるということは、日中活動するチョウやハチの受粉活動には期待できないわけで、もっぱら夜行性のガに負うところが大きいようです。

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翌日の朝にはご覧の通り。写真の花は、自動撮影装置でクマを撮るべく、クマ道を探して近所の沢筋を踏査していて見付けました。生えているのは1本だけで、周辺には他に見あたらなかったのは不思議な感じで、夕方だったので見付けられましたが、朝だったら判らなかったかもしれません。

Caplio R6

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2008年7月25日 (金)

白樺折れる

停滞する前線に南から湿った空気が流れ込むため、このところ連日のように夕立が降ります。赤城高原も暑くてムッとする日が続いているので、午後遅くの夕立は打ち水効果で涼しくなるので、歓迎しております。

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しかし今日の夕立は台風かと見まがうほどの強風が吹き荒れ、畑のトウモロコシは無論のこと、庭木であるシラカンバ..シラカバは別名でシラカンバが正しい表記..が1本折れてしまいました。幹の直径は15cmほどあったのですが、以前にてっぽう虫..いわゆるカミキリムシのこと..にやられたところが空洞化しており、そこからバッキリといってしまいました。

いつかは逝くだろうなぁと思っていて、ここ3年ほど台風はしのいできたんですが、たまたま風によるねじれ方が拙かったようです。取りあえず隣に停めてあったジムニー側に倒れなくて良かった(冷汗)。

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庭の片隅に適当に植えておいたヤナギランですが、雑草魂よろしく年々その数が増えてきています。庭をいじる趣味はまだ無いので、こういう手の掛からない山野の花が楽で良いですね。

EOS-1D Mk3(LEICA AME)
Caplio R6

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2008年7月18日 (金)

夏草2種

当ブログは、我が上州における何気ない日々のことを、フィールドノートとして記事にしている..基本的にその日の出来事です..わけですが、気が付くと以前書いた記事と似たようなものになることが多々あります。自然界の事象についてが記事の中心となるので、まあ季節は巡ると言ったところでしょうか。

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オオマツヨイグサ

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ヒメジョオン

EOS-1D Mk3(Nikkor Ai28/2.8S)

上の夏草の組み合わせは、2年前の同時期にやはり写真を2枚並べていることが判りましたが、今回は一眼レフ+広角マクロで撮影しているので、較べてみると先日書いた被写界深度の違いがよく判ると思います。やや設計の古いMFニッコールではありますが、絞り開放で最短近くまで寄ると、背景が実によくボケますね。

キヤノンとニコンではピントリングの回す方向が異なります。キヤノンは反時計回りで無限遠ですが、ニコンは逆ですね。一緒に使って戸惑わないのかとよく聞かれますが、キヤノンがメインとは言えニコンもそれなりに使っていた時期があり、その辺りは体が覚えているようで、特に不都合は感じません。まあ、大ざっぱと言われればその通りではありますが(笑)。

ちなみにライカのRレンズと、ハッセルやコンタックスのツァイスレンズも、ピントリングの回す方向はキヤノンと同じです。

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2008年7月17日 (木)

虫捕り撫子

20080717
何年か前にも記事で取り上げたムシトリナデシコ。その時は「虫取り撫子」と記してしまいましたが、正確には「虫捕り撫子」でしたね。白い花もあるようですが、近所に自生しているのは全て赤い花です。写真はAMEの最短まで寄ってますが、花の直径は1cmぐらいで、AMEは単体だと1/2倍なのでこの大きさが精一杯です。今度はELPROを付けて寄ってみましょうかね。

EOS-1D Mk3(LEICA AME)

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2008年7月11日 (金)

真新しいクマ糞

昨日林道の奥でドクダミの群落を見付けたので、今日はそれを撮るべくニッコールのAi28/2.8Sで出掛けました。ニッコールの28mmは以前F2も持っていましたが、ただ明るいだけが取り柄のようなレンズだったので、その点このF2.8の方は最短が20cmと寄れるので、広角マクロ的に使うことができます。

ドクダミの撮影中にララァが妙に強く引っ張るので、押さえつけるのに苦労しました..適当なつないでおくものが無かった..が、ヤブ蚊の攻撃を避けつつ撮り終えてリードを緩めると、脱兎の如くリードごと私を林内へと引っ張って行きました。ムム、もしやこれはと訝しむも時すでに遅く、予感的中で彼女の目指していたものは何者かの糞。慌ててリードを引きましたが、すでに彼女の鼻先は糞の中に(笑)。

何やら嬉嬉としているバカ犬を無理矢理引き離して、糞をしげしげと観察すると、既に形は崩れてしまっていましたが、何とクマの糞ではないですか。それもまだ新しいやつ。昨日の時点ではララァは反応しなかったので、昨晩から今朝に掛けてのものだと推測できます。視線を上げて周囲を見渡してはみましたが、ララァが糞以外に興味を示してないので、取りあえずこの時点では近くにはいないようです。

昨年よりクマ狙いでは別の場所を考えていたのですが、こうなるとこの辺りも有望なのかと、予定がグラつき始めています。自動撮影装置もメンテナンスを考えると家の近くに設置するのが望ましいので、もう少し思案する必要がありそうです。

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ドクダミ
EOS-1D Mk3(Nikkor Ai28/2.8S)

跡形もなく崩れたクマ糞か、糞まみれのバカ犬の鼻面でも載せようかと思いましたが、ひんしゅく買いそうなのでやっぱりドクダミにしておきます(笑)。

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2008年7月10日 (木)

散歩カメラに1D

梅雨もそろそろ明けそうなので、家の近くの演習林に自動撮影装置の設置場所を下見に行きました。候補地はいくつか決まっているのですが、春まで設置してあった場所は稼働率がかんばしくなかったので、もう少し谷側に場所を移そうと考えています。

それと秋から稼働できるよう、小型ビデオカメラの自動撮影装置も作らなければならず、今日はレンダリング中にその図面をラフ書きしていました。スチルカメラと違って、ビデオカメラの場合はクリアしなければならない問題がいくつかあるので、その対策が目下の悩みです。

20080710
アカツメクサ
EOS-1D Mk3(LEICA AME)

最近朝夕の散歩時は、その時の気分で選んだレンズを付けた1Dを持って出掛けています。重さの点で言えば、KISSか40Dもしくは5Dが適当なのですが、まあ何となくです。強いて言えば、KISSか40Dなら別にコンデジでも良いかなと思うし、5Dだと仕事みたいでちょっと..って感じですか(笑)。レンズもライカのAME..アポマクロエルマリートR100/2.8のこと..か、ニッコールのAi28/2.8S、またはEF50/1.8の3つから選んでいます。

今日は夏草が生い茂った林道を歩いていたところ、あるものを見付けたので、そのあるものを撮るために、明日はAi28/2.8Sをチョイスすることになりそうです。

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2008年7月 9日 (水)

サミット閉幕

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オカトラノオ
EOS-1D Mk3(LEICA AME)

今日閉幕したようですが、北海道の洞爺湖で行われていたサミット会場にて、私の撮影した映像が使われていたようです。何故「ようです」なのかと言えば、私は素材提供しただけで、映像の使用目的など一切問うておらず、どの展示ブース..じゃないかもしれないが..で使われているのかも聞いてないからです。

映像の使用目的を聞いてしまうと、サミットという政治的なイベントからしても、その意図に賛同しかねる可能性もあるので(笑)、まあ一介の素材屋としては敢えてそのようにしていると言うことです。まあどう転んでも、今回のサミットの主要テーマが環境問題である限り、そう妙な使われ方はしてないだろうと想像つくし、何より映像にクレジットが入っているわけじゃないですからね(笑)。

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ビデオ編集で最も面倒なのは、言うまでもなくタイムラインへのクリップ配置です。カット割りが多ければ当然の如くその作業も細かくなり、マウス..ジョグコンは使ってないのだ..を持つ手がつりそうです(笑)。そしてある程度目星がついたところで、レンダリングして編集結果を居間のハイビジョンテレビで確認することになりますが、PCがレンダリング中は何もすることがないので、溜まりに溜まっている書籍の類を読破することになります。レンダリング結果はトライアンドエラー、スクラッチアンドビルドの繰り返しになるので、ベータ完成までに山積みの本が何冊読了できるかと言ったところです。
EOS-1D Mk3(Nikkor Ai28/2.8S)

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2008年7月 8日 (火)

ヒグラシ初鳴き

今日は見事に天気予報が外れ、午前中から晴れ間の広がった赤城高原です。連日のように夕立がやってきますが、平野部のように夕方前に一降りしてくれるので、夜は涼しくて助かってます。夕方、雨上がりのデッキに出て、ビールを飲みながらホトトギスの声に耳を澄ませていると、隣の長老宅の植え込みからヒグラシの声が聞こえてきました。高原の夕暮れを思わせるヒグラシの声は、暑い夏がもうそこまで来ているのを感じさせてくれます。

20080708
ノアザミ
EOS-1D Mk3(LEICA AME)


ヒグラシ
MP3 128kbps/48KHz

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2008年6月18日 (水)

神々の遊ぶ庭

20080618
十勝岳より重い機材背負って縦走の後、カムイミンタラ..アイヌの民の言葉で「神々の遊ぶ庭」の意..と呼ばれる大雪山系旭岳に到達、神々の庭先にお邪魔して、亜高山系の鳥や小動物撮影に挑むの図。ここ旭岳周辺では、本州なら標高2000m超級の山々でなければ見られない鳥を、1600m付近で容易に見ることができるのだ。ちなみに2291mの旭岳は、道内最高峰の山である。

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ここでは昔はあまり見なかったよなぁ、と思う鳥がカッコウ。基本的な習性として彼らは託卵を行う。言ってしまえば託卵先となる仮親さえいれば、たとえそこが平野部の河川敷であれ亜高山帯であれ、どこでもやって来るとも言える。他のトケン類だと、ホトトギスはウグイス、ツツドリはセンダイムシクイ、ジュウイチはコルリを中心とした小型ツグミ類やヒタキ類と、それぞれ概ね仮親は決まっているが、カッコウは割と無頓着なところがあって、オオヨシキリなどのムシクイ類の他、ヒタキの仲間ならノビタキ、それにモズやセキレイ類にも託卵することが知られている。特定の仮親に縛られることなく、幅広く託卵することで種の存続を図ろうとするカッコウは、他のトケン類よりも巧みな戦略を進めていると言ってもいいだろう。

ところで写真のカッコウだが、神々の庭先で彼らに託卵されるような種を探したところ、ハクセキレイぐらいしか見あたらなかった。ノビタキも年によっては繁殖することがあるような話であったが、そもそも数が少ない。ここで一番多く見られるのはノゴマなので、もしかしたらノゴマに仮親としての白羽の矢を立てているのかもしれない。

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先月雪解けしたばかりの大雪に、花の季節が訪れるのはまだ一ヶ月先のこと。エゾツガザクラはまだつぼみの状態で、今はミネズオウがちょこっと咲いているだけ。本土で登山や縦走には興味はないが、高山植物のお花畑の季節に、一度は来てみたいと思わせるあたりは大雪の偉大なところだ。

iVIS HV30(TSN-774)
GR DIGITAL

以上、一部にフィクションを含みつつ(笑)、道央ラウンドは一旦その幕を下ろす。

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2008年6月15日 (日)

道北で狙うは草原の鳥

北海道でも道北は特に緯度が高いので、朝夕の薄暮の時間帯が長い。まあ言わばミニ白夜みたいな感じ。なので撮影も朝3時半くらいから始められる。朝が早いせいもあって日中は昼寝して過ごすのだが、そもそも陽が高くなると海岸に近い原生花園は風が出てくるので、ビデオ撮影には不向きなのだ。それに花の少ないこんな時期でも、9時を回ると観光客がやって来るのでその喧噪は避けたいしね。

20080615
朝方はややガスが出ていたが、それも陽が高くなるにつれて霧散し、日中は原生花園に青空が広がる。ただ気温は10℃前後と低いので、風が少し吹くと肌寒いのはさすがに道北。

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昨日は道央で森林性の鳥を撮影。現在滞在中の道北では草原性の鳥が狙い。ノゴマもそんな鳥の一つだが、北海道の夏鳥で好きな鳥を一つと問われれば、私はこのノゴマを挙げるだろう。それほど初めての出会いが印象的な鳥なのだ。今でもノゴマを見ると、その時のことを鮮明に想い出す。

20080615c
原生花園とは言うものの、花の季節はもう少し先。ハマナスもまだ咲いていない。シシウドやエゾニュウに混じって一人気を吐くのはセンダイハギ。

iVIS HV30(TSN-774)、GR DIGITAL

それにしてもこの季節の北の大地は、鳥も動物も被写体に事欠かないなぁ。今回の取材の目的でもあるのだが、とにかく目の前に現れる生きものすべてを、片っ端からハイビジョン映像に記録しているので、このままだとテープが足らなくなる可能性大。まあ嬉しい悲鳴と言えばそうなのだが、問題は近くにHDV対応のビデオテープを扱っている店が無いことだな(苦笑)。

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2008年6月11日 (水)

生ハクビシン

ララァが突然リードを引っ張って駆けたかと思うと、農道を横切る側溝の格子状の蓋に向かって唸り始めました。何事か、また例のノラでもいたのかと思ってのぞき込んでみると、ハクビシンが下から歯をむき出して威嚇してくるではないですか。朝とはいえ周囲はすっかり明るくなっているというのに、死体でもない生ハクビシンとは珍しいことです。

何とか写真を撮ろうとしたのですが、興奮したララァがリードを引っ張り回してなかなかおとなしくなりません。何よりリードを解いていたなら、どこまでもハクビシンを追い回し、お互い無傷では済まなかったでしょうね。結局ハクビシンが側溝伝いに猛烈な勢いでダッシュ、それこそ一目散に防風林へと逃げ込んでいきました。

20080611
農道脇にアヤメが咲くようになりました。これぞ和の青、ジャパンブルーとでも言うべき色合いです。されどデジカメにはなかなか再現の難しい青とも言えますね。

20080611b
マムシグサもだいぶ背が伸びて、周囲の雑草群より頭一つ目立つようになりました。このアングルから取るために今朝は40Dを持って散歩に出ましたが、ライブビューでAF撮影ができるのはやはり便利ですね。液晶モニターが消えることなくコントラストAFで撮影できるKISS X2や、液晶モニターの角度が変えられるソニーのやつならもっと良いでしょうね。

EOS40D(EF-S18-55/3.5-5.6IS)

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2008年6月 7日 (土)

梅雨の晴れ間に戦場ヶ原

20080607
男体山にズミの花とくれば、初夏の戦場ヶ原のイメージそのもの。今日は貴重な梅雨の晴れ間の週末なので、家人らを連れて戦場ヶ原をブラブラ歩いてきました。天気は初夏らしい青空に、気温は15℃前後とトレッキング日和でしたが、その分人出も最高でした(笑)。

20080607b
と言いつつも、ズミはもう一週間くらい先がベストでしょうね。ところでこの撮影の直後、目の前にメボソムシクイがやって来たのですが、そう言うときに限ってレンズは標準ズーム。ビデオもテレコン付きHV10を持ってきてはいましたが、デイパックの中だったりします。ムシクイ類の映像は手持ちが少ないので、ちょっと惜しかったですなぁ。

20080607c
ワタスゲも全般的にはまだ花の時期ですが、赤沼に近い方はだいぶ綿毛に変わってきています。

20080607d
これはケサランパサラン(嘘)。時折、この状態をワタスゲの花と勘違いしている人がいますが、綿毛は種子の集まりです。今日もついつい見知らぬ人に講釈ぶってしまいました(笑)。

20080607e
戦場ヶ原を流れる湯川は、アングラーの聖地と言われるほどフライフィッシングが盛んです。もともとフライ自体がスポーツフィッシングの色合いが濃いこともあってか、湯川では環境保護の名の下でキャッチアンドリリースに制限されています。その昔始めて彼の地を訪れた際、湿原には立ち入り制限が課せられているのに、川の流れの中に釣り人が立っていることに違和感を感じましたが、今はすっかり景色の一部としてみることができます。

20080607f
倅が木道上でエゾハルゼミを発見。色合いがまだ薄く、近づいても動かずにジッとしているところを見ると、前日辺りに羽化したばかりのようです。誰かに踏まれても難儀なので、撮影後に木の枝を使って木道脇のズミに移しておきました。

20080607g
今日は湯滝側から小田代原を経由して、戦場ヶ原を戻ってくるコース。朝飯食ってからのんびり家を出てきたせいで、赤沼の無料Pが満車&渋滞だったので、仕方なく湯滝の有料Pに車を入れました。さすがに梅雨の晴れ間の週末なので、一般観光客、ハイカー、カメラマン、バードウォッチャー、それに釣り人で賑わっていました。

EOS40D(EF-S18-55/3.5-5.6IS)

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2008年6月 2日 (月)

関東早くも梅雨入り

昨年が遅かったと言えばそれまでですが、それにしても早い梅雨入りですね。例年と比べても一週間近く早い計算になります。自然の為すことにちっぽけな人間の所行など計算外ではありましょうが、まだ思うように撮れてないシーンもあるわけで、いやはやどうしたものかと思案の日々に突入です。

20080602
今週は台風の影響もあって晴れ間が少ないとの予報なので、普段は朝早くから出掛けることのない月曜日と言えど、有効に使わなければなりません。先週末に坤六峠も開通し、期間限定とは言え撮影フィールドも広くなりました。先週までブラインドを張っていた森も、林床のバイケイソウなどが成長して見通しが悪くなってきたので、今週から場所を変え撮影対象も変更する予定です。あ、雨対策も施さないといけませんね。

20080602b
判る人には判るアレです。こうなってしまうとアレなんですが、若い芽は天ぷらにすると最高なんですよね。先月撮影の帰りに何回か採って帰りましたが、普段はあまり山菜を食べない子供達もこれには手が出ます。ま、判らない人には判らない、アレです(笑)。

