燃ゆる奥日光
天候が今ひとつで、時期もやや遅いかと思いつつも、戦場ヶ原から中禅寺湖まで巡ってきました。期待をしていないと、予想以上の出会いにはそれなりに気分も紅葉、いや高揚するものですが、なかなかに赤く燃えるような色付きに出会えました。
湖畔の森には相変わらずサルが多いですね。千手ヶ浜近くの森ではハギマシコを初認。ワシはまだもう少し先になるかな。
天候が今ひとつで、時期もやや遅いかと思いつつも、戦場ヶ原から中禅寺湖まで巡ってきました。期待をしていないと、予想以上の出会いにはそれなりに気分も紅葉、いや高揚するものですが、なかなかに赤く燃えるような色付きに出会えました。
湖畔の森には相変わらずサルが多いですね。千手ヶ浜近くの森ではハギマシコを初認。ワシはまだもう少し先になるかな。
お犬様の運動場が広々。先日、今年最後の牧草を刈り取ったので、もう来春まではこのままです。ここを子育ての場としていたヒバリたちもすでに去った後なので、朝は静かなものです。バカ犬が全開ですっ飛び回っても、もう誰も文句を言うことはありません(笑)。
標高1000mより上では、ミズナラがそろそろ葉を落とし始めていますね。そして入れ替わるようにカラマツの黄葉が目立つようになりました。カラマツの黄、ミズナラの茶、そして針葉樹の深緑が逆光の中、美しいコントラスト作り出しています。
抜けるような秋空の中、子天狗が見せつけるように南風に乗って、高く高くどこまでもソアリングしていきます。雲一つない青空に透き通る、若き三ツ星のその成長ぶりには目を見張りますね。
今日の定点は標高1100m付近の尾根。吹きさらしなので風が吹けば寒いかと、念のため上着を持ち出しましたが、日中は南風だったせいか、シャツ1枚でも問題なく過ごせました。秋深しされどまだ暖かしです。
紅葉前線は西の森付近では1000m付近まで下降中。この辺りでは今年はカエデの色付きが良いようです。午後遅く、ズームレンズで秋の彩りを切り取っていると、手の甲に雪虫が留まりました。今年の紅葉前線の動きは少し早いとのことですが、すでに雪虫が姿を見せ始めたところを見ると、冬そのものの到来が早いのかも知れませんね。
11月に入り、紅葉が一気に里に駆け下りてきています。ツグミの群れ飛ぶ稜線から山間の山村を遠望すれば、里は晩秋の色に包まれているのが判ります。
フィールドとしている山塊の東側エリアを踏査。写真は目的の稜線に向かう途中、ミズナラの森で見付けたクマ棚。森の中も落葉が進んで見通しが良くなってきており、目をこらすとあちこちにクマの痕跡を見付けることができますが、どうにか今年もあまりクマ騒動を聞くことなく、冬を迎えることができそうです。
フィールドスコープで対岸の尾根筋を眺めていたところ、優に百羽を超える鳥影を確認。ざっと200羽程度まで数えたところで尾根を越えてロスト、距離があったので種名までは不明ですが、その特徴あるシルエットからレンジャクであることが判りました。レンジャクの仲間は年によって渡来数に差があり、県内でも当たり年とそうでない年が明確に分かれています。今日入山したエリアは比較的昔からレンジャクを見る機会は多く、それはあちこちにヤドリギが多く目に付くことでも判ります。
伐採地の倒木上で見付けたテンの高糞。テンは基本的に生き餌を狩る肉食獣ですが、この季節は木の実なども好んで食べる傾向があります。それにしてもこれだけ見晴らしが良いと、さぞかし気持ちのいい排便でしょうね(笑)。
EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL
上州武尊山のノースフェイス。我が家から見える山頂南側の冠雪はすぐに解けてしまいましたが、北側の森林限界付近には午後になっても着雪が見られました。
標高1500m付近はすっかり冬景色。唯一カラマツの黄葉が晩秋の彩りを感じさせます。
冬枯れた奥利根のブナの森に、渡ってきたばかりのツグミの鳴き声が鋭く響き、武尊の北麓を駆け下りる冷たい風に初冬の匂いが漂います。
ブナの森に足を踏み入れると、日陰には今朝降った初雪が残っていました。陽が当たればすぐにでも解けてしまう程度のものですが、これから奥利根は深い雪に埋もれる長い冬の季節を迎えます。今年も撮影では幾度となく訪れましたが、坤六峠に通ずる県道も11月10日で来春まで通行止めとなります。
紅葉前線は湯ノ小屋から藤原付近まで降りてきています。今朝冠雪した笠ヶ岳との対比が美しいですね。
EOS-1D Mk3(EF28-300/3.5-5.6L IS)
GR DIGITAL
夕方、ララァの散歩コース上にある十二様の社にて、ジョウビタキを確認。我が赤城高原では今シーズン初認となります。来月に入ればツグミも山から下りてくるでしょうから、夏鳥が去ってしばらく閑散としていた朝夕の散歩コースも、また賑やかになりそうです。
今日はアプローチ林道を徒歩で辿って、ホームレンジの谷の様子を見に行ってきました。一昨日同様に空模様が目まぐるしく変化する一日でしたが、北風が渓流に沿って吹き抜ける度に周囲のカラマツを揺らすため、上から横から黄葉した細い葉が辺り一面に舞っていました。案の定、家に戻ってからバックパックを開いたところ、あちこちからカラマツやハンノキの葉が出てきました。
雲の帯が抜けて不意に光が射すと、渓流沿いのモミジやカエデの赤が映えます。
この夏以降、今シーズン初めて林道の奥まで入りましたが、最深部はご覧の通りの有り様。右が林道で左が渓流なんですが、どうもいつぞやの大雨の際に大水が出て、林道を押し流してしまったようです。取りあえずいつもの長靴スタイルなので、ガレ場と化した林道ではなく渓流側を進みましたが、季節柄、場所が場所だけにこりゃしばらくは復旧しそうにないですね。
