柿九年
我が家の柿の木に今年初めて実が付きました。実はこの柿、実家の母親が記念にと下界の園芸屋から買ってきた鉢植えの小さな植木で、700mのハイランドではとても実はならないと思っていたので、適当に庭の隅に植えてありました。が、そんな主役でない扱いがあだになって、2年目に刈り払い機でバッサリないでしまいました(苦笑)。すぐに根本付近で挿し木にして、あれからおおよそ9年間放置。その間うんともすんとも動きは無かったのに、今年は何を血迷ったかご覧の通りです。まだピンポン球をちょっと大きくした程度ですが、数だけは結構揃っていて、何となく熟すのを期待してしまいますね。
とは言っても寒冷地仕様ではないので、恐らく、いや間違いなく渋柿でしょう。なので最終目的は干し柿。そして半分は甘党の鳥たちへの冬前のご奉仕となります。朝たまに見掛けるアオゲラが来てくれると嬉しいですが、基本的にヒヨの縄張りなので、そう上手い具合にはいかないでしょうね。