20080602c
北部山沿いのブナの芽吹きと時を同じくして咲くのが、アズマシャクナゲ。花が咲けば当然目立ちますが、寒冷地にあって珍しく常緑広葉樹であるため、冬枯れた木立に紛れる株もすぐ判りますね。何より藪漕ぎ中にシャクナゲの群生に出会すと、歩を進めるのに非常に難儀します。

EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年6月 1日 (日)

ミソも近すぎ

この3日ばかり雨だったことが幸いして、だいぶデスクワークがはかどりました。ちょうど月末と重なったおかげで、「良い天気なのに撮影に出られない」という常の思いに囚われずに済みました(笑)。

20080601
今年も庭のヤマボウシが花を咲かせていますが、例年より花の付きがイマイチです。どうも年によってばらつきがあるようですが、規則性のようなものは感じないので、やはり気候の関係でしょうかね。

20080601b
土地を買ったらオマケ?に付いてきた..と言うより勝手に自生していた..ミズキ。こちらは例年になく花の付きがすこぶる良いです。この調子だと実のなりも良さそうなので、渡り鳥の立ち寄りに期待したいですね。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)

20080601c

※映像は削除しました(2009年8月16日)。
ブラインドの前にソングポストを置くミソサザイ。目の前でミソに大音量を発せられると、他の鳥の声がほとんど聞こえません。とにかく主役より脇役の方が声がデカイので、ちと困っております(苦笑)。
Windows Media Video / 500Kbps(VBR) / XL H1(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年5月27日 (火)

コルリ近すぎ

いつもブラインドの周囲を賑わすミソサザイですが、今日は少し離れたところで遠慮がちに鳴いています。その代わりに姿を見せたのはコルリ。ミソサザイに負けず劣らない声量の持ち主です。

20080527
ミミズでも探しているのか、落ち葉を一枚一枚ひっくり返しながら、目の前を右に左に行ったり来たりし始めましたが、ちょっと目を離したすきに目の前の横枝に一っ飛びでやって来ました。ブラインドが気になるのか横目でチラチラとこちらのぞき見つつも、例のコマドリに似た高らかな囀りを披露してくれました。それにしても近いですね。近すぎです。望遠側では全身が入りきりません(苦笑)。

20080527b
ブラインド周りの林床に咲くニリンソウ。日中こそ気温が高ければエゾハルゼミが鳴き出しますが、北部の森はいまだ春が進行中です。

20080527c
結局今日も狙っていた対象は姿を見せず。明るくなってしまってはさらに可能性は低くなるので、機材を待ち伏せ撮影用のH1から軽量コリメートシステムに切り換え、芽吹きの進む森の中で鳥撮。

20080527d
我が赤城高原では、散歩コース途上にあるHさんの畑脇に植えられたクロフネツツジが見頃になりました。

XL H1(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL、Caplio R6

※映像は削除しました(2009年8月16日)。
今年は北部フィールドでコルリを多く見掛けます。声は大きいのですが、ソングポストはあまり目立たない場所に多いので、見つけるのに一苦労ですね。
Windows Media Video / 500Kbps(VBR) / XL H1(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年5月26日 (月)

風は大敵

20080526
昨日の天気図から、今日は晴れても風が強く吹くと予想。そしてその予想通り、9時前にはやや強い風が吹き始めました。仕方なく朝5時から始めた撮影も10時には撤収。何と言ってもビデオ撮影の大敵は風で、ただでさえコリメートで超望遠の強拡大を強いているので、ちょっとでも風が吹こうものなら映像が上下にユラユラ(笑)。特に今日の現場のようなオープンエリアでの撮影は厳しいですね。それにブレだけでなく、ウィンドジャマーをも無効にするような風切り音も困りものです。

20080526b
花の季節の移ろいに、北部の里の休耕地に咲く花々も、レンゲや菜の花からヒナゲシに変わりつつあります。個人的にはヒナゲシの品のない色合いは好みではないですが、やたら雑草を生やしておくよりは、多少の彩りがあったほうが良いのでしょうね。

20080526c
昨日までの雨に今日の気温の高さとくれば、当然の如く積乱雲が発達します。夕方ララァと散歩に出てみると、赤城山の山頂付近にかなり大きな雲が湧いていたので、今晩辺り隣の栃木県では夕立が降るでしょう。西の子持山に目を向ければ、積乱雲のなり損ないが浮かんでいるのが見えました。

EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL、Caplio R6

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2008年5月19日 (月)

ツツジのお婆ぁ

20080519
今年もヤマツツジ..と主は言っているが、恐らく園芸種のキリシマ辺りではないかと思う..が見頃になりました。と言っても山野に自生しているのではく、某所の農家の庭先に植えられているものです。数年前、里山取材中に見付けて以来、近くに来ると立ち寄って撮影させてもらっています。

あまり詳しくは知りませんが、この農家はお爺ぃとお婆ぁの二人で暮らしているようです。実はお爺ぃはいつも留守..大抵は畑に出ているらしい..で見たことがありませんが、お婆ぁは年の頃は80後半のようで、腰が曲がって耳が遠い事を除けばいたって元気、何より私の母親辺りよりかくしゃくとしています。

「撮りたければ勝手に撮っていけばいい」と言ってはくれますが、一応挨拶はしていきます。するとこれまた毎年恒例で、冬以外は常に開け放ってある縁側に座らされ、やたらしょっぱい自家製漬け物群..でも飯は進むのだこれが..とお茶を勧められ、小一時間ほど世間話に花が咲きます。が、話す内容はこれまた毎年同じもので、「息子たちは東京に住んでいて、盆と正月には帰ってくる」「孫たちはすっかり大きくなった」といった身の上話から、「イノシシは柵を壊すのでけしからんが、うり坊はかわいい」「畑を荒らすサルは憎らしい」といった日常生活に及びます。

お婆ぁは私のことについて「動物の写真を撮る人」という部分だけ憶えていて、「どこに住んでいるんだ」「子供はいるのか」「仕事は何をしているんだ(苦笑)」といったこれまた定番の質問を投げかけてきます。私も同様に毎年同じ答えを返し、「今年はクマはどうなんだい」という毎年変わり映えのしない質問..でもお婆ぁは近況を答えてくれるの情報収集にはなる..をして話を締めくくります。

帰り際には必ず「今年はあんまり出来はよくねぇんだ」と言いつつ、朝採った野菜を持たせてくれます。今年はホウレンソウをもらってきましたが、いつだったか手ぶらでは悪いので団子を土産に買って持って行ったら、ジムニーに積みきれないほど大量にダイコンやら白菜をもらったことがあるので、以来手ぶらで行くようにしています(笑)。

20080519b
写真を撮らせてくれと頼んでも、「こんなババァはいいからツツジをきれいに撮っていけ」と恥ずかしそうに断られます。毎春毎秋に繰り返される光景ではありますが、一見何も変わってないようであり、しかし確実に時の流れはあるわけで、可能な限りこの状況が続くことを願いたいものです。

EOS40D(EF-S10-22/3.5-4.5、EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年5月16日 (金)

猫パンチ炸裂!

ララァが散歩中に出くわした生きものとの諍いというのは結構ありますが、中でも最大のライバルはノラネコ。一体近所に何匹のノラがいるのか判りませんが、集落の周辺に縄張りを持つ常連組を除けば、演習林や農耕地では割と頻繁に顔ぶれが変わっているようです。

20080516
防風林の際であまり見掛けないノラと接近遭遇、目が合った瞬間に早々にバトル勃発。ララァの猛烈な突進をものともせず、強烈な猫パンチが左右から炸裂!それに怯むことなく応戦するララァに気圧されたのか、ノラは身軽に反転して木の上に避難して、難を逃れました。こんな瞬間を例のカシオの高速連写デジカメで撮れば、面白い映像が撮れるんでしょうね。

20080516b
なおもノラを追撃しようとするララァのリードを引っ張り、取り敢えず休戦させます。そんなララァをよく見れば、鼻面に手傷を負っていましたが、アドレナリン全開の彼女が気付いているのかは定かではありません(笑)。

20080516c
自分より3倍近くも大きいイヌ相手に立ち回りを演じたノラ。性別は不明ですが、それなりに厳しい顔付きをしています。人に飼われた経験があるのか知る由もないですが、野に生きるものの力強さを見たような気がしますね。餌を確保しやすい場所はより大きく古参のノラに占有されており、ノラの世界もなかなか厳しいものがあるようです。

20080516d
今日も早朝よりビデオを担いで北部の森へ。目星を付けておいたある生きものを狙って、XLH1抱えてブラインドに隠りましたが、今日のところは振られてしまいました。写真はブラインド近くのミツバツツジ。

GR DIGITAL、Caplio R6

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2008年5月15日 (木)

鳥撮進行中

上越国境沿いを含む北部フィールドも、徐々に春が進行し夏鳥たちも続々渡来しています。ほぼメンバーは出揃ってはいますが、あとはトケン類..ホトトギスとカッコウ..と赤いヤツの渡来を待つばかりです。

昨秋より続く鳥類のハイビジョン撮影もいよいよ佳境に入っており、天気図と睨めっこが続く日々です。朝早く現場に到着、概ね撮影は光線状態の良い午前中で終わりにしていますが、そのままライフワークにしている被写体の撮影を兼ねる場合も多いので、午後遅くまで粘ることもあります。ただ、今は庭を占拠しつつある雑草群との格闘中でもあるので、その対応のため夕方までには戻らなければなりません(苦笑)。

撮影結果の一部でもと思いつつ、今はそのヒマもないので合間に撮った花々で失礼。

20080515

20080515b

20080515c

上から順にカタクリ、ショウジョウバカマ、ズミ。
EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年5月14日 (水)

ゲンゲ

休耕田に一面に咲くレンゲソウは、稲作が行われる地方では春の風物詩です。正確にはゲンゲだそうですが、昔からレンゲと言っていたのでその方が親しみやすいですね。

20080514
化学肥料が一般的に普及するまでは、レンゲソウは耕地の緑肥や家畜の飼料に使われていました。根っこに付く根粒菌によって、土壌の重要な栄養分である窒素を固定する働きがあるので、田おこしと同時にそのまま鋤き込みます。それに休耕地に植えておくことで、雑草が蔓延ることを防ぐ意味合いもあります。

20080514b
一時は一面のレンゲソウを見る機会も減りましたが、最近は有機農業が見直される風潮があり、再び脚光を浴びてきているようです。それに隣接する休耕地を含めある程度の広さを確保できれば、春の観光資源にもなります。

20080514c
ここはしばらく休耕田でしたが、今年から水田に戻すようです。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS、EF180/3.5L マクロ)

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2008年5月12日 (月)

田おこしの頃に咲く桜

春と初夏の狭間の微妙な季節、言い換えれば生きものたちが活気づくこの季節は、自然のスタジオとも言うべき奥山の森や谷へ出掛けるのに忙しいわけですが、その行きもしくは帰りには必ず里山フィールドにも寄り道しています。道すがらにある山間の農村に点在する雑木林や農耕地は、奥山の森に勝るとも劣らない魅力的なエコシステムを内包していて、特に田おこしされた田んぼに水が引かれる頃は、のんびり畦を歩きながら里山の景色の変化を楽しめます。

20080512
ヤエザクラは田おこしの頃に咲き始め、GWを挟んで割と長く花を楽しむことが出来ます。このヤエザクラは田んぼを見下ろすようにソメイヨシノやヤマザクラと並んでいるので、そう言う意図の下で植えられているようです。

20080512b
同じく谷地に作られた田んぼを見下ろすように植えられたウワミズザクラ。樹高はかなりある老木ですが、これも人の手によって植えられたもののようです。それこそ里山的桜図ですね。公園に咲くソメイヨシノだけが桜ではないのです。

20080512c
代かきも終え、数日以内に行われる田植えを待つばかり。シュレーゲルアオガエルも準備万端で鳴いています。

EOS40D(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年5月 5日 (月)

奥利根の遅い春

20080505
夏を思わせる汗ばむ陽気の中、春の奥利根調査敢行。下界のGWの喧噪を余所に、秘境奥利根の遅い春は静かに進行中。調査結果を書くことははばかられるが、酒が旨い3日間だったことは確かだ(笑)。

続きを読む "奥利根の遅い春"

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2008年5月 1日 (木)

花咲天王桜

北部フィールドからの帰り道、片品村花咲の天王桜に寄ったところ、見事な満開でした。

20080501
月曜日に様子見に寄った時はまだ少し早いかなと思いましたが、今週はその後気温が高かったせいで一気に咲いたようです。例年はGW後半に見頃になるのですが、今年はやや早かったですね。それに平日だというのに妙に見物客が多いなと思っていたら、どうも今朝の上毛新聞に載ったようです。カメラマンの類が結構周囲に陣取っていて、幹に近づく一般の見物客を牽制していましたが、どうにもあのカメラ親父たちの所行には辟易しますな。かく言う私は5分で引き揚げてきました。

天王桜は樹高10m、幹の周囲は5m、推定樹齢300年のオオヤマザクラで、この桜の開花が、武尊山麓の遅い春の訪れを告げることになります。沼田発地のヒガンザクラもそうですが、樹齢何百年なんて言う桜の巨木には神が宿る、または神が降りてくるなどと言われ、ご神体として祀られていたりします。早朝や夕暮れの人の気のない時間帯に対面すると、その辺りの感覚は判らないでもないですね。

20080501b
こちらは同地区にある通称「オキナ桜」。天王桜ほどの賑わいはありませんが、それでも樹齢は100年を超えているそうです。

EOS40D(EF-S10-22/3.5-4.5、EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年4月30日 (水)

小さい花の戦略

朽ちかけた倒木の上に咲くスミレ一輪。

20080430
倒木の栄養を糧にして、次代の森を育むことを倒木更新と言いますが、このスミレの場合はそこまでの遷移ではなさそうです。単に倒木上に溜まった土砂に、偶然落ちた..もしくは最初から種子が混ざっていた..スミレの種子が発芽しただけのようですね。周囲よりも高いので日当たりが良く、尚かつ他の植物が根付くほどの土もないので、スミレのような小さな花だけに与えられた偶然の産物と言えるでしょう。

ちなみにスミレは、春先のまだ気温が低く、他の植物の成長が鈍い季節に花を咲かせます。これは他の植物よりもいち早く発芽して成長することで、背が低いという弱点..周囲に丈の長い草が生い茂ると日光を十分浴びることが出来ない..をカバーしているわけです。小さい花には小さいなりの、厳しい自然界を生き抜くための強かな戦略があるわけですね。写真のスミレは、偶然とはいえまさにその戦略が当たったことを意味します。

GR DIGITAL

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2008年4月28日 (月)

山桜咲き、木楢芽吹く

20080428
正月に植え替えしたコナラが無事に芽吹きました。根っこを随分と切ってしまったので、根付くかどうか一抹の不安がありましたが、さすがに元は野のもの、強かな生命力です。何年先になるか判りませんが、後はドングリがなることを期待したいですね。

20080428b
コブシも咲きました。赤城高原の北国の春です。

20080428c
近所の農家からジャガイモの種芋を沢山入手。それを早速我が農夫が作付け。どんな芋でも、イモは良いですね、いもは。

20080428d
月曜日はクライアントからの連絡やら何やらと、一応人並みに朝からバタバタするので、いかに天気が良いと前日から判ってはいても、なかなか朝から山へ出掛けるのは難しいです。と言うことで、今日は昼飯食いがてらの観察でした。

20080428e
ヤマザクラの咲く季節ですね。都市部や平野部に住む人にとって、桜は春先の一過性の花のように思えるかもしれませんが、山間部の田舎に住む我々にとっては、まだこれからヤマザクラを楽しむことができます。モスグリーンに染まる山の稜線を登り詰め、山肌にひっそりと淡い彩りを添えるヤマザクラを眺めるのは、公園の賑やかなソメイヨシノとはまた違った趣があって良いものです。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年4月26日 (土)

桜の次に咲くものは

4月も半ばを過ぎると、梅と桜を皮切りに、利根沼田地区には一気に春の花の季節が到来します。北部フィールドへの行き帰りに、周辺の里へ寄り道したりするのですが、畦から聞こえるカエルの声に混じって、辺りを甘い香りが漂います。

20080426
これはスモモの花。酸っぱい桃というのがスモモの語源らしく、それ故か「スモモも桃も桃のうち」という早口言葉がありますが、スモモは英語ではプラム(またはプルーン)のことを指し、桃とは異なる種だそうです。と、知ったかぶりなどしていますが、撮影中に話しかけてきた農家のオヤジの受け売りだったりします(笑)。背景の花はソメイヨシノ。

20080426b
こちらが桃。昔から日本にあるような顔をしていますが、桃源郷などという言葉がある通り、実は中国原産だったりします。個人的に桃は好きな果物ですが、先日の記事に登場したハクビシンなどにとってもご馳走なので、村内には被害に遭っている桃農家もあるようです。まあ当のハクビシンたちもその道中で車に轢かれたりする危険があるわけですから、命がけと言えば命がけですね。

20080426c
桜前線も我が家を通り過ぎて、標高800m地点まで上がりました。

EOS40D(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年4月25日 (金)

白鼻芯事故多し

この週末は一旦雨が降るようですが、来週はまあまあ天候が良いようなので、GWが始まって山が賑わう前にと、北部フィールドへ自動撮影装置を設置してきました。

20080425
現場からの帰路、道ばたに轢かれたばかりのハクビンシンの死体を発見。当ブログ内をハクビンシンで検索すると、やたら死体ネタばかりがヒットしますが、実際タヌキと並んで交通事故の多い動物と言えます。本来は夜行性なので、人里近くの山間部とは言え日中うろついているのは珍しいことですが、見た感じまだ若い個体のようなので、道路を横切るタイミングの取り方など経験が不足しているのでしょう。近くの電線にはもうカラスが陣取っていたので、死体が無くなるのも時間の問題です。