午後になって雲が広がり、陽が陰ってからのあまりの寒さに、思わず今シーズン初めて手袋を着用。温度計を持ってこなかったので外気温は判りませんが、冷たい北風が露出した肌を刺すように吹きました。もうすぐ11月になろうかというこの季節、そろそろ防風のジャケットも用意しなければなりません。
夕方いつものようにララァと近所の森へ巡回に出ましたが、家の周辺ではあちこちで蒟蒻芋の掘り出しが始まりました。背後に冬型の雲に包まれた上州武尊山を望みつつ、コンテナを畑に並べて流れ作業で手際よく芋を選別していく様は、晩秋の赤城高原の風物詩でもあります。
EOS50D(EF-S18-200/3.5-5.6 IS)
GR DIGITAL
倅が山岳部の月例登山で西部県境の四阿山..これを読める人はその筋の人だけ..に登ってきましたが、山頂一帯は積雪に覆われていたようです。上越国境沿いの山々も終日厚い雲の中だったので、もしかしたら冠雪しているかもしれませんね。
利根の紅葉前線は概ね7~800m前後を下降中ですが、吾妻峡では600m辺りまで下がってきています。先日も書いたように紅葉の誘発は気温次第なので、地域ごとの地形等による寒暖の差が現れていると言えます。
写真で見るといかにもな眺めですが、今日現在ではまだ渓谷より上止まり。川面を含めた全体的な見頃は来週、いや、今週の気温の下がり具合によっては、この週末辺りは良い感じではないでしょうか。その分連休は人出も最高でしょうけど(笑)。
「あ、デケェ鳥」と下の倅が指さす方を見上げれば、紅葉の岸壁上空をク○タカがペアで旋回中でした。写真左上の黒いほんの小さな点がそれで、決してゴミじゃありません(笑)。
EOS50D(EF-S10-22/3.5-4.5、EF-S18-200/3.5-5.6 IS)
先週に比べてだいぶ紅葉が降りてきましたね。いつもの北部フィールドでは、谷筋の中腹から麓にかけてが見頃を向かえています。
今日は寒気が流れ込んだ影響なのかやや天候が不安定で、テルモスのコーヒーを啜りつつ空を眺めていると、早回しの映画のように次から次へと様々な色形の雲が流れていきます。雲の動きに合わせて谷の中を陰影が移動していく様は、考え事をして思考が停滞しているうつろな目には、さながら上質な無声映画のようでした。そして谷筋の植林地からは終日森林組合のチェーンソーのエンジン音..その昔なら斧を打つ音かな..が鳴り響き、昼飯を食べてさらに眠くなった思考回路の隅っこを、何となく冬が近いのかなぁなどという思いがボンヤリと通り過ぎていきました。
眠気覚ましの用足しのために背後の藪に分け入ると、マムシグサが赤い実を付けていました。少しずつ彩が無くなりつつある森にあって、唐突に目に飛び込んでくる赤とその奇異の形は、何か異質な毒々しさを放っています。
EOS50D(EF-S18-200/3.5-5.6 IS)
今夏の月例調査はあまり天候に恵まれず、まともなデータが取れなかったのですが、今月は久々好天に当たって良好な一日となりました。すでに本格シーズンへと突入したこともあり、調査対象の動きも活発であったので、全ステーションでそれなりの結果が得られたのも助かりました。
昨日紅葉は今一つと書きましたが、全県下において良くないという話ではなく、あくまで昨日の玉原の状況を書いたに過ぎません。今日は終日北部山沿いの森を眺めていましたが、この辺りではカエデなど赤の色付きは良いようです。
今日は昨日に比べてヘイズが多かったですね。かといって視界不良とまではいきませんが、遠景の斜面バックで逆光気味になると、対象をロストするケースが多くなりました。そんな厄介なヘイズも、夕景には一役買ってくれます。
EOS40D(EF-S18-200/3.5-5.6L IS)
今日は友人の家族を案内して玉原へ。いわゆるもみじ狩りにはちょうど良い時期・天候であり、10時も過ぎると人出もなかなかものでした。もっとも我々は朝の早い時間帯にぐるっと一回りしてしまったので、友人らも静かなブナの森を楽しめたようです。
それにしても今年の色付きは、ちぐはぐというかまあ今一つな感じです。8月後半の気温の低さから一転、秋風の吹き始めとともに暖かい日が続いているせいか、紅葉自体にムラがあるように見受けられます。やはり彼岸を過ぎる頃から気温がグッと下がるようでないと、深みのある紅葉にはなかなかならないものです。
広葉樹の紅葉には気温の低さが欠かせません。気温が低くなることで根からの水の吸収量が減り、光合成が活発でなくなることで、緑の色素であるクロロフィルが分解、代わりに黄色の色素であるカロチンが目立つようになり、それが葉の紅葉や黄葉になるというわけです。秋になっても中途半端に気温が高いようだと、木も光合成を続けて良いのか来春に備えるべきか、悩んでしまうのでしょう。その結果がいわゆる「今年の色付きは今一つ」、という見方につながるわけです。
冬鳥の姿をチラホラ見るようになりました。先週のみちのく山行でジョウビタキを初認しましたが、今日はマヒワの小群を確認。日本の紅葉が良かろうが悪かろうが、生きものたちの季節移動を足止めすることなく、季節は確実に動いていますね。
EOS40D(EF-S10-22/3.5-4.5、EF-S18-200/3.5-5.6L IS)
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