ビデオ編集雑事
現在はクライアント様ご指名のFinal Cut Pro Xで編集作業中ですが、通常特に指定がなければ、編集環境はPremiereかEDIUSが標準となります。ただ、うちのPremiereはCS5(現在の最新はCS6)なので、例の評判芳しくないAdobeのアップグレードポリシーの変更にどうしたもんかと、頭が痛いところです。メインのデスクトップが未だにCore 2 Quadなので(汗)、EOS MOVIEやAVCHD編集ではCPUパワーが足りず、そちらはEDIUSでの対応となっています。
EDIUSにすべて乗り換えるのも一つの手ですが、PremiereはPro以前の6の時代から使ってきており、プロジェクトの資産が多いのと何より慣れているのが大きいですね。それにEDIUSは現在の6以降、べらぼうにぼったくりとしか思えない高価なBroadcast版でないとMXFファイルに非対応..つまりXDCAMデータが扱えない..という弱小貧困編集プロとしては業界的に致命的な問題があり、メーカー(現在はGrass Valley)に対しての不信感を否めません。とりあえずこの秋を目処に、デスクトップのCPUは最新のIvy Bridge対応のCore i7に換装予定で、同時にAdobe Creative Cloudに悪名高きAdobe税(苦笑)を払えば、その時点でEDIUSは見限ることになると思います。
とまあ、何だかんだ言っても、Grass ValleyもAdobeも人の足元を見ている点ではどんぐりの背比べであり、XになってからFinal Cut Proの値を破格に下げたAppleの爪の垢を煎じて飲めと言いたいですね。え?Final Cut Pro Xは未完成品だから安いって?まあそれを言っちゃあ、お終めぇよぅ..
出張中でもチマチマと夜にデスクワークを進めていますが、やはりラップトップPCでは画面が狭い。そこで家では、クラムシェルモードのMacBook Proを24インチモニター..左のモニターは並行して作業している別業務のEDIUS..につないで、擬似デスクトップマシンとして利用しています。一般的なノートPCは、SXGA(1280×1024)やせいぜいWXGA+(1440×900)などそれなりの解像度しか対応しませんが、MacBook Proは標準でも惜しみなくWUXGA(1920×1200)まで外部出力できるので、この点では助かっています。
ちなみに私の協力者ではWinとMacは丁度半々。ビジネスアプリやWebなど開発系はWinで、撮影やデザインなどビジュアル系はMacという、いわゆる業界標準を地で行っています。Win使いとMac使いで直接のやり取りはなく、現在はデータ交換をクラウドサービスを介して行なっているので、特に問題はないですね。まあ、Mac使いが嫌々ながらもBootcampで対応してきた、というのもありますが(汗)。それもHUBの役割を担う私が昨年からMacに回帰している..不思議とFinal Cut Pro指名が多くなった..ので、Mac使い屈辱?のBootcampとも皆オサラバしていることでしょう(笑)。
あ、そうそう、Kさんへ業務連絡。FileMakerはMacでもWinでもどちらでもOKよん。iPhoneと連携させるなら選択肢としては良いかもね。