20080425b
林道脇では、今が盛りとばかりスミレが我が世の春を謳歌しています。写真は普通種のタチツボスミレだと思いますが、やや大きいようにも思えるので、オオタチツボスミレかもしれません。スミレに限った話ではないですが、花や植物はなるべくその場で識別しないと、後で種を同定するのは難しい場合が多々ありますね。

20080425c
設置場所の目印にしているミツバツツジ。なかなか立派な株で、遠くからもよく目立ちます。近くにはやや気の早いヤマツツジも咲いていましたが、今はまだミツバのほうに分があります。

20080425d
夕方ララァの散歩に出たところ、近所のF牧場の牧草地が絨毯爆撃..いや、イノシシの鼻面攻撃を受けて穴だらけになっていました。好物のミミズを探しての行状ではありますが、近年春の恒例となっています。

EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL、Caplio R6

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2008年4月24日 (木)

赤城高原に桜咲く

20080424
標高700mの我が赤城高原にも、東京から遅れること一ヶ月で桜前線が到達しました。写真は近所の集荷場のソメイヨシノで、昨日の朝の様子を撮影したビデオ映像..仕事場からテスト撮影したもの..からの切り出し画像です。例年だと概ね青森の弘前と同じ頃になるのですが、今年はあろう事か札幌に抜かれてしまいましたね。

20080424b
そして桜前線と共にやって来たのは、国産フィールドスコープの雄、コーワのプロミナー。愛機スワロはアイピースの修理中でフィールドスコープとしては機能せず、知人に無期限貸し出し中のライカアポテレは、本当にそのまま無期限に戻ってこないことになったので(笑)、これを機にとコーワの新型..と言っても発売は一年前ですが..を手に入れました。とは言え、まだ2日ほどしか現場では使っていませんが、仲間数人が既に同型モデルを使っているので、これと言って新鮮味はありませんけどね。

iVIS HV30(STS65HD)
GR DIGITAL

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2008年4月23日 (水)

玉原の雪解け

いつもの如く北部フィールドへ向かう途中、少々寄り道して玉原へ上がってみました。

20080423
玉原へ向かう途中にある、樹齢500年とも言われる発地のヒガンザクラが満開です。田んぼを鋤く頃に咲くことから、苗代桜とも呼ばれていますが、朝早くから老若男女のカメラマンに囲まれて、今年も見事な咲きっぷりを見せてくれています。

20080423b
玉原のセンターハウスまでのアプローチ道路が開通したのは18日。冬季を除けば、玉原のブナ林を自由に歩き回れるのもこの時期限定なので、雪が解けてしまう前にと機材一式背負って出掛けてきました。この春の陽気を象徴するかの如く、湿原の残雪は例年より少ないようです。

20080423c
湿原から一気にブナ平まで上がってみましたが、こちらも残雪は残り少ないですね。突然現れた私を気にすることもなく、木の根元を縫うようにテンがゆるゆると走っていくのが見えました。

20080423d
ブナの根元には、春の森の風物である雪輪が見られます。これは根開きと言いますが、何故木の根元の雪が先に解けるのかと言えば、春になって幹が太陽光線で暖められるため、そこに接している部分から熱が伝わって解けていくという理屈ですね。

20080423e
ブナの実の周囲も解けて沈んでいます。雪上に落ちている植物の葉や実の周囲が解けているのも、やはり木の雪輪と同じ理由になります。

20080423f
真新しいノウサギの糞。ほぼ同じ場所に集中的に見られたので、もしかしてまだ近くにいるのではと思い、しばらく周囲を探しましたが、見付けられませんでした。向こうはドキドキしながら潜んでいたかもしれませんが(笑)。

20080423g
いち早く雪解けが進んでいる湿地帯では、ミズバショウとバイケイソウが顔を出しています。ミズバショウは例年ならGW頃には見頃になるでしょう。

20080423h
森の中では雪解け水が本格的に沢となっているところもあり、徒渉を強いられる場合もあります。長靴を通して感じる水温は、さすがに切れるように冷たいですね。

20080423i
あれ何でしょう、大きな穴が開いてますね。深さは1mほどありますか。おやその向こうには、ビデオカメラが三脚ごと雪面に倒れてますね。おおっと、右足が濡れているではないですか。これってもしかして..ええ、そうですとも、うっかり雪面を踏み抜いて、沢の中へと落ちたことに相違ございませんって、ええまったくもう..

写真の場所は沢の上に出来たスノーブリッジで、朝早く通ったときには何も問題なかったのですが、わずか2時間ほどの間に雪が腐り、私の体重を支えきれなくなっていたようです。結局この後も2回ほど落ちたのですが、状況によっては足を痛める可能性もあるので、これから玉原の森の中を歩く方は要注意です。もっとも今日の様子だと、GWまでは残雪が保たないでしょうけど。

EOS40D(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

ストリーミングビデオ「玉原の雪解け」はこちら↓からどうぞ。
http://bigdipper.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/movie_f20d.html

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2008年4月21日 (月)

夏日に背伸びするツクシ

沼田界隈の桜が一斉に咲き誇っています。例年20日頃に満開となる沼田公園(標高400m)は、さすがにもう葉桜状態ですが、今日現在では標高500m前後のソメイヨシノが見頃ですね。札幌の桜が観測史上最速で開花だそうですが、県内含め今年は全国的に開花が早いようです。これすら暖冬の影響などとする拙速なマスコミ論調はさておきつつも、高崎で25℃を超える夏日だった聞けば、今日の暑さはさもありなんですかね。

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沼田の秋塚にあるしだれ桜も見頃です。発地のヒガンザクラなどに比べ、このしだれ桜はあまり知られてないようで、訪れる人もなくひっそりとしています。もっとも、少々アレな場所に立っているので、カメラ映えはしませんが(笑)。

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ちょっと視線を低くすれば、里の春もすぐ見つかります。夏のごとき日差しを受けて、心なしツクシが少し背伸びしているように見えますね。

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北部フィールドの山々では、新緑を前にカラマツが芽吹き始めています。今日は風が強く吹いたため、気温が高かった割にあまりヘイズの影響を受けずに観察できました。

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2kmほど離れた稜線上の岩場に、午睡でまどろむけものを発見。ゆらゆら揺れているのは、陽炎のせいばかりではないようです(笑)。

EOS40D(EF-S18-55/3.5-5.6IS、EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年4月20日 (日)

芽吹きと桜の妙義山

先週の榛名山に続いて、今週の山歩きは妙義山の石門巡り。これから芽吹きが始まろうかという我が北毛エリアに先んじて、妙義山界隈の標高500m付近はすでに新緑に覆われ、遠目に山全体がうっすらとモスグリーンに色付いているのが判ります。

先週、北部フィールドではオオルリをチラッと初認していましたが、今日は新緑の森でキビタキを今年初認、鎖場を歩いているときに、すぐ近くでピッコロピッコロと囀っていました。キビタキほどその姿と鳴き声が、新緑の森に似合う夏鳥はいませんね。

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EOS40D(EF28-300/3.5-5.6L IS、EF-S18-55/3.5-5.6IS)
GR DIGITAL

中之岳神社付近にはさくらの里がありますが、今はちょうどソメイヨシノが満開見頃、天気は薄曇りで今ひとつでしたが、日曜日とあって沢山の観光客で賑わっていました。妙義のさくらの里は、種類の異なるさくらを標高を変えて植えてあるので、これから一ヶ月近く桜の花を楽しむことが出来ます。

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2008年4月17日 (木)

赤城高原でも梅

標高700mの赤城高原でも、ようやく梅が咲き出しました。同じ村内でも標高差が350mほどあるので、下の段と比べて約10日ほど遅れての開花です。合わせてウグイスの囀りも舌好調のようで、朝早くからそこかしこかでホーホケキョとやってます。やはり梅にはウグイスですね。

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EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年4月16日 (水)

春霞で退散

今日はフィールド内の核心部とも言うべき谷へ足を運び、その谷全体を見通せる稜線まで一気に直登、調査対象種のハンティング行動を記録すべく朝から簡易ブラインドに隠って待機しました。が、昨日もそうだったのですが、朝から妙に大気が靄っていて見通しが悪いため、お昼には早々と下山してきました。

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稜線上の岩場より遠望する山並みが、春霞に霞んでいます。せっかく雨も降らず晴れているというのに、何とも勿体ないですね。

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谷の奥に一足早くミズバショウが顔を出す湿地があり、そろそろかと思い下山途中に訪れてみました。今年も期待を裏切らず、沢沿いの林床にひっそりとミズバショウが顔を出していました。さらに今日はこの直後にワシ絡みでちょっと珍事があったのですが、事の顛末はまた別の機会に。

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ヒキガエルも春です。時期が過ぎるとなりふり構わず雄に抱きつくやつも出てきますが、今のところ相手を間違えずにちゃんと雌に乗ってます。ただ、林道上という場所が場所だけに、釣り師や山菜採りの車に轢かれないことを祈るだけですね。例年数匹は交通事故?に遭っていますが、ヒキガエルが轢きガエルではシャレになりませんから(笑)。

EOS40D(EF100-400/4.5-5.6L IS、EF-S18-55/3.5-5.6IS)


恋路の邪魔かと思いつつも、そっと携帯レコーダーを差し出して、彼らの恋の囁きを録音してみました。
MP3 128kbps/48KHz

昨日の記事で、ソニーPMW-EXシリーズのXDCAM-EXフォーマットには編集環境が整っていないと書きましたが、仕事仲間のT氏の話によれば、MPEG Pro HD3(エルザジャパン取り扱い)と言うAdobe Premiere Pro用の拡張プラグインを使えば、SxSメモリーカード(ExpressCard規格準拠)に記録されたデータをそのまま扱え、尚かつスマートレンダリングにも対応するとのことです。私はノンリニア編集ではAdobe Premiere Proも使っているので、プラグインが用意できればすぐに編集作業が出来ることになりますね。もっとも肝心のカメラの方を用意できないので、取らぬ狸の何とやらですが(笑)。

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2008年4月11日 (金)

十二様の小さな春

我が村を含め利根沼田地方では、山の神様のことを十二様と呼んでおり、春と秋の12日に神事..いわゆる春秋祭りです..が行われます。神事と言ってもそう大仰なことをするわけではないですが、近所の十二様では住民一同が集まって、神主さんを呼んで奉納が行われます。今日はその準備と掃除に出掛けたのですが、心配していた雨も朝早くに上がってくれたので助かりました。

十二様の周囲には一応ソメイヨシノとヤエザクラが植えられているのですが、この時期はまだつぼみの状態なので、お祭りとは言ってもちょっと殺風景ではあります。それでも隣接する畑の畦や裏の林に入ってみれば、小さな春を見つけることが出来ます。

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上からオオイヌノフグリ、ダンコウバイ、ホトケノザ、ヤマエンゴサク。

EOS-1D Mk3(EF50/2.5マクロ)
GR DIGITAL

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2008年4月 9日 (水)

雨狭間

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まさに雨と雨の狭間と言った今日の晴れ。足を運んだ県南の調査地では、ウグイスやヤマガラが囀る中、梅がちょうど見頃を迎えています。テルモスのコーヒーを飲みながら、のんびりと調査地の山稜を眺めていると、谷間を吹き抜ける春の風が梅の香りを運びます。

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谷間の山村を流れる渓流沿いでは、ミツバツツジも見頃を迎えています。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL

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2008年4月 7日 (月)

ようやく梅

我が村にもようやく梅の香りが漂うになりました。開花前線は今のところまだ標高の低いところ止まりですが、来週辺りには赤城高原でも開花することでしょう。まずは梅、そして桜にリンゴと花前線は続いていきます。

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EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2008年4月 4日 (金)

県南は春真っ盛り

北部奥山で春を探せなかったからというわけではないですが、春休みと言うこともあって家人から要望もあり、高崎界隈で花見..県南は今まさに満開ですね..を兼ねて春を探してきました。

春の花と言えばやはり桜に尽きるのでしょうが、桜だけで花見を楽しむには勿体ないほどの陽気だったので、観音山丘陵を含め郊外をぐるぐるっと巡回、目に付く春の彩りを映像採集して歩きました。春というのに今週の記事は見事に雪ネタばかりだったので、春らしい彩り豊かな写真をどうぞ。

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EOS40D(EF-S18-55/3.5-5.6II、EF100-400/4.5-5.6L IS)
iVIS HV30(HD-3032PRO)

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2008年2月 9日 (土)

ろうばいの里で狼狽

今朝の赤城高原は、北から寒気が入った影響で氷点下12℃まで下がりました。お昼過ぎまでは雲も薄く、上越国境の山々も見通せていましたが、夕方4時を回る頃より雪が降り出し、この記事を書いている時点ではすでに積雪が5cmほど積み増しています。

午後から高崎で調査委員会があったので、その前に松井田のろうばいの里まで足を延ばしてきました。先月にも一度来ているのですが、その時は観光バスツアー団体御一行様とかち合ってしまい、敢え無く撮影を断念..ビデオ撮影なのであまり賑やかなのはパス..しました。今日は3連休の初日と言うこともあって、朝早めに出撃したので、撮影を始めたときは静かなものでしたが、10時前に早くもはとバスツアーの第一陣がやって来たかと思うと、あれよあれよと訪れる人が増え、撮影どころではなくなってしまいました。収録中に「にいちゃん、写真撮ってんかぁ~」などと押しの強いおばちゃん軍団に迫られると、クマのようだ評されるさすがの私もタジタジですわ(苦笑)。

最後は三脚を立てる場所を確保できなくなったので、後半はスチル撮影に切り換えましたが、用事のついでだったとは言え、やはり週末の観光地でのビデオ撮影には無理がありますね。

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ロウバイは1月には早くも花を付け始め、概ね2月が見頃になりますが、花期は長いので3月上旬くらいまで見ることができます。ちなみに我が家にもロウバイは植わっているのですが、駄犬ララァに花芽を食われて以降、5年が経過するも未だに花が咲きません。

EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
EOS40D(EF-S10-22/3.5-4.5)

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2007年11月23日 (金)

冬桜

調査の予定が突然の大雪で中止となったため、家人を連れて鬼石(現藤岡市)の桜山公園に冬桜を見に行ってきました。

桜山公園には約7000本の冬桜..国の名勝および天然記念物に指定されている..が植えられており、見頃となる11月から12月に掛けて観光客で賑わいます。関係者の話では今日現在で八分咲きのまさに見頃で、連休初日と言うこともあって、駐車場には長蛇の列ができていました。今年は秋が遅れたおかげで、桜山公園周辺ではまだ紅葉の色付きが見られ、その辺りも観光客が多い理由のようです。例の如く我が家は午前中の早い時間に出掛けたので、その列には加わらずに済みましたが、最近はとバスも乗り入れるようになったと聞いたので、これからますます混雑しそうです。

冬桜(フユザクラ)はヤマザクラとマメザクラから作られた園芸品種で、冬と春の年2回花が咲きます(ただし実がなるのは春だけ)。またソメイヨシノのような高木にはならず、樹高はせいぜい5m程度です。花も一輪ずつ下から上へと徐々に咲いていくので花期が長く、花見の桜のような盛大な華やかさはありません。葉が落ちてから花が咲くので、遠目には桜と言うより梅のような感じですね。

ちなみに緋寒桜の雑種である寒桜ですが、1~2月頃に一度だけ花を咲かせるので冬桜と混同されがちですが、冬桜とは別の種になります。

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EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)

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2007年10月20日 (土)

浅間の冠雪と妙義の秋桜

20071020
仕事部屋から見た今朝の浅間山。先日の初冠雪の際は、山頂部に雲がかかってしまい撮り損ないましたが、今朝はちょうど良いタイミングでガス..今朝の赤城高原は深いガスの中でした..が晴れてくれました。日中に安中から眺めてみたら、雪は主に北側斜面に降ったようです。
EOS40D EF500/4L IS

20071020b
実家に用事で出掛けたついでに妙義山へ。当たり前ですが、妙義の紅葉はまだまだこれからです。写真は妙義町ふるさと美術館の駐車場脇に植えられたコスモスで、背景は表妙義を代表する白雲山。ここには春先は菜の花が植えられて、同じアングルで春のシーンもねらえます。それにしても、PLフィルターの使い方の悪い見本のような写真になってしまいましたね(苦笑)。
EOS40D EF-S10-22/3.5-4.5 10mm + C-PL

20071020c
さくらの里では冬桜の一つである十月桜が咲いていました。十月桜はその名の通り秋と春の2回咲くことで知られており、品種としてはコヒガンザクラの園芸種ということだそうです。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

ISO200 高輝度側・階調優先
DPP3.1 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

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2007年9月15日 (土)

エゾリンドウとカルガモ

草津に温泉に浸かりに出掛けたついでに、白根山まで上がってきました。

20070915
9月の草津白根と言えば、エゾリンドウをおいて他にないでしょう。早いものは8月から咲き始めますが、見頃はちょうど今頃..でも今年は先週末のほうが良かったかも..になります。ちなみに尾瀬ではエゾリンドウが一番最後に咲く花で、その次はもう草もみじ一色ですね。
EF28-300/3.5-5.6L IS 105mm

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園芸種として売られているリンドウのほとんどは、このエゾリンドウが原種になります。青いリンドウと並んで目に付く黄色はアキノキリンソウですが、こちらの見頃には少々遅かったようです。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070915c
観光客に愛嬌を振りまき人気があるのがこのカルガモたち。弓池で繁殖しているのが数ペアいて、この夏に見たときは3ペアがそれぞれ10羽程度の雛を連れていました。観光客から餌をもらって生計を立てている?ので、超広角レンズで近寄ってもまったく逃げも隠れもしません。
EF17-40/4L 17mm

20070915d
逃げるどころか目の前で平然と寝てます。最初は餌をもらおうと立って目を開けていたのですが、その内うつらうつらし始めて、もう我慢できないといった風情でそのまま寝てしまいました(笑)。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070915e
こちらは子供。親と違って子供たちは、新手の観光客が現れるたびに、池の中を右に左に行ったり来たりと忙しなく泳ぎ回っていました。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070915f
日本固有種であるオオルリボシヤンマの♀が、産卵するために池の縁を飛んでいるのを見つけました。1D MarkIIIのAFをAIサーボに切り替え、AFフレームを45点自動選択として追随させると、レンズの開放F値がF5.6と暗く、AFが横線検出のみにもかかわらず、背景..時折さざ波が光る程度ですが..に引っ張られることなく追うことが出来ました。一応バージョンアップ(ファームVer1.1.0)の効果はあるようですね。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

EOS-1D MarkIII ISO200 高輝度側・階調優先
DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

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2007年8月10日 (金)

真上を向いたヒマワリ

20070810
例のネズミが咲かせたヒマワリですが、大小合わせて10本ほどが咲き揃いました。が、面白いことにそれぞれがてんでんバラバラ勝手な方向に花が向けているのです。ヒマワリは名前の由来の通り太陽の方向に花を咲かせると言いますが、実際はその場所の日当たりに影響されるので、ある一定の方向を向くようになります。先日のヒマワリはほぼ真東を向いているのですが、西を向いているのや、写真のように真上を向いているのもあります。真上だと下からは撮れない..しばらく咲いていることすら判らなかった(笑)..ので、2階から500mmで撮影しました。
EOS-1D MarkIII EF500/4L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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さて余談ですが、これは何の芽か判りますか?
EOS-1D MarkIII EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年8月 6日 (月)

百合の女王

梅雨が明けてから連日暑い日が続いていますね。エアコンの壊れたジムニーにはちと辛いのですが、林道を走る都合上しばらく我慢の日々です。

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関東の山に盛夏を告げる花の彩りと言えばヤマユリでしょうか。開けた林道脇で直径30cm近い大きな花を咲かせていましたが、ユリの女王と言われるだけあって、緑一色に染まる山々においては特にその存在は艶やかですね。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 120mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

ユリと言えばこのヤマユリを指すほど一般的ですが、特にヤマユリは日本の固有種として知られ、戦前までは特産品として欧米に輸出されていました。それ故現存するユリの栽培品種の多くは、日本のヤマユリを品種改良したものが多いそうです。ユリの名前の由来は花が「揺れる」からきている説が有力で、その大きな花は日本に自生する花の中で最大級になります。

百合根と呼ばれる球根は食用にもなり、古くは縄文時代から食べられていたようで、特に戦時中に百合根を食べたと実家の母親がよく話をしていたのを憶えています。今は人よりもイノシシが好んで食べており、以前に群生を見掛けた山間部の伐採地でも、イノシシが球根を掘り起こして食べた痕をよく見掛けます。

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ヤマユリの花は1本の茎に多いときで10輪以上咲くことがあり、その重さは想像に難くありません。わずか2輪でもご覧の通り。
Canon XL H1 + HD20x

20070806c
花が大きいので当然の如くその芳香もトップクラス。それが証拠にハイビジョン撮影中にクロアゲハが頻繁にやって来ていました。ビデオではそこそこ撮らせてくれたクロアゲハですが、少しもジッとしていてくれないので、スチルでは見事に玉砕。なかなか神経質な蝶ですね。取りあえず林道上の水たまりで吸水中のところでお茶を濁しておきます(苦笑)。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 280mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年8月 3日 (金)

ネズミが咲かせたヒマワリ

畑の真ん中でヒマワリが咲きました。我が家の農婦が言うには今年はヒマワリは植えてないとのことなので、自然発生かと思いましたが、過去に畑の真ん中にヒマワリを植えたことはありません。そうなると家人を除く何者かが畑に種を蒔いたことになりますね。

実は昨冬、秋に採れたヒマワリの種を物置に仕舞っておいたところ、一つ残らず何者かに持ち去られるという事件がありました。一度にすべて無くなるのではなく、日に日に少しずつ無くなっていったので、犯人は畑のネズミだろうと勘ぐっていました。我が家の庭を含め周辺は耕作地なのでハタネズミが沢山生息しており、近所の防風林内ならばアカネズミやヒメネズミも多く見られます。実際、家の前の電柱にノスリが留まっている..ノスリはネズミを主に狩るタカの仲間です..ことも珍しくないですし。

そんな状況なので、恐らくハタネズミが越冬のために貯食しておいた種が、そのまま忘れられて芽を出したのでしょう。それが証拠に一ヶ所にまとまってヒマワリが咲いている場所もあります。実はこういったことは森の中でも普通に起こっていることで、秋にカケスやリスがドングリを隠したまま食べ忘れ、そこからドングリの木が芽を出すといったようなことが知られています。一見間抜けそうにも見える動物たちの貯食行動ですが、植物の立場からしてみると、いくつかの種を食べてもらう代わりに自身の分布の手助けをしてもらうという、彼らなりの戦略が透けて見えてきますね。

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写真のヒマワリはその中の元気の良い1本を畑の端に移植したもの。7月の天候不順が響いてか畑に花が少ないので、ひっきりなしにミツバチがやって来ています。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」


夕方、デッキでビールを飲みながら収録した、庭先のブナで鳴いていたヒグラシの声です。隣のヤマボウシに集結したスズメの子供たちの声も混じってます。
MP3 128kbps/48KHz(Windows Media Player

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2007年8月 2日 (木)

玉原のラベンダー

玉原ラベンダーパークでは、ラベンダーの他にニッコウキスゲやヤナギランなどをほぼ同じ時期に見ることができます。今夏は梅雨明けが遅れ、日照時間不足の影響からかラベンダーもなかなか咲き揃いませんでしたが、先週末辺りからようやく見頃になりつつあります。

今日はやや雲の多い空模様なれど、平日にもかかわらず人出も多く賑わっていました。私らは例の如くお昼で引き上げてきましたが、他県ナンバーが多いところを見ると、テレビのニュースか何かで情報が流れたのでしょうね。

ここのラベンダーパークは企業による営利目的の観光施設なので、個人的にはあまり興味はありません。が、そうは言っても観光絡みでの写真や映像の需要はそこそこあるので、個人的な好みは置いておいても一応押さえておく必要はあります。

20070802
ラベンダー
LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8

20070802b
ラベンダー
LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8

20070802c
ニッコウキスゲ
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070802d
ヤナギラン
EF28-300/3.5-5.6L IS 120mm

20070802e
ラベンダー園の中央に残されたブナの大木。ここは元々は上州武尊山の山麓に広がる関東有数のブナ林だったのですが、バブルの頃に森を切り開いてスキー場として建設されました。訪れる人のどれだけが気付くか判りませんが、ちょっと周囲を見渡せば、当時の面影をしのばせるブナの大木を見ることができます。今でこそ名の通った観光地として賑わいを見せていますが、貴重なブナの天然林のことを思うと少々複雑な気持ちになりますね。
EF28-300/3.5-5.6L IS 28mm

EOS-1D MarkIII ISO100
DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

1Ds MarkIIと5Dをぶら下げたやけに重装備のおっさんがいるなぁと眺めていたら、何と知り合いのTカメラマンでした(笑)。化粧品メーカーのCM撮影に来ているとかで、早朝より現場入りして準備していたそうです。パッと見は簡単な物撮りのようでしたが、有名メーカーのCMともなるとスタッフも機材も大掛かりですね。CMの世界ではすでにハイビジョン撮影がスタンダードのようですが、方や24時間テレビのロケ..ドラマか何かの回想シーンだとか..で来ていた日テレさんはSDカメラでの撮影でした。

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2007年7月24日 (火)

フィールド巡回

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午前中はホームレンジに近い山中の調査地点で観察しましたが、調査対象の親子は姿を見せず。林道のチェックの後、午後はより視界の広い調査地点に移動して観察を続行しました。雲一つ無く強い日射しが照りつけましたが、湿度が低くカラッとしていたので、山際の日陰に入れば涼しくて快適でした。マクラーレンのガタパウトチェアを引っ張り出して待機していましたが、午後3時前後1時間ほどの記憶がありません(笑)。

20070724e
山中の調査地点脇に咲いていた、盛夏を告げるオカトラノオ(丘虎尾)。

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アジサイの原種であるガクアサジサイ(額紫陽花)。最初は自生しているのかと思いましたが、林道の路傍なので恐らく工事の際に砂利等に混ざって運ばれてきたようです。

20070724g
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)とは、その昔、捕まえた蛍を中に入れて運んだことから付いた名前だそうです。確かに光る蛍を入れてみたくなるなぁ..と思って下から覗こうとしたら、ミツバチが出てきてビックリ(笑)。

20070724h
杉林の林縁部に咲いていた、漢方の解毒剤として有名なドクダミ(毒痛み)。

20070724i
林道を走っていたらフロントガラスにバッタが。このまま構わず2kmほど走行しましたが、何だか必死にしがみついていました(笑)。難儀そうだったので放してやろうと止まったら、横っ飛びして逃げていきました。大きさからみてトノサマバッタの♂か、クルマバッタ(もしくはモドキ)辺りと思いますが、少々自信がありませんね。

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台風4号か中越沖地震の影響か定かではないですが、こんなのに一撃食らったらひとたまりもありませんね(苦笑)。林道を一通り見て回りましたが、落石はこの一つだけで済んだようです。

20070724k
今日の谷川岳の夕景。

GR DIGITAL ISO64
(写真1・6・7)

EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(写真2・3・4・5・8)

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2007年7月23日 (月)

EOSとAMEとELPRO

20070723
今日は朝方は雨模様でしたが、午後には雨も上がって夕方は久しぶりに青空に。そこで昨日の草刈りに続いて芝刈りを行ったのですが、ふと見ると芝の端っこにネジバナが一輪だけ咲いていました。ネジバナの周囲だけ残して芝刈りを終えると、早速MarkIIIとAPO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8、それにELPROを持ち出して撮影です。マウントアダプターとライカレンズをMarkIIIで試すのは初めてになりますが、特に問題はなさそうです。
EOS-1D MarkIII APO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8 + ELPRO(1:1)
ISO800 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070723b
こちらはEF50マクロでの撮影。
EOS-1D MarkIII EF50/2.5 COMPACT-MACRO(1:2)
ISO400 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070723c
ELPROはライカのクローズアップレンズの総称で、特にAPO-MACRO-ELMARIT-R100(以下AME)用は専用になるので、正式には「ELPRO 1:2-1:1 FOR R2.8/100(以下ELPRO FOR AME)」と言います。撮影倍率はAME単体では1:2ですが、ELPRO FOR AMEを装着すると1:2~1:1(等倍)の範囲で撮影可能です。ワーキングディスタンスはAME単体で約23cm(最短撮影距離は45cm)、ELPRO FOR AMEを装着すると1:2で約18cm、1:1で約9cmとなります。

AMEはそれ単体では等倍に届かず、最新のAFマクロレンズにはスペックで見劣りします。しかし、以前にキヤノンのEF100/2.8マクロ(非USM・USMの両方)を使用していたことがありますが、どうにも二線ボケの傾向が強く手に負えなかった経験があります。その点、撮影倍率に無理を強いてないAMEのボケ味は抜群で、エッジがなだらかに溶けていく様はまさに秀逸ですね。普段の撮影ではあまりボケ味を気にする方ではありませんが、マクロ領域においては画面をシンプルに構成する都合上、ボケ味は重要な要素になるかと思います。

20070723d
EOS-LEICA Rマウントアダプターを介して、MarkIIIに装着したAMEとELPRO FOR AME。一般的なクローズアップレンズ同様に、AMEのフィルターネジを利用して先端に装着します。この状態で等倍を実現するよう専用設計されているので、解像度含めマスターレンズの性能劣化はまったくありません。

EOSにライカのレンズを使用するにあたり、マウントアダプターを介する時点ですでにイレギュラーな使い方になるわけで、AFは使えない、自動絞りも使えない..EOSの場合は絞込測光になる..と操作性に関して問題ありですが、マクロ領域においてはMFを多用しますし、絞りも開放近辺しか使わない..絞ることはないのでファインダーは暗くならない..ので取り立てて気にはしていません。ライカの他のレンズをEOSで使うことはほとんどありませんが、このAMEとELPRO FOR AMEの組み合わせだけは別格です。

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2007年7月20日 (金)

イワガラミ

20070720
写真を撮ったときはツルアジサイだとばかり思っていましたが、帰ってから図鑑を見たらイワガラミ(岩絡み)のようです。花はもう末期であることが、装飾花の様子から判りますね。

20070720b
一時は水不足を心配するほど水位の下がった奥利根地域のダム湖ですが、梅雨入り後は順調に流入量も増え、この時期の例年並みまで回復しています。写真は今日の洞元湖の様子。

EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO800 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

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2007年7月19日 (木)

ネジバナ

いやホントどうにもスッキリしない日が続きますね。台風が去って一気に梅雨明けに向かうかと思いきや、標高700mの我が家は連日雲の中です。山に入ってもガスが巻いて視界が利かず、思うような追跡調査ができておりません。この一週間ほど調査対象を見失っているので、少し気掛かりではありますが、天気ばかりはどうにもしようがないので、梅雨明けまでもう少し我慢の日々ですね。

20070719
割と群生することが多いネジバナですが、近所で見掛けるのは単独でひっそりとしている場合が多いです。もう何日か待った方が花の見栄えが良さそうですが、週末に草刈りが入るような話だったので、取りあえず今日撮影しておきました。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

20070719b
天気が悪いのは外仕事にはデメリットですが、その分デスクワークははかどります。まとめていた映像がようやく一段落したので、近日中にサンプルレビューの予定です。今回は取りあえずDVDとの指定なので、簡単なメニューを組み込んでから焼いて、MP960でプリントしてみました。

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2007年7月17日 (火)

草津白根の高山植物

倅が山岳部の夏山合宿で北アに登るというので、デジカメを持たせて写真を撮ってこさせる算段中です。が、顧問が写真好きで記録係も兼ねているらしく、倅は面倒だからと抵抗していますが、せっかく登るのだから風景や高山植物を思い出に撮ってこいと説得中です(笑)。

私には登山の趣味はない..若かりし頃に八ヶ岳や白馬岳に登ったことはありますが..ので、日本アルプスなど高山に行く機会はほとんどありません。まあ登ってもせいぜい近所の上越国境周辺や上州武尊山辺りですね。なのでいわゆる高山植物の類はさほど明るい方ではなく、機会あるごとに勉強の日々であります。

それでも、日頃うろついている低山も夏場は暑くて何かと行動を制限されし、何より私のライフワークとしている生きものは夏場は行動圏が広くなる..低山からテリトリー内の亜高山帯へシフトする..ので、自ずからこの季節は標高の高い地域を徘徊することになります。

と言うわけで、以下は過日コマクサを撮りに行った際、本白根山周辺で見かけた高山植物たちです。

20070717
コケモモ

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ツマトリソウ

20070717c
クロマメノキ

20070717d
イワカガミ

20070717e
イワハゼ(別名アカモノ)

GR DIGITAL ISO64
(以上データ共通)

この他にマイヅルソウ、イチョウラン、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレンなども見かけました。

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2007年7月 7日 (土)

本白根山のコマクサ

白根山の南側に位置する本白根山では、半世紀の時を経て復活したコマクサの大群落を見ることができます。

20070707
高山植物の女王と言われるコマクサはもともと白根山一帯で自生していましたが、盗掘が相次いで戦前には絶滅寸前まで追い込まれました。本来は3000m級の高山に生息するコマクサですが、草津白根山一帯は2000m程度で比較的アプローチがしやすく、戦前は主に薬草として、その後は高山植物ブームによる自己満足的盗掘の被害が多かったようです。それを万座の干川文次氏と六合村の山口雄平氏(何れも故人)の並々ならぬ努力によって復元までこぎ着け、今や日本一のコマクサの大群落となっているのです。移植した数は37000本、まいた種は300万粒と云いますから、その途方もない努力と労力は推して知るべしですね。

現在その遺志は地元の有志..地元の中学生、草津町、嬬恋村、森林管理署、自然保護団体..によって引き継がれ現在に至っています。が、悲しいことにコマクサ(に限らず)の盗掘は今でも時々あるようで、有志による巡視活動が引き続き行われているそうです。

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20070707f

EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

20070707j_1
時は移ろい現在のコマクサの敵はこんな輩です。写真撮影のツアーか何かで来ていたカメラ親父ですが、思いっきり三脚がコマクサの群落の中に入っています。しかもこの後は調子に乗って自身もロープの内側に入り込んで、すぐ手前のコマクサを踏みつけ始めました。私の目の前でこのような暴挙に出るとは良い度胸のこのおっさんに「お前のためにコマクサは生えているのではない!」と一喝。いい年した本来分別あるべき人生の先輩が、私のような若輩者に公衆の面前で説教される情けなさ。カメラマンと世に一括りに蔑まれている連中が、自分たちで自身の首を絞めていることになぜ気が付かないのだろうか。団塊の世代と呼ばれるリタイア組の中から、ますますこんな輩がこれから増えてくると思うとやりきれませんなぁ。

20070707g
草津白根山とは白根山・逢ノ峰・本白根山を総称する呼び名です。一般的に草津白根と言えば、湯釜(昨日の記事中8枚目の写真)を擁し現在も活火山として活動する白根山を指すことが多いですが、現在の山体を形作ったのは本白根山の噴火活動になります。写真奥のピーク(2165m)が本白根山の三角点があるところですが、地図によってはその手前のピーク(2150m)を本白根山と記してある場合もあるようです。

20070707h
本白根山の爆裂火口の跡である「から釜」を望む。コマクサの群落はこのから釜の縁に沿って点在しています。

20070707i
南側から見たから釜。ここから岩場の展望台に上がると360℃の視界が開け、天気が良く条件がそろえば遠く富士山まで遠望できます。

EOS-1D MarkIII EF17-40/4L
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

関連記事(高山植物の女王)
http://bigdipper.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_3485.html

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2007年7月 4日 (水)

紫陽花

渋川市内にある小野池あじさい公園であじさいまつりを開催中です。園内には渋川市の花であるアジサイ20種8000株が植えられ、7月15日までは夜間にライトアップも行われるようです。

小野池とは地名ではなく人名になります。江戸時代の地元の名主で小野沢平左衛門という方が、当時の水不足を解消すべくこの地に貯水池を作ったのが始まりだそうです。現在は貯水池を釣り堀として利用し、その周辺をあじさい公園として整備しています。アジサイは日向よりも日陰を好むので、北向きの立地がアジサイの植生に適しているようです。

意外に知られていませんが、アジサイはもともと日本が原産になります。ガクアジサイ(写真3枚目)を原種として、球形に花が付くいわゆるセイヨウアジサイが品種改良で作られました。花の色も本来は青色が中心で、それが土壌のpH濃度によって変化していく..咲き始めから散り際までの間にも変化します..というわけです。名前の由来も青に起因していると言われ、藍色が集まることを意味する「集真藍(あづさい)」からきているようです。

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ノシメトンボ

EOS-1D MarkIII EF17-40/4L、EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

この時期の小野池あじさい公園はそれなりに県外にも知られているようで、大型バス横付けで観光客が訪れます。特に午後からライトアップされる宵の口までは結構混雑するので、静かにアジサイを楽しみたい方は朝のうちが良いでしょう。私も一度お昼頃に出掛けて、テレビの撮影と勘違いされてエライ目に遭いました(苦笑)。

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2007年7月 3日 (火)

古代蓮

高崎で仕事の打ち合わせが入ったので、その前に寄り道して吉井町の古代蓮の花を撮りに行ってきました。古代蓮の花が見られるのは、多胡碑記念館に併設されたいしぶみの里公園になります。

このハスは別名「大賀蓮」とも呼ばれ、昭和26年に植物学者である大賀一郎博士によって、千葉県の検見川の泥炭層から発見された2000年前のハスの子孫になります。発見されたハスの実は3粒で、その内2粒は失敗しましたが、残った1粒が発芽に成功、以降順次増えたものが世界中に友好の印として配られているそうです。

ハスの花は早朝に咲いて日中は一旦閉じてしまうので、見頃は午前の早い時間帯に限ります。特に古代蓮は3回咲いてから4回目に散るという習性があるそうですね。ちなみに今日現在で花とつぼみが半々と言ったところでしょうか。

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20070703d

EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

20070703e
多胡碑と言えば、上毛かるたで「(む)昔を語る多胡の古碑」と詠んでいるので、群馬県民ならば皆ご存じでしょう。高さ125cm、幅60cmの安山岩の石柱に、和銅四年(711年)にこの地に多胡郡が設置されたことを記念した碑文が彫られています。栃木県の那須国造碑、宮城県の多賀城碑と並んで日本三大碑の一つに数えられ、国の特別史跡にも指定されており、多胡碑はその中でも最古の碑ということになっているそうです。
GR DIGITAL F2.4 ISO154

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2007年7月 2日 (月)

尾瀬夏の走りの花々

今回の尾瀬は友人との散策がメインだったので、あまり真面目に撮影していませんが、それでも気が付いたときに写した、または映した花々を紹介します。シーズンの端境期と昨日は書きましたが、尾瀬では様々な花が手を変え時期を変え訪れる人の目を楽しませてくれますね。

20070702
咲く年と咲かない年があるコバイケイソウ。今年の尾瀬沼畔では結構見られます。

20070702b
ワタスゲはそろそろ見頃かと思っていましたが、今年は意外にまだ少ないですね。大江湿原(昨日の記事中の写真5枚目)でも数えられるほどしか見られませんでした。

20070702c
夏の主役といえばニッコウキスゲですが、ご覧の通り花が咲くのはまだもう少し先になります。気の早いのが何輪か咲いていましたが、キスゲはやはり一面の大群落で楽しみたいですね。

EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II(以上データ共通)

20070702d
亜高山帯の林床に咲くゴゼンタチバナ。白砂峠沿いではマイヅルソウなどと一緒に見られることが多いです。

20070702e
尾瀬ヶ原や尾瀬沼周辺の湿原では普通に見られるナガバノモウセンゴケですが、絶滅危惧種に指定されている貴重な食虫植物です。

GR DIGITAL(以上データ共通)

20070702f
下界では見頃が終わる花も、標高が高く気候が寒冷な尾瀬ではまだこれからというのも少なくありません。レンゲツツジもその一つですね。

20070702g
ハクサンタイゲキの変種でトウダイグサの仲間であるオゼヌマタイゲキは、下田代や中田代で多く見られます。花弁のように並ぶ苞葉が緑色なのでパッと見は花のように見えず、割と見過ごされがちな地味な花です。

20070702h
尾瀬ヶ原ではもう終わりといった感じのヒメシャクナゲでしたが、やや標高が高い尾瀬沼周辺の湿原ではまだ見られるのが少し残っていました。

20070702i
池塘ではヒツジグサも出始めています。

20070702j
タテヤマリンドウの花は基本的に薄い青ですが、中には白い花もあるそうですね。私は見たことがない..と言うより気が付かないのかもしれません。

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白山周辺に多く見られ、花が千鳥の群飛に似ていることからハクサンチドリ。寒冷性なので本州では高山植物ですが、北海道では平地でも見られことがあります。

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ハクサンチドリ同様に鳥の名前を冠しているトキソウは、その花の形と色から朱鷺を連想するのでしょう。

20070702m
この季節に木道脇で普通に見られるウラジロヨウラクはツツジの仲間。仏像の首に掛かっている飾り(瓔珞)に似ていることからこの名前があります。当日名前をど忘れして説明できなかったのですが、猿熊さん..まあそういうことです(笑)。

SONY HVR-V1J(以上データ共通)

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2007年6月25日 (月)

武尊のブナ林

上州武尊山の中腹周辺には関東最大のブナ林が広がっています。中でも有名なのは西麓に位置する玉原のブナ林ですが、規模から言えば武尊牧場から奥利根水源の森にかけての北麓のブナ林のほうが大きく、ブナ1本1本も立派なものが多く見られます。

20070625
EF17-40/4L 19mm

20070625b
EF17-40/4L 17mm

20070625b2
EF17-40/4L 17mm

20070625c
EF17-40/4L 17mm

20070625d
EF28-300/3.5-5.6L IS 65mm

20070625e
水場で見つけたクロサンショウウオの卵嚢。一般的な乳白色のものでなく半透明卵嚢です。
EF28-300/3.5-5.6L IS 285mm

EOS-1D MarkIII ISO200(C.FnII-3)
DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

20070625f
交互に広がる2枚の葉を鶴が舞う姿に喩えたマイヅルソウ(舞鶴草)。
GR DIGITAL F2.8 ISO64

20070625g
ベニバナイチヤクソウの群落。
SONY HVR-V1J

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2007年6月23日 (土)

武尊牧場のレンゲツツジ

20070623
武尊牧場のレンゲツツジが見頃です。野反湖や湯の丸高原(天然記念物)に比べるとこぢんまりとしていますが、北毛エリアでは一番大きい群落です。
EF28-300/3.5-5.6L IS 28mm

20070623b
花の付きが良い株はカメラマンに人気があり、四方八方から望遠レンズで狙われていました。私がビデオ撮影している株にもカメラマンが群がりだしたので、そそくさとその場を離れます。シャッター音とおっさんの咳払いは勘弁ですな(笑)。そうそう、花の匂いをかいでいた妙齢のご婦人がいましたが、あまり知られていませんが、レンゲツツジは有毒植物なのであまり長時間匂いをかいだりしないほうが良いようです。
EF28-300/3.5-5.6L IS 235mm

20070623c
レンゲツツジばかりに人気が集まってしまい、誰も見向きもしないナナカマドの花。ナナカマドは紅葉と赤い実はよく知られていますが、花もなかなかきれいなものです。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070623d
武尊牧場の三合平(標高約1400m)から上州武尊山に向かって歩いていくと、レンゲツツジの群落を過ぎてシラカバの純林へと続きます。遠くからカッコウの声が聞こえてくると、それはもう高原のイメージそのものですね。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070623e
上州武尊山を北東側から望む。左から前武尊、剣ヶ峰、沖武尊になります。どこの山でもそうですが、懐に入って近くで眺めてみると新鮮な感じがしますね。それにしても近いなぁ。
EF28-300/3.5-5.6L IS 80mm

20070623f
朝早い時間帯にはヘイズが全くなく、はるか南の稜線に富士山を遠望できました。暖冬だと言われていた割に、意外に雪が多いですね。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

20070623g
今日は台風一過のような快晴で、とても梅雨とは思えない陽気でしたね。日射しが強いことを除けば、風が涼しく湿度も低く快適に過ごせました。お昼頃から観光客が増え始めたので、よく冷えた生ビールにジンギスカンで昼飯とし、早々に下山しました。人が多くなるとネイチャー系のビデオ撮影は色々大変なので。
EF28-300/3.5-5.6L IS 28mm

EOS-1D MarkIII ISO200(C.FnII-3)
DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

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2007年6月19日 (火)

二人静

朝起きてゆっくり朝飯を食べられるのは良いですね。特にこの2ヶ月はコンビニおにぎりの世話になりっぱなしで、ナナコカードのポイントも随分と貯まりました(笑)。

20070619
薄暗い林床でフタリシズカ(二人静)を見つけました。名前は源義経に縁のある静御前に由来するらしいですが、もともとは近縁種のヒトリシズカ(一人静)に付いた名で、特に本種は花穂が2本以上あることからこの名があります。写真のように花穂が3本でも二人静かというわけです。でも本種とヒトリシズカはあまり似てないですけどね。ちなみに両種が属するセンリョウ科というのは、被子植物の中ではもっとも原始的な種なんだそうです。

20070619b
これは一昨日と同じ株のショウキラン。こうしてみると確かに鍾馗にそっくりですね。今日の目的の一つに、このショウキランをハイビジョン撮影するためというのもありました。一昨日の時点でもHV10を持ってはいたのですが、ミニ三脚を忘れたので撮影できずじまい。で、本日改めてV1Jを持って出直した次第です。絶滅危惧種とか聞いてしまうと、やはりこの手のものは撮れるうちに撮っておく必要がありますから。

【本日のMarkIII】

MarkIIIの大幅な改良点の一つがAFです。前モデルまでは45点の測距点すべてで任意選択が可能でしたが、MarkIIIでは中央含む19点のみ任意選択可で、残りはアシスト測距点..任意選択は出来ない..になりました。この点を性能の後退とみるか否かは考え方次第ですが、その代わりに任意選択可能な19点すべてが高精度なクロス測距点(縦横線検出)になり、より精度の高いAFが行えるようになっています。

が、その19点クロスが機能するのは開放F値が2.8より明るいレンズに対してであり、それより暗いレンズではその恩恵を享受できません。私が常用するEF28-300ISのようなF5.6クラスのレンズだと、すべての測距点が横線検出のみとなり、結果的には測距点が減ったのと同じことになるわけです。もっとも以前から中央一点か自動選択の何れかしか使ったことがなかったので、測距点の数の増減はあまり関係がないのですけどね。それに自動選択の際には、アシスト測距点を含む45点エリアAFであることに変わりがないわけですから。

でもまあこれを機会に、永らく防湿庫で眠っているEF70-200/2.8ISをたまには使ってみますかね。

20070619c
AFの精度自体も向上しているとのことで、色々な場面で確認しながら使用していますが、従来のAFよりかなり狭角で鋭敏になった印象が強いですね。例えば上の写真のようなシーンの場合、レンズは開放F5.6なので中央一点も横線検出となります。よって中央のAFフレームを前脚の爪の縁辺りにもってくることで、AFを動作させてピントを合わせます。

が、背景が抜けていて尚かつ木漏れ日がキラキラと光っているため、少しでも意図した位置からAFフレームがずれると、あっという間に背景にピントを合わせに行ってしまいます。もちろんすぐに位置を修正すればすぐさまピントが戻ってくるのですが、この辺り以前のモデルだと結構ルーズだったのが、MarkIIIは随分とピーキーな特性に変更されたようです。これは特にコントラストの差が激しい場合に顕著..つまり明るい方へ引っ張られる感じ..ですね。

EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO400 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

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2007年6月14日 (木)

ようやく梅雨入り

ようやく関東地方も梅雨入りしました。首都圏の水瓶と言われている奥利根の矢木沢ダムでさえ、その貯水率は51%となっており、早くの梅雨入りが期待されていましたが、結果的には例年の6日遅れということです。

さらに世界的にラニャーニャ現象が発生しているため、今夏は猛暑になるとの予想が出ており、そこにきて梅雨明けが早まるようなことにでもなれば、今夏の水不足は決定的となります。また、質量保存の法則とでも言いましょうか、地球上に存在する水の総量に変わりはないわけで、もし日本で渇水騒ぎとなるようであれば、その分どこかの国で大雨が降る可能性があるわけです。

異常気象と言われて久しいですが、人間のコントロールの及ばない気象現象だけに、いやはや何とも困ったものです。

20070614
今年は庭のヤマボウシが沢山花を付けてくれ、家人を喜ばせています。
EOS-1D MarkIII APO-MACRO-ELMARIT-R100/2.8
DPP3.0 ISO200(C.FnII-3) Picture Style「忠実設定」

【本日のMarkIII】

MarkIIIはファインダー部が新規設計され、新型スクリーン(Ec-CIV)を搭載すると同時にファインダー倍率が0.76倍にアップしました。先代のMarkIIは0.72倍でしたが、その数字以上の見易さを感じることが出来ます。新型スクリーンもザラザラ感が減り、暗い場所での視認性も向上したようです。やはり一眼レフである以上、ファインダーの造作にはこだわりたいですね。

さて、ファインダー関係で言えば、今回アイカップのサイズ変更も行われました。従来品と見た目はほとんど一緒なので最初は気が付きませんでしたが、ローアングルで撮影しようと現場でアングルファインダーCを取り付けてみて、サイズが合わないので少々慌てた次第です(汗)。

20070614b
EOSシリーズのアイカップには、1系のものの他、EOS-3(フィルムカメラ)などの主に視線入力を備えたシリーズ用の2種類が存在しますが、MarkIIIは前述の倍率アップと引き換えに後者と同じ取付口に変更されました。で、実はアングルファインダーCには最初から両方のタイプに取り付けできるよう、変換アダプター..前者用がEc-C、後者用がEd-C..が同梱されているので、がらくた箱をひっくり返して何とかそのアダプターをサルベージして事なきを得ました。

ま、ローアングルやマクロ撮影をしない人には関係のない話ですが、そんな細かな変更点もあったということで(笑)。

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2007年6月13日 (水)

ヤグルマソウ

今日は暑かったですね。本当は昨日からと言いたいところですが、昨日は涼しいところにいたもんで(笑)。しかしこんな日にブラインドに隠るのはサウナに入っているようなもの..尾根筋なので午後は直射日光が注ぐ..でして、時折吹く山の風が無ければ、汗だくでカラカラになりそうです。

20070613
下山して顔を洗おうと林道脇の渓流に降りたところ、ヤグルマソウ(矢車草)が咲いているのを見つけました。大きめの葉が5枚つく様が、鯉のぼりの天辺でくるくる回る矢車に似ていることからこの名があります。ものの本によれば、戦時中は葉をタバコの代用にしたというような記述も見られました。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 31mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年6月12日 (火)

尾瀬初日

今シーズンの尾瀬初日です。この夏は尾瀬に咲く花々をハイビジョンで記録していく予定なので、撮影もこれからが本番になります。同時にデジタルカメラでも撮影するので、ブログにはそちらの画像をアップしていきたいと思います。

とは言いつつも、早ければ8時頃にはハイカーだらけになるので、木道上という制約の中でビデオとスチルの二段構えの撮影ができるのも朝の内だけになります。もっとも、人が多いとビデオ撮影だけでも厳しいのが現実ですが。

尾瀬では木道は一応2列ありますが、通行の妨げになるような撮影は避けることを自分に課しており(と言うか当たり前のことですね)、人の流れによってはひたすら待つこともしばしばで、1シーンを撮るために30分くらい費やす場合もあります。

1シーンにつき最低でも30秒の映像クリップを抑えるわけですが、木道上を歩く人の流れを読んで、その30秒間のインターバル..実際は木道を伝わる振動の伝播も計算に入れる必要があります..を素早く見極め、いかに早くセッティングしそしてどれだけ早く撤収できるか。それが尾瀬でビデオ撮影を行うポイントですね。

20070612
燧ヶ岳のスカイラインが朝の光に浮かび上がる中、朝一で鳩待峠から入ったハイカーたちが、足早に竜宮方面に歩いていきます。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 70mm

20070612b
ミズバショウの見頃はとうに過ぎていますが、丹念に探せばまだ被写体になってくれそうな株を見つけられます。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612c
花の開きかけたショウジョウバカマ。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612d
気の早いワタスゲがもう果穂になっていました。自慢の綿毛が朝露に濡れています。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612e
中田代では木道沿いにヒメシャクナゲが見られました。
EF-S18-55/3.5-5.6II 28mm

20070612f
朝の斜光で池塘に浮かび上がるミツガシワ。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 235mm

20070612g
朝露に濡れるミツバオウレン。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm

20070612h
朝まだ暗い内は花が閉じているタテヤマリンドウも、復路では結構見かけるようになります。
EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm

20070612i
ミズバショウの終わった下ノ大堀川ポイントより至仏山を望む。川面に映る雪形はこの季節ならではですね。
EF-S18-55/3.5-5.6II 46mm

EOS30D ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」
(以上データ共通)

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2007年6月 7日 (木)

アヤメと停電

20070607
林道を歩いていてアヤメが咲いているのを見つけましたが、沢沿いに咲いていたので撮ったときはヒオウギアヤメと勘違いしていました。両者ともよく似ていますが、ヒオウギアヤメは色味がもう少し薄いですね。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 35mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

二日続けて夕立模様の利根沼田地区です。湿気のせいで日中から視界が悪く、フィールドスコープを通してみる景色はもやもやしてスッキリしません。それに昨晩はビデオのレンダリング中に停電に見舞われ、最初からやり直しを余儀なくされていたので、今日も夜は警戒モードです。何せCore 2 Duo 2.4GHzをもってしても2時間以上かかる処理なので、そうそう何回もやってられませんから(苦笑)。

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2007年6月 3日 (日)

野反湖のシラネアオイ

そろそろシラネアオイが見頃ではないかと思い、野反湖に出掛けてきました。

20070603h
シラネアオイはその名の通り日光白根山一帯に見られる、一属一種の日本固有種です。種は違いますが、タチアオイに似ていることからこの名前があるそうです。日光白根山以外では主に雪深い地方に分布しており、かつては尾瀬周辺でも見ることができましたが、近年はシカの食害の影響を受けてその姿を消しつつあります。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 210mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070603i
野反湖周辺のシラネアオイは、盗掘やクマザサの勢力拡大に伴って60年代までに自生はほぼ全滅状態になってしまいました。それを地元の有志や中学生たちがボランティアで苗から育て植え始め、現在は6万本まで復活したそうです。彼らの努力が実って、八間山の麓の斜面一面にシラネアオイが咲き乱れています。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

20070603j
イワカガミ
GR DIGITAL F4 ISO64

20070603k
ミツバオウレン
GR DIGITAL F4.5 ISO64

20070603l
ショウジョウバカマ
GR DIGITAL F5 ISO64

20070603m
コマクサはまだこれからですね。例年だと6月後半から7月にかけてが見頃でしょう。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 250mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070603n
シラネアオイをローアングルで撮っていたところ、ファインダーの端に鳥影が映り込みました。すかさずフォーカスを合わせると、ビンズイが地面を歩き回ってシラネアオイに集まる虫を捕っているところでした。そのまま様子を見ていると、ビンズイはお構いなしに近づいてきて、やがて目の前までやってくるとさも今気が付いたとばかりに慌てて、またやって来た方向へ戻っていきました。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070603o
尾瀬とほぼ同じ標高(約1500m)の野反湖ですが、まだこの時期は寒々とした景色が広がっています。半月もすれば湖畔をレンゲツツジが彩るようになり、そうなると本格シーズンの到来となります。今日の群馬県側は雲が多いもののそこそこ晴れ間もありましたが、県境から向こう側は雨が降っていたようです。
EOS-1D MarkIII EF28-300/3.5-5.6L IS 28mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

今日の野反湖は混んでましたね。駐車場が満車に近い状態というのは、私が見た限りでは過去最高だったのではないでしょうか。どうも周囲の人の話を聞いていると、最近N○Kのニュースでシラネアオイを取り上げたようです。さすが国営放送というか、恐るべしN○Kの威力。

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2007年5月28日 (月)

ミズキの花

20070528
そろそろ新緑の複雑な色合いから緑一色に変わりつつある山の木々ですが、そんな中で白い花をたわわに咲かせて一人気を吐くのがミズキです。山の沢沿いや林縁部に多く見られるミズキは、したたり落ちるほど樹液が多いことからこの名前があります。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 130mm

20070528b
小さな花の一つ一つが、秋には黒く熟して鳥たちの大切な餌となります。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 130mm

20070528c
この時期に森を眺めると、「ああ、あれはミズキだったか」と思うような場所にも生えていますね。
EF70-300/4.5-5.6DO IS 70mm

EOS30D ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)


20070528d
先週末は黄砂の影響で視界が利かず難儀しましたが、昨日の強風のおかげそれもきれいさっぱり流されて、今日は遠く西の県境まで見通せました。超望遠レンズで撮影しているとひたすら大気の層との闘いになるので、ヘイズは少なければ少ないほど良いわけです。写真は長野県との県境にある四阿山。
Canon HV10

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2007年5月27日 (日)

カッコウ到着

つい先日、しびれをきらしてカッコウがまだ来ないと書いたばかりですが、今朝方カッコウとホトトギスを確認しました。まだ暗いうちに夢うつつの状態でホトトギスの声を聞き、ララァの散歩の途中でミズキに留まって鳴くカッコウを目視しました。赤城高原においては、例年に比べるとホトトギスで2週間、カッコウは1週間ほど遅いことになります。2種同時に渡ってくるのは珍しいことですが、ま、取りあえず来るべきものが来て一安心です(嬉)。

ちなみに朝採りレタスに出ている女房が言うには、赤城の南面では数日前からホトトギスの声は聞こえていたようです。

20070527

20070527b
下界では春前から花が咲き、もうとうに旬は過ぎている菜の花ですが、標高700mの我が部落周辺ではまだまだ黄色い花を咲かせています。

EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

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2007年5月24日 (木)

ウワミズザクラ

20070524
漢字で「上溝桜」と書いてウワミズザクラと読みます。その昔、溝を掘ったこの木で火をおこし、亀の甲羅を焼いて亀甲占いを行ったことからこの名があるそうです。秋になると小さな赤い実(熟すと黒くなる)を付け、特に鳥たちが好んで食べますが、それを焼酎に漬けて果実酒にすると結構いけます。また、新潟の中越では実を塩漬けにしたものを「杏仁香(あんにんご)」と呼んで食用にしています。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070524b
名前にサクラと付いてはいますが、花はサクラとはおおよそ似ても似つかないですね。この木は渓流の谷間に立っていますが、朝のほんの限られた時間帯に訪れると、写真のように美しく逆光に映えます。
EOS30D EF70-300/4.5-5.6DO IS 300mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年5月22日 (火)

カーキとモスグリーン

先週に引き続いて奥利根水源の森へブナの芽吹きの撮影です。一週間でどれくらい変化したかは、先日の様子と比べると一目瞭然ですね。先日の時点では一見すると早春のような景色でしたが、一週間の間に芽吹きが進行して、ブナの樹冠にカーキとモスグリーンが混ざるようになりました。

それに先週は鳥の声もまだ少なく静かなものでしたが、今日は谷筋のあちこちからコルリやツツドリの囀りが聞こえてきて、武尊山から吹いてくる風と相まって、下界では味わえない清々しい気分に浸れました。

20070522
EF28-300/3.5-5.6L IS 50mm

20070522b
EF17-40/4L 20mm

20070522c
EF28-300/3.5-5.6L IS 80mm

20070522d
これがブナの若芽。鱗片葉が開いて中から新芽が伸びてきています。この薄緑と茶色の複雑な組み合わせが、微妙なカーキやモスグリーンのトーンを生み出しているのです。
EF28-300/3.5-5.6L IS 210mm

20070522e
ブナの芽吹きに混ざってムシカリが花を咲かせ始めました。ムシカリはその葉の形から別名をオオカメノキとも言い、県内では標高の高い地域で見られます。晩夏には早々と赤い実を付けるので、深い緑の海にあってよく目立ちます。
EF28-300/3.5-5.6L IS 135mm

20070522f
沢沿いでアズマシャクナゲの花が風に揺れていました。シャクナゲはツツジの仲間だけあって花はきれいで、こうして離れて眺めている分には風流で良いのですが、山で藪漕ぎしている最中に出くわすと、これがなかなか厄介な存在となります。地を這うように伸びる枝はあちこちやたらと分枝し、ことごとく行く手を遮ってくれる難敵なのです。
EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm

EOS30D ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

20070522g
ビデオ撮影は先日同様にXL H1を使用。今日はオーディオテクニカのステレオガンマイクAT835STを使用して、渓流の音と鳥の囀りを環境音として同録しました。平日は山間に響く車の走行音も少なく助かります。

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2007年5月21日 (月)

遅霜

20070521
昨日同様に今朝も冷え込んだ赤城高原です。身震いしながら庭に出ると、5月も後半というのに霜が降りていました。そういえば朝穫りレタスから戻った農婦が、レタスが凍っていたと言ってたっけ。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm
ISO400 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070521b
Hさんの畑の畦でクロフネツツジが満開です。上州武尊山の雪形もだいぶ少なくなりましたね。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 27mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」

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2007年5月20日 (日)

寒気

今日は北部山域で月例調査。諸般の事情で一人先に現場に入り、ブラインドを張って待機したのですが、明け方から冷たい雨が降ったり止んだりで、日中は終日風が強く吹くという荒天模様でした。気圧の谷の通過で寒気が流れ込んだようで、ブラインドに隠っていなければ凍えそうに寒かったです。

20070520
調査ステーションへの直登ポイント。仰角で撮っているので角度を感じませんが、実際は45度近くある急斜面です。いつもならここを大量に汗をかきながら登っていくのですが、今日は春先のような陽気だったため、さほど汗をかかずに済みました。
Canon HV10 + HD-3032PRO

20070520b
ヤマツツジの開花も今ひとつパッとしません。つぼみはいくつも見かけるのですが、ここ数日の気温の低さのせいか、咲くのをためらっているように思えますね。
GR DIGITAL F3.2 ISO64

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2007年5月16日 (水)

田植え始まる

20070516
先週辺りから利根沼田地方では田植えが始まりました。こちらの水田は二毛作を行わないため、南の方に比べて田植えは1ヶ月近く早く始まります。山からの帰り道に田んぼを覗いてみると、気の早いカエルの姿をちらほら見かけました。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070516b
里で田植えが始まる頃、北部の山々ではヤマツツジが咲き始めます。まだまだこれからが本番ですが、林道沿いの日当たりの良い斜面では、開いたばかりの花を見つけることができます。
EOS30D EF-S18-55/3.5-5.6II 55mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年5月15日 (火)

滝は吹き割れ

上毛かるたに「(た)滝は吹き割れ片品渓谷」と詠われ、国の天然記念物にも指定されている名勝が「吹割の滝」です。

20070515
EF-S10-22/3.5-4.5 10mm

20070515b
EF-S10-22/3.5-4.5 10mm

20070515c
EF70-300/4.5-5.6DO IS 250mm

吹割の滝は片品川中流域に(旧利根村)に位置し、川底の溶結凝灰岩..これには火山活動が関係している..が1万年の浸食によって削られてできたそうです。その姿から「東洋のナイアガラ」と言われていますが、規模的にはナイアガラの滝ほど大きくはなく、V字谷の広いところで幅約30m、落差は7mほどになります。V字谷に3方向から流れ込むため、水量が多いときはぶつかった水しぶきが吹き上げるようになることが名前の由来のようです。ただ、ご多分に漏れず片品川も上流にダムがあるので、夏場は水量が調節されて見るからに貧相なときがありますが、この季節はそんなこともなくダイナミックな流れを見ることができます。

国道沿いという立地と、旧利根村(現在は沼田市利根町)唯一と言っていい観光地ですから、とにかく観光客は朝からひっきりなしにやって来ます。撮影をするのに人影が気になるようであれば、まだ売店が閉まっている朝早くが良いでしょうね。余談ですが、吹割の滝はちょっと前のNHK大河ドラマ(確か徳川三代の話)のオープニングで使われていました。

EOS30D ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

20070515d
浮島観音では色とりどりの各種ツツジが満開..写真は色からするとレンゲっぽいですが、ヤマツツジのような気もしますね..でしたが、これらは自生しているのではなく観賞用に植えられたもののようです。他にもヤシオの類が花を咲かせていました。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

20070515e
新緑に混じって白い花を咲かせるマルバアオダモ。葉は丸くないのに何故「丸葉」なのか不思議でしたが、撮影中に話しかけてきた人によれば、他のアオダモよりも葉のギザギザが少ないのでこの名があるのだそうです。なるほど勉強になりますなぁ。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 22mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」

20070515f
しばらく来ないうちに西側の対岸に遊歩道が整備され、滝を俯瞰で眺められるようになっていました。観瀑台と名が付いていますが、これはなかなか眺めが良いですね。3枚目の写真は観瀑台から撮ったものです。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

日中、赤城高原から利根沼田にかけて雷雲が足早に通過していきました。午前中の追貝は幸いにも天候に恵まれましたが、引き上げてくる途中に多那で雷雲に遭遇、雹の嵐とすれ違いました。雷雲は結構な早さで北上を続け、あの後は片品方向へ行ったようですから、あのまま撮影していれば危ないところでしたね。

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2007年5月14日 (月)

坤六ブナの芽吹き

坤六峠の開通が当初予定していた5月末から随分と早まって、GW中の2日に開通となりました。例年ならば考えられない早さに戸惑いつつも、こんなチャンスは滅多にないので、遠慮なくブナの芽吹きを撮影に出掛けてきました。

20070514
片品村の笠科川沿いではオオヤマザクラが満開です。
EF28-300/3.5-5.6L IS 50mm

オオヤマザクラの撮影中にちょっとしたハプニング。対岸から茶色っぽい鳥がピラピラ飛んでくるのが目に入りました。最初はミソサザイかと思ったりもしたのですが、どうにも飛び方がピラピラなのです。そしてその鳥はあろう事か、私の三脚にピタっと貼り付くように留まるではないですか。思わず顔を近づけてその鳥を凝視すると、何とそれは鳥ではなく小さなコウモリでした。

しばらくしげしげと観察の後、証拠写真を撮ろうとポケットからGRDを取り出そうとした途端、ピラッと剥がれるように飛び立って森の中へと消えていきました。アブラコウモリなら夕方薄暗くなってから飛んでいるのをよく見かけますが、コウモリと言えば完全な夜行性だとばかり思い込んでいたので、こんな真っ昼間に飛ぶものなのかと感心することしきりです。帰ってから図鑑と首っ引きで調べましたが、モモジロコウモリが一番近い感じですね。

20070514b
山稜や林床には雪が残り、森の色も地味な茶色が主体なのでパッと見は早春のようにも見えますが、ブナの芽吹きの序盤とはこういうものです。芽を包む鱗片葉がまだ開ききっていないため、森全体を見渡すと赤茶色っぽい色合いになるのです。写真左奥のピークは笠ヶ岳。
EF28-300/3.5-5.6L IS 50mm

20070514c
坤六峠一帯は関東でも有数のブナ林が広がっており、特に木の根沢の源流部である奥利根水源の森は、四季折々に訪れる人たちの目を楽しませてくれます。標高が同じだとみなかみ町側の様子も同様ですね。
EF-S10-22/3.5-4.5 22mm

20070514d
上州武尊山の北面。奥利根水源の森から森林限界付近まで、広大なブナ林が広がっているのが判りますね。前述の通りこの時期に坤六峠が開通するのは非常に希なことなので、この眺めはまさに今限定となります。
EF28-300/3.5-5.6L IS 50mm

20070514e
照葉峡11滝の一つ「不断の滝」。滝の手前の若いブナが芽吹いていますが、緑の若芽が顔出すのも時間の問題です。
EF28-300/3.5-5.6L IS 65mm

20070514f
木の根沢の下流域では、コブシがそろそろ終わりかけていました。逆にカラマツは芽吹き始めています。
EF-S10-22/3.5-4.5 13mm

20070514g
湯ノ小屋まで来るともうすっかり新緑の世界です。夏は深い緑の海と化す森も、この季節に眺めると色々な木々が生えているのが手に取るように判ります。ブナがどれかはもうお判りですね。
EF28-300/3.5-5.6L IS 90mm

20070514h
今日の撮影ではXL H1をメインに使用しました(写真はHDP-6000EXを装着)。最近はスチル用の超望遠レンズを装着しっぱなしで、自ずから猛禽類専用となっていますが、今日は車による移動が主体だったことがチョイスの主たる理由です。ブナの芽吹きをやや遠景で切り取るにあたって、高周波成分の多い緻密な描写には、解像度の高いH1のHD20xズームが最適という判断もありましたし。
EF28-300/3.5-5.6L IS 110mm

それとレイノックスのHDP-6000EXをH1で試すのも予定のうちです。実写結果を見た限り、近景の絵面ならばV1Jの時と同じような印象を受けますが、さすがに遠景となるとやや厳しいかなという印象は拭えませんね。特に風でも吹いて景色が微妙に流れているような場合..例えば木々がざわめいているようなシーン..は顕著かもしれません。まあこの場合はH1のHD20xズームの解像感が高いと言うべきかもしれませんが。それでも広角側が40mm相当(35mm換算で)のHD20xズームにとって、HDP-6000EXは新たな戦力になることは間違いないです。

EOS30D ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

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2007年5月13日 (日)

山吹色

20070513
ご存じ山吹色の語源でもあるヤマブキ。この季節に山へ入れば、それこそ至る所で黄色い花が風に揺れているのを見ることができます。「お代官様、これはほんの心遣いで。ヒヒヒ...」「三河屋、おぬしも相当の悪よの~、ホッホッホッ」という、時代劇でお馴染みのシーンに登場する小判を指して山吹色と言いますが、まさに黄金の輝きですね。
EOS30D EF50/2.5 COMPACT-MACRO
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070513b
こちらがヤマブキの園芸品種であるヤエヤマブキ。園芸と言っても太田道灌..江戸城を作った室町時代の武将..の話にも出てくるくらいだから、結構昔からあるようです。
EOS-1D MarkII N EF28-300/3.5-5.6L IS 105mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年5月12日 (土)

可憐な野花のおかげ?

昨日は猛烈な風に阻まれて出掛けられなかった..現場は足場の悪い岩場なので強風は相当危険..ので、今日は土曜日ではありましたが振り替えで北部山域の調査地へ出撃です。

20070512
ザックと三脚の重さにヒーヒー言いながら直登の途中で休んでいると、足早にヤマドリの雌が逃げていくのが目に入りました。それを見送ってから足を踏み出そうと視線を足下に落とすと、落ち葉の間から青い花..リンドウの仲間のようです..が顔を出しているではないですか。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

いつも藪漕ぎしているときはあまり足下など気にしていないので、それなりに野草の類は踏みつけているかもしれません。それがこの時ばかりは妙に感じ入るものがあったようで、危うく踏みつぶす前に踏みとどまりました。薄暗い森の中でようやく見つけた日当たりを享受する可憐な野花。思いがけず今日は何か良いことでもあるかと考えていたら、ありました、ありました、素晴らしく良いことが。7年目にしてようやく思い描いていたシーンを撮ることができたのです。

撮影結果だけ見ればそれは調査・研究の積み重ねによる必然のもので、小さな花を踏まなかったこととは何の因果関係もないわけですが、人はついつい何かの縁の不思議さを求めてしまう生きもののようです。取りあえず験を担ぐ意味で、次回からはこの花を踏まないよう直登コースを変えるつもりですが、その結果別の花を踏んだりする可能性が大なので、やっぱり因果関係はないと考える方が幸せかもしれませんね(笑)。

20070512b
昨日の前線通過に伴う強風が、きれいさっぱりヘイズを持っていってくれたので、今朝は遠い山並みまで見通せました。調査対象の雄がテリトリーの見張りをするためによく留まる岩の向こうに、草津白根山の湯釜が見えています。
EOS30D EF70-300/4.5-5.6DO IS 185mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」

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2007年5月 9日 (水)

ブラインドは蒸し風呂

昨日に引き続き、今日はまたさらに暑かったです。

20070509
標高1000m以上ある風通しの良い岩場とはいえ、快適だったのは朝のうちだけで、9時をまわった頃からブラインド内の気温は上昇し始め、お昼過ぎには蒸し風呂状態に突入。ある程度は予想していたので、1本余計にペットボトルの冷たいお茶を持ち込んだのですが、昼飯食べる頃には温かいお茶になっていました(苦笑)。私は暑いのが大の苦手なので、夏場は何があっても絶対にブラインドには隠りませんが、今の季節の暑さにはひたすら耐えるしかないですね..
GR DIGITAL F2.4 ISO64

20070509b
ブラインドの外はクロジやツツドリが鳴き交わす新緑のすがすがしい景色なのですが..
EOS30D EF70-300/4.5-5.6DO IS 70mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」

20070509c
下山してから少し寄り道して、昨年のうちに目を付けておいた沢沿いのヤマザクラを撮ってきました。本当は新緑と重ねて撮りたかったのですが、良いポジションを得るのがどうにも難しかったので、背景を抜くフレーミングでフィックスしました。
Canon XL H1 HD20x

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2007年5月 7日 (月)

新緑に桜映える

20070507
赤城高原も新緑が美しい季節になりました。様々な緑色に彩られた近所の演習林も、今朝方まで雨に洗われていたせいでみずみずしさを感じます。さらに新緑に混ざって咲くヤマザクラを始めとした桜の白さが一際目立ちますね。
EOS30D EF70-300/4.5-5.6DO IS 70mm
ISO400 DPP3.0 Picture Style「風景」

20070507b
ピッコロ、ピッコロとキビタキがさえずる防風林では、ヤエザクラが見頃を迎えています。
EOS30D EF70-300/4.5-5.6DO IS 160mm
ISO400 DPP3.0 Picture Style「風景」

20070507c
前述のヤエザクラの木の下にカモシカの足跡が付いていました。ここは農道脇に畑土が堆積しており、雨が降ると泥状になるため、キツネや野良犬、それにクマの足跡が付くことがあります。様々な野生動物たちが防風林や演習林を利用して身を隠しつつ、移動している姿が目に浮かびますね。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

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2007年5月 6日 (日)

春の奥利根

GW連休後半を利用して、奥利根エリアの春の調査を行ってきました。今回は対象ペアの繁殖確認と、可能な限り別ペアの存在を確認することです。今回の調査も関係機関の協力の下、無事に全日程を終了することができましたが、調査期間中は好天に恵まれ、連日対象ペアの行動を観察することができました。例の如く夜は美味い飯と酒にもありつき、都会の喧噪から遠く離れた山奥で、深い自然談義に盛り上がりました。

20070506
この時期にしては異常に水位が低い奥利根湖。写真でも判るとおり、すでに今夏の水不足が懸念されているわけですが、満水だった昨秋と比べても水位が低いことが判りますね。矢○沢ダム自体は雪解け水で十分に満水にすることができるそうですが、それを上回る量の放流を行っているので、水位が低いのは仕方ないようです。もっともそのお陰で調査ステーションの確保が容易だったわけですが。

続きを読む "春の奥利根"

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2007年5月 2日 (水)

ヤマザクラとGRDの不調

20070502
アオー、アオーとアオバトが鳴く中、近所の防風林ではヤマザクラが満開です。その昔会社勤めをしていた頃は、ご多分に漏れず沢山のソメイヨシノの下で花見をする機会が多くありましたが、田舎に暮らすようになってからは山中でひっそりと咲くヤマザクラを好むようになりました。特に新緑の海にポツンと佇むヤマザクラの控え目な色合いは、わびさびの世界を大切にしてきた日本人の感性にむしろ合うような気がします。
GR DIGITAL F3.2 ISO64

20070502b
マクロモードで10枚撮って、ようやく1枚だけまともにマクロ域で合焦。それでも花ではなく葉のほうにピンが引っ張られていますけど。
GR DIGITAL F2.8 ISO64

この3月に故障して修理から戻って以来、GR DIGITALのマクロ機能が今ひとつ調子よくありません。具体的にはマクロモード時にAFが迷うことが多く、粘ることなく割とあっさり合焦をあきらめてしまう傾向が見られるのです。この手のコンパクトデジカメのAFはTTLコントラスト検出方式なので、低照度の光線状態やメリハリのない被写体だとAFが迷う傾向があります。それでもリコーのマクロ機能には定評があり、それが私がリコーのコンパクトデジカメを使う理由の一つでもあるわけですが、それが上手く機能しないようでは困ります。

実は修理前のファームウエアのバージョンは「2.1」のままだったのですが、3月月初に修理から戻ってくると当時の最新である「2.21」に書き換えられていました。調子が良くないのがその後からなので、疑うなら修理の不備もあり得そうですが、私はむしろファームアップに原因があるような気がしています。ファームアップもうわべでは機能の向上を謳うことが多いですが、隠れて様々な不具合をつぶしている可能性が高いです。ですから修理時に頼みもしないファームアップを勝手にしてくれるわけですね。ファームアップで「AF精度の向上」なんていうのを時々やっているようなので、もしかしたらAF合焦のアルゴリズムに変更があったのかもしれません。ま、正しく合焦する場合もあるので、これはあくまでも推測に過ぎませんが..

ファームウエアは一度でも書き換えられてしまうともう後には戻れないので、今更検証のしようもないのですが、これから特にマクロ機能を多用するシーズンに突入するので、このまま使い続けるか買い換えるか悩みどころです。

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2007年4月30日 (月)

みなかみ諏訪峡と新型ワイコン

先日の吾妻峡に続いて、水上五峡の一つである諏訪峡に出掛けてきました。

20070430
利根川に架かる笹笛橋より谷川連峰を望む。今日は初夏を通り過ぎて夏を彷彿とさせるような1日でしたね。
GR DIGITAL F5 ISO64

20070430b
同じく笹笛橋より諏訪峡方向を望む。始まったばかりの新緑が川面の反射を映して眩しいほどです。残念ながら諏訪峡への遊歩道は、現在落石が多いとのことで通行止めでした。
GR DIGITAL F5 ISO64

20070430c
紅葉橋から笹笛橋の間の利根川両岸は桜並木になっています。さすがにソメイヨシノは終わっていましたが、ヤエザクラとシダレサクラは今が見頃になっています。ツツピー、ツツピーの声を探すと、満開のヤエザクラの花の中をヤマガラが飛び回っていました。
SONY HVR-V1J

20070430d
上毛かるたで「(み)水上谷川スキーと登山」と詠まれるみなかみ町(旧水上町)ですが、これからの季節のアクティブレジャーと言えばラフティングです。GWを迎えて早々とラフティング会社が営業を始めていますが、今日は上流のダムで放流をしているので特に水量が多く、まさにラフティング日和です。しかし見ている分には気持ちよさそうですが、歳のせいかアレに載りたいとは思いませんね(笑)。
SONY HVR-V1J

20070430e
ネコの頭のようなピークの形状が特徴の谷川岳。もちろん谷川連峰の主峰であり、このGW中にも結構な数の登山客が、天候に恵まれた春山登山を楽しんでいるかと思います。また、山頂から続く天神尾根の中腹には天神平スキー場があり、GW中までは滑走可能のようです。
SONY HVR-V1J

20070430f
今日は先日届いたばかりのレイノックス製のワイドコンバージョンレンズ「HDP-6000EX」のテスト撮影を兼ねています。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

フードを兼ねた前枠の直径は117mmもあって、HVR-V1Jに装着..V1Jのフィルター枠は62mmなので72mm→62mmの変換アダプターが必要..するとその大きさがかなり目立ちますね。重量も500g近くあってややフロントヘビーになるので、カウンターバランスを後ろにとる必要があります。倍率は0.79倍、V1Jの最広角側35mm換算で29mm相当の広角撮影ができ、森の中の撮影等で活躍してもらうことになります。

ロングショットで逆巻く波や新緑を、広角マクロ的にヤマブキやユキヤナギ等を実写してみましたが、ワイコン装着を感じさせない写りに感心しました。ハイビジョン対応を謳うだけあってなかなかの解像感です。ノーマルの状態の映像も撮って交互に見比べてみましたが、フィックスの絵ならば周辺部の像の流れを確認できるかもしれませんが、そうでなければワイコン装着をすぐに看破するのは難しいでしょうね。

実はV1Jには0.8倍ワイコン(VCL-HG0862K)が専用アクセサリーとして用意されており、バヨネット式..HDP-6000EXはねじ込み式..でワンタッチで付け外しができるようになっています。使い勝手としては圧倒的に専用ワイコンの方が良いのですが、私としてはキヤノンXL H1でも兼用でワイコンを使いたいので、社外品のHDP-6000EXを選んだ次第です。

20070430g
桃の花も良い感じで咲いています。
GR DIGITAL F5 ISO64

20070430h
上の倅が山岳部の山行でたろっぺ..タラの芽のこと..を採ってきました。足慣らしで登った近所の山で、現場で暇をもてあまして皆で藪に分け入り、いつの間にかたろっぺ採り大会になったとのこと。一体何をやる部活何だか(苦笑)。まあそれはさておき、たろっぺとくれば天ぷらが一番ということで、揚げたてに塩ふって冷たいビールで頂きました。山の恵みと山岳部顧問の気まぐれに感謝(笑)。
GR DIGITAL F2.4 ISO154

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2007年4月27日 (金)

春の吾妻峡

先週末に草津と志賀高原を結ぶR292の冬季通行止めが解除されました。そこで渋峠から芳ヶ平辺りの残雪の風景でも撮ろうかと、早起きして出掛けてみれば..

20070427
せっかく日の出前に到着したのに、よもや積雪で通行止めとはいやはやまったく(苦笑)。昨日の荒れ模様は北部の県境に雪を降らせたようですね。とりあえずその内に開くだろうと楽観的に待つものの、8時過ぎに押っ取り刀でやって来た国交省のお役人の話では、10時頃には開通させる予定だとか。すでに車中で2時間ほど寝て暇つぶしをしていたので、これ以上待つのは時間の無駄と判断しやむなく下山の途に。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 270mm
ISO100 Picture Style「スタンダード」

20070427b
夜が明けてからゲート付近の森をうろつきましたが、標高1300m付近でも数cmの積雪がありました。明け方の外気温は氷点下2℃。最近の春めいた陽気に慣れた身には、フリースセーター1枚では相当に寒いです。
GR DIGITAL F7.1 ISO64

20070427c
さて、草津を後にしてそのまま帰るのでは芸がありません。そこで長野原の吾妻峡に寄ってみることにしました。秋以外の季節に吾妻峡を訪れるのは久しぶりのことです。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 10mm
ISO100 Picture Style「風景」

20070427d
吾妻峡(吾妻渓谷)は、吾妻川が時の流れの中で溶岩台地を削って作り上げた全長3.5kmほどの急峻な渓谷で、上毛かるたでも「(や)耶馬溪しのぐ吾妻峡」と詠われる紅葉の名所です。写真は「八丁暗がり」と呼ばれる流れ。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 20mm
ISO100 Picture Style「風景」


20070427e

紅葉で魅せるその多様な植生は新緑においても同様で、ミズナラやクヌギそれにカエデなどが春の日差しを受けて眩しく輝いています。紅葉と同様に新緑にもピークがありますが、恐らくこの数日が見頃ではないでしょうか。ふと耳を澄ませば、新緑の木漏れ日に混じって、どこからかオオルリとキビタキの囀りが聞こえてきます。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 22mm
ISO100 Picture Style「風景」


20070427f
春の渓谷を彩る花木と言えばヤシオツツジでしょう。川縁の岩場から川面に突き出るように生え、川を渡る風にピンクの花を揺らすその姿は、訪れる人の感嘆の声を誘います。ここ吾妻峡で見られるのは主にムラサキヤシオです。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 Picture Style「風景」

20070427g
こちらは遊歩道脇のを近くに寄って広角で撮影。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

20070427h
モスグリーンの山肌に薄いピンクの色彩が目立つのはヤマザクラ。ヤシオツツジと並ぶこの季節の山の彩りです。日当たりの良い斜面のものは散り始めていましたが、日陰のものはまだもう少し見られそうです。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 Picture Style「風景」

20070427i
関東の耶馬溪とも呼ばれ、国が名勝指定する吾妻峡ですが、実は近い将来ダム湖の底に沈む予定(2010年の完工予定)になっています。ダム建設に絡んではご多分に漏れず、半世紀近くその是非を巡って様々な争いや運動が行われてきました。ここでその史実を紹介するのは割愛しますが、全国的な脱ダムの流れの中で、ここだけはどうしても作るのだという国交省(言わずもがな国ですな)の執念のようなものを感じます。それでもダムサイトを当初の建設予定地から600mほど上流側に移したことで、渓谷の四分の三は保護されることになったのは不幸中の幸いと言えるでしょう。ちなみにこの写真の風景はダムの底に沈みます。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 28mm
ISO100 Picture Style「風景」

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2007年4月26日 (木)

強風にて撤退

事前にある程度は覚悟して出掛けたのですが、今日の北部山域は予報通り猛烈に風が吹き荒れました。

それでも朝のうちは晴れ間も出て、もしかしたらと期待もしたのですが、9時を過ぎた辺りから風が強く吹き始め、谷伝いに通り抜けてくる風圧にブラインドが吹き飛ばされるかと思いました(汗)。ここの撮影ポイントで使っているブラインドは常設ではなく簡易的なもので、四隅を周囲の木々にザイルで結んであるだけなので、吹き上げる風にはめっぽう弱いのです。本当はシーズンを通して常設しておきたいところですが、ネコの額ほどしかない狭い岩場の隙間なので、なかなかそういうわけにはいかないのです。

バタバタと風にはためくブラインドもさることながら、その震動でビデオカメラまで揺れるのには閉口しました。レンズはスチル用の超望遠レンズ(500mm)を装着しているので、少しの震動でもファインダーの映像が大きく揺れてしまうのです。少しでも風の影響を受けぬようフードと外付けマイクを外してはいるのですが、それでも揺れは収まりません。そうこうしているうちに空が暗くなったかと思うと、雷が鳴り出して雨も降り始めたので、仕方なく速攻で荷物を撤収、巣内に親がいないことを確認して岩場を後にしました。

20070426
新緑にはまだ早いモノトーンの山々ですが、500mほど離れた対岸の尾根筋でコブシが白い花を咲かせ始めました。
EOS30D EF500/4L IS
ISO400 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

20070426b
この美しいブルーに彩られたのはカケスの羽。大きさ(約5cm)から言って次列雨覆の辺りでしょうか。ブラインド内でいつも椅子代わりにしている石の上に、まるで誰かが置いたかのように落ちていました。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

20070426c
こちらは車の脇で見つけたヤマドリの羽。これだけだと部位までは特定できませんが、恐らくお腹の辺りではないでしょうか。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

20070426d
帰りがけに林道脇の水たまりでニホンヒキガエルを見つけました。それも1匹や2匹ではなく、20匹以上はいたようです。動作は鈍いですが追いかけっこをするもの、背後から抱きしめるもの、今まさに彼らの恋の季節のようです。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

20070426e
31日齢の雛と雌親。とりあえず順調です。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

今日は散々な天気でしたが、気温がそこそこ高かったせいか、エゾハルゼミがほんの一瞬だけジーコジーコと鳴きました。それとセンダイムシクイも今季初認です。ブラインドのすぐ目の前までやって来て、「チヨチヨビー」と鳴いてくれました。

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2007年4月20日 (金)

桜前線北上開始

利根沼田エリアの桜前線が北上を始めたようですね。旧月夜野町や川場村、それに昭和村などは今が満開の見頃です。

20070420
川場村役場前

20070420b
昭和村役場前

20070420c
昭和村の下の段から赤城高原に上がる七曲がりのソメイヨシノも満開です。

GR DIGITAL F5 ISO64
(以上データ共通)

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2007年4月17日 (火)

束の間の晴れ間に桜

天気予報によれば、今週の関東地方は週末まで雨模様のようです。前年度の報告書の作成やらビデオの編集やらと、デスクワークがたまっているのでちょうど良いお湿りではありますが、色々と確認しておかなければならないこともあるので、少しでも山へ出掛けられるとありがたいのですけどね。と言いつつ、渡ってきたばかりのクロツグミの声を遠くに聞きながら、今日は朝からPCに張り付いています(苦笑)。

20070417
沼田に所用で出掛けたところ、雨が止んで青空が広がってくるではないですか。車には先週末よりカメラが積みっぱなしになっていたので、沼田公園の桜を見に寄り道してきました。
GR DIGITAL F3.2 ISO64

20070417b

20070417c

20070417d

20070417e

20070417f

雨が止んだとは言っても好天に向かう雰囲気ではなく、束の間の晴れといった感じです。沼田公園のソメイヨシノは先週末が満開..昨年より一週間早い..で、ちょうど桜祭りの開催中でしたが、今週のこの荒れ模様では散るのが早まりそうですね。御殿桜にいたってはすでに散り際でしたし。

こんな中途半端の天気では人出も少なかろうと思っていましたが、市議会選挙の喧しい演説もあってそこそこ賑わっていました。

EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5、EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

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2007年4月14日 (土)

ウバユリ

今日は午後から用事があったので、たまたま現場で一緒になった友人と午前中だけフィールドを巡回しました。

20070414
山でいつも見かけていている割に、その素性が知れない植物って結構あるわけですが、写真の食虫植物みたいなやつもその一つでした。が、意外にも友人はその正体を知っていて、彼が言うにはウバユリ..もしかしたらオオウバユリかも..なんだとか。帰宅してからその名前を図鑑で調べてみて納得です。S君お世話様..と言っても彼はこのブログの存在を知らないけど(笑)。
GR DIGITAL F3.2 ISO64

ウバユリは漢字で「姥百合」。ユリの花なんだからもう少しマシな名前を付ければとも思いますが、花が咲いているときにはすでに葉が枯れているので、「歯がない」に引っかけて姥百合なんだとか。面白いですねぇ、誰がこういったしゃれた名前を考えるのでしょうか。まさか頭の固い学者さんってことはないですよね(笑)。

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2007年4月13日 (金)

ツツジ咲き、ノビタキ現る

20070413
今週に入ってから近所のツツジが咲き始めました。とりあえず一株程度で、それもまだ満開ではありませんが、昨年より一週間ほど早い開花です。それと今朝はF牧場の牧草地で、渡り途中のノビタキ2羽を確認しました。赤城高原でノビタキを見かけるのは概ね秋に多く、春の渡りでの記録は初めてかもしれません。
GR DIGITAL F3.2 ISO64

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2007年4月11日 (水)

ようやく梅、でもまだ霜柱

20070411

20070411b
ツバメが飛ぶようになった標高700mの赤城高原も、ようやく梅が満開になりました。昨日の記事で糞の写真をアップしたら、一部で評判がよろしくなかったようなので(笑)、今朝は口直しに花の写真をどうぞ。

20070411c
梅は咲いても朝はまだストーブが手放せません。今朝は春らしい暖かでしたが、昨日は霜柱が立っていました。

GR DIGITAL ISO64
(以上データ共通)

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2007年4月 9日 (月)

珊瑚寺の桜とオオタカ

仕事で前橋に出掛けた帰路、富士見村の珊瑚寺に寄ってみました。ソメイヨシノは8~9分咲きといったところで、木によってはほぼ満開、ちょうど今が見頃ですね。桜前線自体は富士見村から旧北橘村辺りまで上がってきており、やはり例年より一週間近く早い感じです。富士見と標高の近い嶺公園辺りだと、そろそろ散り始めていました。

20070409

20070409b

20070409c
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS
ISO100 DPP3.0 Picture Style「風景」
(以上データ共通)

20070409d
ソメイヨシノの花の蜜を吸いに、メジロとヒヨドリが入れ替わり立ち替わり頻繁にやって来ていましたが、突然のオオタカの来襲にパニックに陥り、右往左往していました。一番高いソメイヨシノの樹冠に突っ込んだ際は、ハンティングに成功したかと思いましたが、出てきたときは手ぶら(足ぶらか)で、その後池の上空を2回ほど低空で旋回した後、再び飛んできた方に戻っていきました。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 DPP3.0 Picture Style「忠実設定」

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2007年4月 1日 (日)

黄砂

今日は黄砂が凄かったですね。近年では最もひどかったのではないでしょうか。まるで靄が立ちこめたように視界が悪く、晴れているのに遠望が利きません。赤城高原から直線距離で30kmほど離れた谷川連峰は無論のこと、目の前の子持山さえボンヤリとしていました。こんな日に野外で活動すると、全身黄砂まみれ間違いないですな。

20070401
高崎の西部ではソメイヨシノは四分から五分咲きと言ったところで、来週半ばぐらいには満開となりそうです。シダレザクラも同様ですが、1本だけ八分咲きのものがあり、やや強めの風に揺られていました。
GR DIGITAL F5 ISO64

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2007年3月10日 (土)

GRDの復帰と梅林

先月の道東取材中、GR DIGITALの沈胴式レンズが引っ込まなくなるというトラブルが発生。以前使っていた同社Caplio R1でも同様なトラブルを経験しており、結構アクロバティックな仕掛けでレンズを出したり引っ込めたりしているようなので、同社製のレンズユニットに起因する何か慢性的な問題でもあるのでしょうかね。

取材から帰って早々にメーカーに修理に出していたのですが、先日一週間ほどで手元に戻ってきました。調査等で山へ入るときは常に一眼レフカメラを携行しているので、コンパクトデジカメが無くとも撮影に支障はないのですが、さすがに簡単なスナップやメモ代わりの撮影には不便を強いられていたので助かります。

GR DIGITALを使い出して1年以上経つので、メーカー保証はすでに対象外です。修理費の見積もりによっては機体の更新..仮にその場合でもGR DIGITALを再度買うオプションはない..も考えていたのですが、意外にも無償修理で帰ってきました。修理伝票の診断症状に「ショック/鏡胴破損」とありますが、トラブル発生前にGR DIGITALを落としたりショックを与えたりしてはいないので、やはり少々腑に落ちませんね。頼んでもしないファームアップの書き換えも行われていますし。

まだしばらくはGR DIGITALを使っていきますが、予備としてもう一台のコンパクトデジカメを用意した方が良さそうですね。

20070310
昨日は仕事で高崎まで出張、夜はそのまま関係者との飲み会。今朝は寝不足の目をこすりつつ、箕郷の梅林に寄り道してきました。ニュースで今週末見頃を伝えていただけあって、朝からひっきりなしにバスがやって来てなかなか賑やかです。肝心の花もほぼ満開と言っていいでしょうね。通りがかった農家の人と立ち話をしたところ、昨年より一週間以上早いようなことを言ってました。明らかに暖冬の影響でしょうね。
GR DIGITAL F5.6 ISO64

20070310b
車には先日仕事で使ったハッセル一式が積みっぱなしになっていたので、余っていたブローニーフィルムで少し撮影して歩きました。しかしやや二日酔い気味だったので、小一時間でギブアップです(苦笑)。
GR DIGITAL F5 ISO64

20070310c
プラナー80mmにエクステンションチューブ32をかませると、レンズフードの先端ギリギリまで寄れるので、そこそこのクローズアップ撮影ができます。ハッセルにはマクロプラナー120mmというマクロレンズがありますが、実際はマクロを謳うほどは寄れないので、エクステンションチューブとの組み合わせが現実的と言えますね。
GR DIGITAL F3.5 ISO64

ハッセル担いで梅林を歩いているとき、突然すぐ足下にコジュケイが姿を現しました。少し前に「チョットコイ、チョットコイ」と鳴いていたので、近くにいるのだろうと思ってはいましたが、この距離での接近遭遇は久しぶりのことです。そもそも北毛エリアでは滅多に見かけることもありませんし。もちろん驚いたのはコジュケイも一緒で、わずかな刹那の間にあわてて走って逃げていきました。脱兎の如くというのは、まさにああいう状態を差すのでしょうね(笑)。

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2007年3月 8日 (木)

お目覚め

20070308
一昨日より一つ東側の谷を踏査したところ、雪上にクマの足跡を見つけました。我が北部山域フィールドでは最も早いクマの痕跡になります。よく見ると足跡のエッジがとれており、恐らくはこの一週間ぐらいの間に付いたものと思われます。大きさもさほどのものではないので、若い雄のクマでしょうか。いずれにせよしばらく山歩きは要注意ですね。
EOS30D EF-S10-22/3.5-4.5 10mm
ISO400 Picture Style「スタンダード」

20070308b
早春に咲く黄色い花といえば、里ではロウバイが挙げられますが、山ではダンコウバイかマンサクですね。特にこのマンサクは「豊年満作」が名前の由来とあって、山では縁起が良いと言われています。
EOS30D EF28-300/3.5-5.6L IS 300mm
ISO100 DPP2.2 Picture Style「風景」

昨日と言い今日と言い、寒の戻りとでも言うのでしょうか、まるで冬に逆戻りしたかの如く寒いですね。踏査を終えてからまだ時間があったので、近くの定点に入って観察を始めたのですが、日陰だったこともあって震え上がるような寒さでした。歩きが前提でダウンもアンダーウエアも持ってこなかったのが敗因です。沢沿いでは気の早いミソサザイが賑やかに囀るようになりましたが、山ではまだまだ冬に勢いがあるようですね。

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2007年2月 9日 (金)

ロウバイ

20070209
仕事で前橋に出かけた際、赤城の南面でロウバイが咲いているのを見つけました。ロウバイは漢字では「蝋梅」と書き、蝋細工のような梅に似た花を付ける..梅の仲間でない..ことから付けられた名前です。香りが良いのも特徴で、撮影している間中、周囲に良い香りが漂っていました。ちなみに暖冬だから突然咲いているわけではなく、元々厳冬期に花を付ける種類ですね。

EOS30D EF70-300/4.5-5.6 DO IS 300mm
ISO100 DPP2.2 Picture Style「忠実設定」

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2006年9月23日 (土)

季節外れにツツジ咲く

20060923
何を勘違いしたのか、今頃クロフネツツジが咲き始めました。そう言えば今朝の新聞でも、館林のツツジが半年早く開花したと伝えていましたね。何でもこのように季節外れに開花することを「不時現象」と言うらしいですが、ここの所の気温の高さが原因のようです。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

ブログ内のカテゴリーをそれらしく細分化して、過去の記事についても一通り分類し直してみました。カテゴリーについて、今まではあまり気にしたことがなかったのですが、途中から当ブログをご覧頂いている方が過去の記事を読もうにも、ココログ自体に検索機能がないので、記事の絞り込みはカテゴリーに頼るしかないわけです。が、今までのカテゴリーではあまりに大雑把すぎたため(笑)、一々読むのが大変と指摘されていました。一応、過去の記事をあらためてチェックしていくつかのキーワードをあぶり出したので、しばらくはこれで行ってみようと思います。過去の記事についてバタバタとやっつけ仕事で更新したので、あちこち分類ミスがあるかもしれませんが、まあその辺は適当と言うことで(笑)。

ちなみに、カテゴリーの中に従来より「写真」と「自然」と言うのがありますが、当ブログの性格上ほとんどの記事にどちらも付与されていますので、その点は予めご注意ください。また、当然ながら一つの記事に複数のカテゴリーが付与されています。

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2006年9月 3日 (日)

秋桜とちょい古レンズ

玄関脇のコスモスを昔のマニュアルレンズで撮影してみました。

20060903

20060903b

20060903c

20060903d

撮影にはEOS-1D MarkII Nにマウントアダプターを介して、ニコンのAi Nikkor 28mm F2.8Sを使用しています(下の写真)。Ai Nikkor 28mm F2.8Sの特徴はそのコンパクトさと最短撮影距離の短さですね。広角28mmでありながら20cmまで近接出来るのは特筆ものです。データは共通で何れもISO100の絞り開放、上の二枚はDPP2.1にてピクチャースタイル「忠実設定」、下の二枚は同「風景」で現像しています。

20060903e

私はカメラやレンズをコレクションする趣味はないので、使わない機材は次第に整理されていきます。ニコンの機材も大分少なくなりましたが、キヤノンのEFレンズには見られない個性的なマニュアルニッコールは、F一桁機共々まだ何本か手元に残しています。上の作例でも判るとおり、古い設計ではありますがまだ十分に現役で活躍出来そうです。一部のレンズでは5Dのようなフルサイズ機だと周辺が厳しいですが、1D系だとややトリミングされた状態なので、多少描写が流れたところで「レンズの味わい」として許容すればOKですね(笑)。

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2006年8月30日 (水)

小さな夏の花々 Vol.2

昨日の不明種(上から5枚目の写真)は「ヌスビトハギ」だと判明しました。そう言われて手持ちの図鑑3冊を再度開いたところ、うち1冊に掲載されていました。昨日の時点ではその写真からは判断できませんでしたが、言われてみればなるほどと合点がいきます。uaさん、ご指摘いただきどうも有難うございました。動物屋からするとなかなか植物は奥が深いですな。てなわけで本日も昨日の続きです。

20060830
ヘクソカズラ(屁糞蔓)とは、見た目と違って何ともまた品のない名前ですね。大体想像は付きますが、実を傷つけると臭い匂いを放つんだそうです。

20060830b
アカマンマの別名を持つイヌタデ(犬蓼)のタデは、「蓼食う虫も好き好き」の蓼のことです。食べられるそうですが、タデよりは辛みが少ないとか。

20060830c
ご存じ「ネコジャラシ」ことエノコログサ(狗尾草)です。本種はやや大きめのアキノエノコログサですね。

20060830d
オミナエシ(女郎花)の仲間のオトコエシ(男郎花)。オミナエシよりは大きく毛深いので男の字を当てているようです。なりは大きいですが、花の一つ一つは非常に小さいです。

明日も引き続き..と言いたいところですが、午後になって有志の手による草刈りが入ったようで、夕方歩いたら路肩がきれいに刈られておりました。なので小さな夏の花々はこれにてお終いです。また違うネタを探しましょう(笑)。

GR DIGITAL F2.4 ISO64(データ共通)

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2006年8月29日 (火)

小さな夏の花々

散歩の道すがら見掛ける路傍の小さな花々。夏草とか雑草とか言ってしまえばそれまでですが、たまにはしゃがんで視線を下げてみましょうか。

20060829
ツユクサ(露草)は文字通り朝露の降りる頃に咲いて、日中にはしぼんでしまう一日花。花の汁は染料として使え、その昔は友禅染の下絵に使われていたそうです。

20060829b
胡麻の葉に似ていて食べられることからゴマナ(胡麻菜)。属名のAsterはラテン語で「星」を意味します。

20060829c
キンミズヒキ(金水引)は俗に言うヒッツキグサの仲間。小さな実が動物や人の衣服にくっついて分布を広げます。

20060829d
蔓性で葉がボタンに似ていることからボタンヅル(牡丹蔓)。まとまって咲いているので遠くからでも目立ちます。

20060829e
花自体はホントに小さくて、GRDのマクロ機能でもでもなかなかフォーカスが合わなくて苦労しました。でも種不明です。どなたか教えてくださいませ。
2006/8/30追記 ヌスビトハギと判明。uaさんに教えていただきました。

20060829f
黄色い花が釣り下がっているキツリフネ(黄釣舟)は、ツリフネソウの仲間です。ホウセンカのように触っただけで種子がはじけることから、学名のnoli-tangeleは「私に触らないで」だそうです。言い得て妙ですね(笑)。

GR DIGITAL F2.4 ISO64(データ共通)

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2006年8月28日 (月)

秋桜

20060828
過ごしやすい日が続きますね。日中に窓を開けなくても平気なのは6月以来でしょうか。夜ともなれば過ごしやすさを通り越して涼しすぎるくらいで、夏掛けから布団が少し厚くなりました。なんてうつつを抜かしていると、残暑でまた暑くなったりするんでしょうけど(笑)。写真は玄関脇の日当たりの悪い花壇に植えられたコスモスですが、この一週間でまとまって一気に咲き始めました。早いものは7月下旬には咲いていて、秋の花の代表のように言われるコスモスも、赤城高原では盛夏から普通に見ることができます。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

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2006年8月21日 (月)

朝に夕にずぶ濡れ

20060821
朝露なのか霧雨なのか、演習林の縁で月見草(マツヨイグサ)がしっとりと濡れていました。ララァを近くの木に繋いでから、付近を少しGRDで撮影したのですが、気が付くと霧雨で全身びっしょり濡れてしまいました。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

そして夕方は久しぶりの夕立にやられました。ゴロゴロ鳴ってはいましたが、まだ片品川辺りだろうと思い取り敢えず早歩きで出掛けたのですが、折り返し点に到達する前にザーっと振られました。最近夕立がなかったので油断してましたね。仕方なくしばらく防風林でやり過ごしましたが、一向に止みそうにないので、まあ無駄に暑いよりはましか..などとうそぶきながら濡れながら下ってきました。もちろん暑がりのララァは嬉しそうに歩いてましたけど。

ビデオを編集しなければならないのですが、午後は仕事そっちのけで決勝再試合を観戦してしまいました(笑)。昨日の試合とはうって変わって今日は早実のワンサイドっぽい試合展開でしたね。駒大苫小牧の田中君は先日のキレが無く、方や早実の斎藤君は昨日と何ら変わることのない落ち着いた見事なピッチングでした。とにもかくにも「早実の初優勝おめでとう!」ですが、両校ともよく健闘したのではないかと思います。両エースの将来の活躍が楽しみですね。

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2006年8月11日 (金)

ヒマワリ咲く

20060811
庭のヒマワリが咲きました。畑の隅の日当たり一等地なのになかなか花開かなかったんですが、今朝ようやく一輪だけ咲きました。ご近所のヒマワリはもうずいぶん前から咲いているんですけど、肥料が悪いんですかねぇ。その上何故か北向きだし(苦笑)。
GR DIGITAL F2.4 ISO64

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